2019-09-24

iPhone 11 の驚異的コストパフォーマンス説明する

センセーショナルスペックで華々しいデビューを遂げた iPhone 11

主に映像を中心としたコストパフォーマンスの凄まじさをここに書いておく.

レンズ

13mm F2.4

24mm F1.8

52mm F2.0

3 種のプライムレンズを搭載している

iPhone 114K/60fps の動画撮影可能, 4K 対応レンズとなると写真レンズでは解像力不足.

まり "シネプライム" レンズを搭載している事になる.

さて, シネプライムレンズ 3 本の値段を見てみよう.

要件を満たせる近しいレンズは CarlZeiss の Compact Prime CP.3 になると思われる

以下に国内ディストリビュータプライスリスト引用する.

https://www.system5.jp/products/detail93889.html

CP.3 15mm/T2.9 \653,562

CP.3 25mm/T2.9 \466,830

CP.3 50mm/T2.1 \466,830

いかがだろうか, これだけで 100 万円を超えてしま

ただし, 広角側は Zeiss より 2mm も広角なので 13mm のシネプライムレンズとなるとそれだけで数百万オーダーである.

これで iPhone 11レンズ凄さが伝わっただろうか.

スチル用では Zeiss の Otus シリーズギリギリ要件を満たせそうだが, 広角は 28mm しかラインナップされていないので除外した.

動画機能

4K/60fps

1080p/120fps

上記レンズに交換可能上記要件動画撮影できるカメラを探してみた.

13mm (上記レンズでは 15mm) の画角撮影するには "フルフレーム" もしくは "ラーフォーマット" のカメラ必要になる.

クロップされて画角が狭くなる Super35 や マイクロフォーサーズは論外という事をあらかじめ言っておく.

SONY FX9 (未発売, 120万円前後)

https://www.pronews.jp/news/20190913165025.html

CANON C500 Mark II (未発売, 170 万円前後)

https://www.pronews.jp/news/20190906130311.html

他にも探してみたが, 要件を満たせるカメラ上記 2 機種しか見当たらなかった.

4K/60p がどれだけ敷居の高い物だったのかをおわかり頂けると思う.

モニタ

Super Retina XDR

https://www.apple.com/jp/iphone-11-pro/

6 月の WWDCMacPro と同時に発表された前代未聞の高性能ディスプレイと同じ "XDR" を冠するモニタを搭載している点も見逃せない.

"XDR" モニタは 400 万円のプライスタグが付く SONY のマスタモニタであることは皆さんもご存じだろう.

https://japan.cnet.com/article/35138580/

これだけのモニタを搭載したスマートフォンが今まであっただろうか ?

答えは "No" だ.

プロセッサ性能

Apple による比較解説を以下に紹介する

https://japanese.engadget.com/2019/09/11/iphone-a13-bionic/

見ての通り Galaxy の 2 倍, Pixel に至っては 3 倍のプロセッサ性能性能を叩き出している.

これらに相当するプロセッサは何だろうか.

それは Mac 上位機種にのみ許された Core i9Xeon プロセッサだ.

これら Intel フラグシッププロセッサを搭載したコンピュータが 15 万円で買える話しなど聞いたことがない.

さらに A13 プロセッサ内蔵の GPU は Metal のアクセラレーション可能だ.

もはやスマートフォンというよりはクリエイティブワークステーションである.

まとめ

iPhone 11カメラ機能だけを見ても数 100 万円相当の価値がある事がわかっただろうか.

高い高いと言うがよく考えて欲しい.

170 万円相当のカメラに 200 万円相当のレンズ, 400 万円相当のモニタ, それを Appleエコシステムに裏打ちされた唯一無二で孤高のユーザエクスペリエンスが包括するオールインワンクリエイティブワークステーションである.

これでも 15 万円のプライスタグを "高い" と揶揄できるだろうか ?

揶揄出来るとしたら貴方の頭はどうかしているか Apple より優れた企業のある別時間軸の住人なのだろう.

まり iPhone 11 は "写真が撮れるスマホ" を突き放し, シネティックスマートフォンという新たな次元進化した新世代のマシンである.

タピオカなどと揶揄する人達は, iPhone 11撮影された映画フォトグラフィを見て自分の浅はかさを恥じる事になるだろう.

iPhone 11 で良きクリエイティブライフを !!

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