初めにこんな理由で生活保護を頂いていることと、自分が不幸にしてしまった多くの命に謝罪します。
自分がなぜこんなことになったか結論から言うと仕事のストレスが原因です。
始めて働いたシステム開発会社で仕事をしていた頃、分からない上に興味のない仕事、女にばかり依怙贔屓する上司、どこにも引っかからず入社した役員の無能な息子が仕切る部署、終わらないし帰れない連日の激務、みなし残業、と枚挙に暇がないストレスが原因で動物虐待に手を染めてしまいました。
内容の詳細は省きますが命を奪うようなことはせず恐怖やトラウマを与えるようなことをしてしまいました。
しかし小動物や自分の買った生き物では私のストレスが解消されることはありませんでした。
自分はこんなにも苦しんでいるのに、世話をしてくれる人がいて愛情を受けて幸せそうに生きている他人のペットに激しい憎しみを抱くようになりました、他人のペットを虐待したい気持ちが沸々と湧き上がってきました。
動物を虐待して早くこのストレスを放出したくて堪らなくなり、善悪の区別すら付かなくなりました。
会社の帰り道に衝動的に近所の飼い猫を攫い虐待してしまいました。
満足ゆくまでした後は元の場所に返してあげました。
近所は猫が放し飼いされていたので新しいストレス解消の捌け口も沢山ありました。
その捌け口に会社で耐えられないことがあるたびに同じことをしてしまいました。
原因は分かりません、衝動的な犯行でしたので家の中に証拠は残りまくりですし外の証拠もすぐに見つかります。
そもそも私の家には大量の用品があるので、他人の家のペットを虐待していなかったとしても言い逃れは不可能です。
逮捕状はありまさんでしたが、すぐに警察の事情聴取を受けました。
前科がつきましたがどうにか刑務所に入ることは免れることができました。
その際に精神科を受診し、鬱を含めいくつかの病名がつく診断が出ました。
このままではもちろん働くこともできないため、生活保護を申請し受理されようやく保護費を頂きながら生活できるようになりました。
しっかりと眠り食事をとり働いている間は遊ぶことができなかったゲームをし動画サイトを見ながら毎日を過ごしていたらようやく少しだけ精神が安定しました。
なのでこの文章を書けるようになりました。
この期に及んでこんなことを書くのは憚られますが、自分は子供の頃から働くようになるまで動物が大好きでした、精神が安定した今だから言えることかもしれませんが今でも好きです。
でもそれはただ自分に余裕があったからで、余裕がなくなればこんな酷いことができる人間でもあります。
自分が今更虐待した動物にどんな贖罪をしようが結局は自己満足にしかならないと思います。
だから自分にできることは可能な限り外に出ず、二度と幸せに過ごしている動物やペットたちの前に姿を現さないことです。
自分が不幸にしてしまった動物たちの中にはボランティアに保護され新しい飼い主が見つかった子もいるかもしれません、その子がもし自分を見つけたらトラウマが蘇りせっかくの幸せを自分が壊してしまうでしょう。