2018-04-01

時代の転換

昨夜、数年ぶりにめちゃイケを観た。

視聴した理由はひどく単純なもので、最終回だったからだ。

終わるのなら、せっかくだし観てみようかなと軽い気持ちで視聴させていただいた。

社会人になって以来、テレビ番組自体をあまり見なくなっていた。

世間話題になっているニュースネット確認出来るし、若い頃と違って毎週の様に発表される音楽必死にチェックすることもない。芸能人の誰々が結婚しただとか熱愛発覚だとか、そういうもの自分生活には何ら関係ないことだし興味もないかワイドショーなどを見ることもなく……というか、その時間仕事から見れるはずもなく、結果的テレビから遠ざかる生活をしてきた。

それでも、幼い頃に自分が笑って観ていた番組が終わるのだからと久方ぶりにテレビを点けた。

テレビの中で、幼い頃から変わらないメンバーと噂に聞いていた新しいメンバーが笑っている姿は、見慣れていないこともあり新鮮だった。

めちゃイケらしい、お決まりとも言える展開は単純に面白く、ああそうだ、昔からこんなだったなと妙に懐かしく思えた。

幼い頃、母親に顔を顰められながらも兄弟達と笑い転げながら観た数々のコーナー。

クイズ濱口優しりとり侍、Mの三兄弟……ただただ懐かしかった。懐かしかったし、面白かった。

くだらなさに笑いながら酒を飲む休日前夜―何よりも贅沢な時間を与えてもらったと思う。

最終回を迎えるまで、様々な批判もあっただろう。

今回の最終回に関して、つまないと思った人もいるだろうし、様々な意見めちゃイケという番組に対して寄せられることだろう。

だが、今回に限っては、出演者スタッフも、その声に耳を傾けることはない。

最終回まで見ていなかった自分が言えたことではないが、今回の最終回はそういった批判否定を寄せる人々の為に作られたものではないと私は感じた。

彼らは恐らく、番組を愛してくれた視聴者めちゃイケという番組を心から好きだと思っているファンの為だけに、この最終回制作したのではないかと感じた。

笑っていいとも!ごきげんようスマスマみなおかポンキッキーズ

数年前から今年までの間に、それなりに思い入れのある長寿番組が次々と終わった。番組最後を見る度に幼い頃を思い出し感傷に浸っていたのだが、この度のめちゃイケ最終回を見終わった時、私はひとつ時代が本当に終わったのだと心から思った。

私は、三十代である昭和終期の生まれだ。そして、平成初期から中期にかけて子供時代を過ごしてきた。

平成という時代がまもなく終わる。文字通り、時代が変わる。

それをまざまざと実感したのが、この度のめちゃイケ最終回だった。

私にとって、めちゃイケ平成象徴であったのかもしれないと今更ながらに気がついた。

これから新しい時代が始まる。

否、もう既に始まっているのだろう。

今後、どのような番組が作られていき、その時代象徴するのだろうか。

番組を作る人々には、どうか、その番組を心から好きだと思ってくれるファン大事にしてやって欲しい。

この度、めちゃイケ最終回制作したスタッフのように。

最後に。

出演者の皆さん、スタッフの皆さん。

長い間、お疲れ様でした。

最後岡村さんが言ったように、あなた方が作り上げてきた『めちゃ×2イケてる』という番組は、私にとっても青春でした。

懐かしいと思える番組を作り続けてくださり、ありがとうございました。

  • まあこんな文章をネットに投稿してる奴のことナイナイ岡村は下に見てるけどな

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん