2017-09-25

なろう原作商業アニメと、生物学的に女性男の娘

男の娘が実は女性だった(!)ことが判明してファン激怒!!!!』

そのニュースを見た時は「ふーん。バカだな。皆。バカばっか」としか思わなかった。

それから12時間ほどして、私の頭に突如として稲妻の如き電撃がスパークしてライトニング

なろう原作商業アニメが何故こうも残念な子扱いをされるのかと、男の娘が実は本当に女だった事件類似性に気づいてしまったのだ。

恐ろしい。

まるで古典的推理ドラマ

「まてよ……それだ!凄いぞ相棒ナイスナイス!違うよそういう話じゃねーよ!わかったんだよ……犯人が。」ってアレだ。

なろう原作商業アニメが叩かれる真犯人、それは『アマチュア扱いとプロ扱いのギャップ』だったんだ。

なろう小説ってのはアマチュア作品だ。

プロが書いてることも結構あるし、面白い作品書籍化されるんだからアニメ化される頃には全員プロなんだが、あくまWEB小説投稿サイトというフォーマットアマチュアの遊び場だ。

その中で輝いてる作品ってのは、いうなればアマ十段作品なんだ。

プロ世界に行けば、段持ちになれるかどうかも怪しくても、アマチュア世界では十段なのだ

それは単なる実力不足よりも、アマチュア世界で戦い抜くのに特化した戦略を取っていることに起因する。

ネット男の娘チヤホヤされるのも原理は一緒だ。

本物の女性プロ女性であるのに対して、男の娘アマチュア女性であり、「アマチュア女性なのにプロ並なんて凄いね!」と褒めてもらっているのが男の娘人気の秘密だ。

そして、その人気は「本当は男なのに」という前提を活かした戦い方をすることで加速するのだ。

それを叩き壊したのが今回の本当に女だった事件だ。

前提が完全に崩れた。

アマチュア限定大会プロが参加していたんだからそりゃ荒れる。

なろうは一応プロの参加もオーケーになっているが、アマチュアのノリに合わせられないプロはノーサンキュー世界だ。

そして、なろうで人気が出た作品基本的アマ十段的なポジションとなる。

そんなアマ十段プロ世界にいきなり投げ込んで十段として戦えるか?

ノーだ。

先程も言ったが、戦術アマチュア同士の戦いに特化しているのでプロと戦うとメタゲーム的にボロクソに負ける。

だけど、たまーに地雷的な感じでメタゲームをぶち壊して勝ってしまうのがある。

そういう連中になれそうなのを掘り当てて瞬間的な勝利を狙ってばかりいるのが最近のなろう原作アニメだ。

いうなれば男の娘戦略だ。

半端な美人同士なら男の娘の方がインパクトがあるという滅茶苦茶な戦法でなんとか戦っているのだ。

恐ろしいほどのバイタリティ

なろう原作アニメ修羅世界だ。

そんな事してコケたらただのカマ野郎プロデュースしたアホで終わるというのに。

というか実際に、カマ野郎プロデュースしたアホが如き扱いを受けているアニメ制作は沢山有る。

それでもロマンを求めるギャンブルプロデューサーたちは、今日もなろう小説というアマチュアカマ野郎の尻を視聴者に向けて差し出してくるのだ。

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