2024-09-20

α世代には「平成◯◯年」「令和◯年」がわからない

2010年代以降生まれのα世代(中2以下)は、ものごとを全部西暦で考える。

平成生まれでも前半の人々は、一応平成で言われてもなんとなくはわかるだろう。

いやまあ平成前半生まれでも難しいかもしれない。ただ難しいながらも、文句を言いながらも、一応わかろうとするだろう。

だが平成後半になればなるほど平成と言われてもほとんどわからない。わからないどころか、別に知ろうとしない。興味がないわけだ。

平成で考える機会が極端に少ない。平成であるメリットが皆無。α世代にとっては「平成」という時代は生まれる前の話だ。

平成14年、平成23年、平成29年、なんのことやらわからない。2002年2011年2017年なのだ

19XX年というこの19がもう自分たちとは関係のない歴史的時代である。α世代にとっては200X年こそが「生まれる前にあったらしいこと」である

下手をすると「自分の生まれた年が平成何年か」がわからない。もう平成という言葉自体が古いのだ。

たとえば2010年まれは小3のとき平成が終わった。「よくわからない平成かいものが終わって令和とかいものになったらしい」というほど客観的視点だ。

平成生まれにとっては「昭和かよ」が攻撃になっていた。だがもはやその昭和とか平成とかの時点でめちゃくちゃ古いのである

古いという意識すらない。「どういうこと?」である

昭和かよ」と攻撃する行為自体に「何それ」という純粋な疑問を抱く。平成昭和もひっくるめて "同じように" 単に絶望的なほど古いわけだ。

「令和生まれ」という感性も旧世代である。α世代西暦しか考えない。昭和が何年あったかのみならず、平成が何年まであったかすら意識していない。

令和などももはやどうでもいい。「西暦で言え」と言えばいいし、相手西暦で言わないなら興味ないわけだ。古すぎて関係を感じないから。

まずあなたたちもほぼ令和で考えないだろう。「いったい今は令和何年なんだ?」という現象が起きている。令和でもの考える人間はおそらく昭和まれの一部だ。

ちなみに今は令和8年である

昭和まれ平成初期生まれにとっては「平成」という言葉最初の方は思い入れが深いものだろう。

だがα世代にとってはそうではない。元号はもはや他人事であり、自分とは無関係ものとして見えている。

おそらく元号というシステムは滅びるか、存続しながらも規模が縮小し伝統的なものとして残るだけのものになるだろう。

天皇寿命にもよりそうだが、もしかすると令和は最後元号になるかもしれない。もしくは旧世代郷愁のために延命措置として、仮の元号が設定されるとか。

注釈: 令和8年と言ったのはもちろん嘘である

どうなるにしても遅かれ早かれ元号は滅びる運命にあるだろう。



今のうちに祈っておく。

昭和よ、平成よ、令和よ。Rest In Peace

  • 根拠がわからん。増田が中2ならまだしも。ちな俺の息子は小五だが平成とか昭和とかで考えてる時あるぞ。パパは昭和生まれ?とか聞いてくるし

  • 「もう令和の時代になってまだそんな古いこと言ってんのか」みたいな言説を見ると たまたま天皇が替わったから元号も変わっただけで令和かどうかは関係ないだろって思う

  • 学校で和暦を使うから若い世代はおっさんより和暦がぱっとでるとかいう話をみたことがあるが。

  • 中2以下なんて今年何年だっけ?くらいのもんだろ。世代関係ねえよ

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