https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00010001-binsider-bus_all
保育園経営の最大の難しさは、保育士の確保だ。なぜ菊地さんが次々と保育園を手がけられるのか。それは、保育士の働き方を大胆に変革したから。
園では保育士が自分の子どもを預けられる上、「好きな時間帯に好きなだけ働く」方式を採用。「子育てしながら仕事を続けにくい」という保育士の悩みに真っ向から向き合っている。
3.在宅勤務を認めた
…とある(各項目の詳細は記事参照)けど、人数を増やせばその分より人件費がかかる=一人当たりが低賃金になるわけで、
それだと「普通にフルタイムでは働けない子持ち女の足元を見て安くこき使ってる」に過ぎない。
しかも
じゃ保育時間が短すぎて無理という親も多いだろうし、待機児童の解決にもならないのでは。
3ページ目(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00010001-binsider-bus_all&p=3)はシッターの話題だが、
「フリーという選択肢で1000万プレーヤーも」などと煽っておいてよーく中身を見ると
仲介のキッズライン社は手数料として保護者、保育者双方から10%の手数料のみをもらう。従来は富裕層向けのイメージの強いシッターサービスを、従業員コストなどのマージンを削減することで1時間1000円~という低価格で提供する。
つまり、最下層は1000円から10%×2が引かれて時給800円、しかも会社に雇用されている訳ではないフリーで福利厚生も保証もゼロという超ブラック労働。
1000万プレーヤーになれるのは、高い時給を取れる相当の上澄みかつ
労働時間が長い(例えば泊り保育を毎日休みなくやれば24時間仕事受けてる事になるわけでそりゃ儲かるだろ、超長時間労働だけどな)人だけだろう。
しかもフリーランスの1000万って会社員と違ってそれほど高い収入でもない。うっかり事故れば億単位の賠償被るリスクが高い仕事と考えたら、これでも割に合わない。
結局、保育労働者(シッターの話も入ってるから保育士資格所持者とは限らない)の大多数は
安いカネでこき使われるしかない、ってのは何も変わってない。