2018-11-02

ネタバレに対する”俺の”価値観

1.ネタバレを受けずに読みたい作品がある場合インターネットを断つ

ツイッターはてなブックマークなどを見ていると、どうしてもネタバレな内容を含む文章と触れてしまう。

もちろん「ネタバレをする人が悪い」というのも一つの価値観だろうけど、僕はこれに関しては自己防衛の方が楽だと判断している。

理由は、ネタバレ禁止法律で制定されているわけでもないのだから、話すやつは話すし、その時に嫌な思いをするのは結局自分から

自分が嫌な思いをした後から、どうあがいてもその嫌な気持ちは消せない以上、自己防衛を徹底した方が楽。

なお、インターネット以外では喋る相手などいないので、問題ない。


2.そうでない作品は気にしない

自分人生の中で全ての本を読むことができない以上、自分ファーストインプレッションネタバレなしで読みたい! と思った作品以外は気にしないことにしている。

なんていうか「それはそれじゃん」と思ってしまうんですよね。

例えば、ここでいきなり近年の高く評価されてるミステリ小説「屍人荘の殺人」のネタを割りますけど、

ゾンビが出てくる」「そのゾンビがいるという設定を利用したトリックがある」「序盤で名探偵が死んで、ワトスン役と別の女性名探偵が新しくコンビを結成する」

このみっつを割られた状態で僕はこの小説を読んだけど、すごい面白かったし、割られずに読んだときとその面白さを比較することに意味が全くないと思ってるんですよ。

じゃあどこをネタバレされたら僕は嫌だっただろうか? を逆算すると

P302「——あげない」強い口調。「彼は、私のワトソンだ」

これを引用されてたら、さすがに「ネタバレ踏まずに早く読んでおけばよかったー!」と後悔していたかもしれない。

まあ…… よくわかんないや。結局、自分直感で嫌だと思ったらネットを絶ってさっさと読むし、そうじゃなかったら気にしないです。


3.自分が書く文章ではネタバレをあまり気にしない

ネタバレネタバレじゃないか、の範疇なんて人それぞれだから、全員に配慮してたら何も書けないと思っている。

なので、その時々、その相手と逐一意見をすり合わせるしかなく

かつ、ネタバレを気にする人は、作品の公開から時を経てば経つほど減って行くので、

「海は割れる!」「ユダは裏切る!」「かぐや姫最後月に帰る!」レベルまでいかなくても、その文章を読む人のタイミング次第では問題にならないケースもあって。

なので、それらには基本的に気を使わず、書きたいように書くしかないんじゃないのかなあと。

もちろん、自分の中で「これはネタバレせずに読んで欲しいなあ」と感じた時は、その配慮をしていきたいとは思ってます


4.俺のネタバレせずに読んで欲しい、という気持ちはあまり世間の人と折り合いが合わない

以前、ある人にゲームの紹介を書いてくれと頼まれて紹介した際に「XXXとは最後お別れするんだよ」と書いたら、ネタバレやめろや、と怒られたことがある。

正直、僕にはこれがネタバレになるとはあまりピンときてなくて。

かに言われてみると、スタッフロールの間際に起きる出来事を書くのは軽率だったかもだけど、それ以上にこのお別れがいかにこのゲームシリーズ的に重たい意味があるのかを知って欲しいし、その感情の整理をしたかったんだよね。

ただ、これに限らずネタバレラインでは割と折り合いが合わない。

これは「1.ネタバレを受けずに読みたい作品がある場合インターネットを断つ」という自分ルールがあるせいで、

どうしても「もし自分なら、ネタバレが嫌な作品の紹介はそもそもして欲しくない」と思ってしまうからかなあ。

まあ気をつけてはいくけど、今後も失敗していくんだろうなあ。

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