平昌五輪のフィギュアスケート開催中、スケオタのツイートをいくつも見た。
競技開催期間中はTwitterのトレンドにあがってくるものだから、ミーハー心から色々と眺めていた。
いやぁ…闇すぎてびっくりしたw
表現や演技が選手によって違うから、そういうのは好きな音楽だとか本だとかと同じで人によって好きな選手そうでない選手がいるのだろうとは想像ついたけど、ひどい罵倒を平気で垂れ流して叩きあいしてる人がいてめっちゃ気持ち悪い。
ニュースで見た映像でそんなこと言ってたかな?やってたかな?ってことを書いて選手たちの印象を貶めたり、引退した選手と比べて今の選手が実力がないとか下手とでも言いたげなことを撒き散らしたり。悪口合戦でなんつーかすごい世界だなと思った。
スケオタに抱いてたイメージは美しい芸術を愛してるきらきらした人たちってかんじだったけど、めっちゃドロドロww
きっとそういう人たちはどこのオタク界隈にも出現する一部の悪質なオタクであって、大多数の人はそうではないんだろうけど、悪質なオタクに限って声が大きかったり徒党を組むから目立つんだろう…殺意でもあんの?ってくらいの罵詈雑言吐いた口で、この演技美しいから見てとか言われても信用できねーよ。逆にずっと好意的に思ってた選手のことあやうく嫌いになりかけたからTwitterみるのやめた。本人が悪いわけじゃないのにね…
好きな人を好きというだけじゃ物足りないのでしょうか。
採点も技の難しさもわからない一般人に比べてファンはそういうのも詳しいだろうし、採点競技自体がどこかもやもやしたものを抱えてるのは事実だと思う。タイムが早いとか1位でゴールするとか誰が見ても一目瞭然なものではないからこそ、納得いかない部分が出てくることは理解はできる。でも書き込み見てると、そもそも自分の好きなものが優秀であって嫌いなものは否定してるだけのような印象を受けるから、それが気持ちの悪さを増長してる気がしてならない。
でも採点のもやもやも含めても競技である以上、五輪という舞台のリンクで、過熱するメディアや衆目に晒されながら、本人以外には想像できないほどの重圧と戦いながら、完璧に、そうでなくてもできるだけミスを少なく、それぞれが重ねた練習の成果、力を出しきってやりきったものが勝つし、3人しかなれないメダリストになるのも事実だ。仮に全員が完璧にやりきったとしても順位はつく。勝負は時の運というし、そもそも五輪は4年に1度。年齢、ピーク、ケガや病気に左右される難しい舞台。結果がすべてじゃないとも思うけど、だからこそそこでメダルなり入賞なり結果を出すってすごいとしか思えなかったんだけど、そんなに単純ではないらしい。
普段オタクだらけの世界で生きてるけど、なんかどこの世界もおんなじような感じなんですね。でもフィギュアオタがあそこまでえげつないとはちょっと想像外だった。