今日はお休みだから 500GB くらいの HDD の少し前の Lenovo マシンに Ubuntu をインストールして次のお休みに備えようとか考えてる皆さんこんにちは
インストール時に絶妙に詰まったので解決策を増田に書きます
Lenovo ノートで Windows リカバリ用領域を潰さずにカスタム領域インストールでいけるかなとしょっぱいこと考えて詰まった人限定の情報です
Lenovo に限らず最近のノート PC はリカバリ用隠し領域とかいろんなふうに細かくストレージを区切ってあるのですが、それがあんまり多く、なおかつノートのディスプレイの縦領域が狭いと
https://i.imgur.com/RludEqL.jpg
こんなふうにパーティション編集ウィンドウが半分までしか表示されません
この下に新しいパーティションテーブル作成ボタンとかブートローダ指定メニューとかインストール決定ボタンとかあるのですが見えません
これの解決法を書きます
理屈上はできますが怖いです。パーティション操作でこれをやりたくはないです
そんなものありません。タテ解像度が3桁なのはいまどきどうなんだろうまあなんとかなるかと思って思い切って買った古傷をえぐらないでください
これです。古い人は各種 PC-UNIX で一度は使ったことがあると思います(設定したところ昔使ったのとなんか違うんですがまあいいです)
デスクトップに戻ったほうがやりやすいのでインストールは閉じるボタンで一旦中止してください(オンメモリ Ubuntu のデスクトップに戻ります)
手順としては「接続ディスプレイ名を xrandr で調べる」「希望解像度の設定を cvt コマンドで参照する」「xrandr --newmode で新しいモードを作る」「xrandr --addmode で当該ディスプレイの設定に追加する」の4本です。んがんぐ
$ xrandr | more Screen 0: minimum 320 x 200, current 1368 x 1200, maximum 8192 x 8192 eDP-1 connected primary 1368x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 344mm x 194mm 1366x768 60.00 + …
"eDP-1 connected primary 1368x768+0+0" ということで、eDP-1 という内蔵ディスプレイに 1366x768 で接続中です。これを 1366x1200 くらいにタテに伸ばします
$ cvt 1366 1200 # 1368x1200 59.87 Hz (CVT) hsync: 74.54 kHz; pclk: 137.75 MHz Modeline "1368x1200_60.00" 137.75 1368 1464 1608 1848 1200 1203 1213 1245 -hsync +vsync
なんか 1368 になってて怖いのですが cvt コマンドさんを信じて Modeline 以降の記述をそのままコピペで使います
コピーとペーストは 18.10 のデフォルト端末の場合、範囲選択して右クリックでふつうにいけます
$ xrandr --newmode "1368x1200_60.00" 137.75 1368 1464 1608 1848 1200 1203 1213 1245 -hsync +vsync
タテ 1200 の設定が書き込まれました。モードとして設定画面に反映させます
eDP-1 は最初に調べたディスプレイ名を、1368x1200_60.00 はさっきの " " で囲まれた文字列を書いてください
xrandr --addmode eDP-1 1368x1200_60.00
できました。また左下から 設定-デバイス-ディスプレイ とたどって、画面解像度から 1200 のやつを選んでください
……。なんか思ってたのと違うんですが(画面端にマウスをやると余剰解像度部分にすーっと動くやつを想像してた)、まあ、ウィンドウは全部見れるようになったのでよしとしましょう
不要になったら戻しておいてくださいね
以前見たQ&Aによると、Win+マウスの左ボタン押しながらドラッグをすることでウィンドウのどこを掴んでもウィンドウを移動できるから、それを使って設定をすればいいらしい。
あのウィンドウを画面の外上部に動かすことはできないんだよ 普通のウィンドウと違って移動自体が無効化されてる GUIインストーラウィンドウが普通のウィンドウと同様に画面の向こう...