2018-06-09

死のうとしたけど

私には無縁だと思っていた。毎日それなりに楽しくて、嫌なことや悩むことはあるけれど、良い人や友達がいて満ち足りた生活を過ごしたと思う。

20代も半ばになったが、去年くらいからふつふつと沸いてくる希死念慮がある。理由はわからないけど、高い誰でも入れるビルを探したり、ロープを常備したり。

今も水商売を続けているが、酒の量が増えて酩酊することも増えた。去年の冬にお店は暇で、私以外誰もいない店内でマフラーを電飾に引っ掛けて首を釣ろうとしたが、電飾がとれて未遂に終わった。後日、お店が終わってから飲みに行き、ワインを3本開けて酩酊して、男とカラオケセックスしたけれど、その先が覚えていないが、高いビル屋上に立っていた。怖くて飛び降りれなかった。カバンも何もかも無くした。そのあとはナンパされた男の家へ行って泊まった。その時はなんとなく独りになりたくなかったんだと思う。

昨日はお店の営業中何となく全てが嫌になって、ドレスを着たまま何も持たずに近くのビル屋上へ登ったけど、怖くなってやめた。なぜだか涙が止まらないけど、何が嫌でこんなことしているのかが自分でもわからないし、何故涙が出るのかもわからない。トチ狂った私はそのまま自転車を盗んで友達の家に行った。友達の家も高いマンションで、屋上へ登ろうとした私に友達が付いて着て、私の心中がバレて心配かけてはいけないなと思って眺めが素敵だねって誤魔化したけど、墓地だった。友達は何も言わないで、私に寄り添ってくれたから救われた。次の日、お店へカバンを取りに行き関係者謝罪した。なぜかみんな優しかった。

近頃わかったことは、私は友達が数人いるがいつも私は聞き手だ。お客様へも喋らせるし、上司へも後輩へも。私のこと、あんまりよく知らないんじゃないかな?と思った。みんな私に興味がなくて、私といることが楽しいだけで、私がテンション低いとつまらないと、エンターテイメント性を強要されることが多い。友達だったり大人になってから出会う人を繋ぎ止めるものなんて利害関係の一致でしかなく、私の利はどこへ?と思う私はヒロインを夢見たゴミ虫だ。

から逃げ出した時に会いに行った友達は、私の話を聞いてくれるし、しんどい時も楽しい時も応えてくれる。その友達は、少し前まであることで懲役中だった。辛かった話は私に一切しない。服役したことも私に隠していたし、色んな人に聞いてやっと知り合い伝いに事実を知った。手紙を出そうかとも考えたけど、彼女気持ちを優先して知らないふりをした。久しぶりに再会した彼女はケロッとしていて、サラッと事実に触れて私の気分は晴れた。彼女太陽みたいな人だと思った。

それで私が自殺しようと思ったのは、きっと孤独からきているんだと感じた。誰にも弱みを見せない友達と、誰にも弱みを見せたくない私。私は近々彼女に私が自殺しようとしたことと、彼女が私を救ってくれたことを話すつもりだ。彼女も悩んでいるだろうし、辛いこと私が聞いてあげたいと思っていること伝えようと思う。弱いところを、未熟なところを、舐め合ってでも良い。今日死んでしまうより、大好きな友達ランチをしたり旅行に行ったりしたいなと思えた。

ありがとう

  • とりあえずお前水商売を続けられるほどタフじゃないから辞めたほうがいいと思う 死にたくないのならね ストレスでじわじわ確実に生命削られてるぞ

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