最近「逃げてもいいよ」っていう概念が広がってきた感じがするので、その逃げた先でどうやって振る舞えば良いのかっていうのを自分を例に上げて書いておこうと思います。不幸っていうのは人によって形が違うので、おそらく私の経験がそのまま誰かの参考になるっていう可能性は低いかもしれないんですが、それでも書いておきます。
これすごく辛かったです。私は親に自分が虐められてることも友達が一人もいないことも言っていなかったので、「そんなこと全然知らなかった」と言われたときは期待を裏切ってしまった罪悪感で一杯でした。
私の場合の流れとしてはギリギリに追い詰められた状態での「行きたくない」で翌日も何があっても絶対行かねえぞって感じの態度だったので、それで異常性を感じ取ってもらえたからすんなり休ませてもらえたのかなと思います。なので、開き直って今の自分の心情を親に全て素直に言ったほうがいいと思います。自分に友達がいないこととか、学校が辛いことを親に伝えるのはとてもしんどいですが、それを我慢して学校に行き続けると更に辛いことになると思います。見て見ぬふりはよくないです。
親に伝えるのか悩んでたり、学校に行くのはしんどいけどまだギリギリ我慢できてるって場合でも、とりあえず一旦は「行きたくない」ってことを伝えておいたほうがいいです。冗談っぽくでもいいので。それと、カウンセラーなど第三者にも話してみましょう。自分が今他人から見てどういう状況になっているのか知ったほうがいいと思います。
親が休ませてくれない場合は学校行くふりして別の場所(図書館等)に行くのがベストでしょうか。過保護な親だと学校まで送りそうですが、そこまでやられたら先生に相談するしかないですね…。
・不登校開始後
不登校後、どうやって生きていくのかというのは皆気になるところだと思います。
簡潔に書くと、私の場合は不登校、引きこもり(中学時代)→カウンセリング→高校留学→大学(日本)という流れでした。
不登校を始めた直後は外に出る精神的元気も無いと思うので、ゆっくりしたらいいと思います。親が不機嫌になったり悲しんでたり家の中の雰囲気最悪でゆっくりできないかもしれないですけど、私は自分の部屋に引きこもって一日中ネットやってました。にちゃんのまとめブログ読んでたんですけど、あれは良くなかったですね…。まあ何であれ自分が楽しめることをしたらいいと思います。したらいいって言われても親が許さない場合は……どうしたらいいんでしょうね…。どうやったら親に理解してもらえるか、誰かに聞いてみたりましょうか。
私の場合は、不登校から数ヶ月後にカウンセリングに通い始めました。私が精神的に回復していったのはカウンセラーによるものが大きいと思っています。私が不登校になったことで家族は皆暗い顔をしていて、会話も淀んでいたのですが、そんな中でそれとは関係ない第三者と会話ができたのはとても良かったです。
高校留学についてはあんまり参考になるかわからないのですが、不登校の学生を専門にした留学斡旋会社というのがあって、その会社を利用して留学しました。当時のレートで年間300万くらいだったと思います。学校に通う元気が戻ってきた頃に色々調べて(親が)、不登校からでも通える高校もあることを知りました。なので、多くはないですが留学以外にも通える高校はあると思います(ここ全然具体的じゃなくてすみません……)。今の日本社会だと高校は出ておいたほうが将来苦労しないと思うので、元気になったら高校には通ったほうがいいかなあと思います。でもまずは元気になることが先ですけど。
不登校っていうのは、学校に通っていないという事実よりも学校に通えない精神状態であるっていうことのほうが深刻な問題だと思っています。だから、学校に戻るために元気にならなきゃっていう思考をするよりも、学校云々は置いておいてとりあえず元気になろうと思うことが大事だと思います。
うちの親は不登校に当初理解はなかったものの沢山勉強してくれて、私が元気になるサポートを沢山してくれました。そうでない家庭は、親も子供も大変だと思います。でも、自分が元気になることを諦めないでください。誰かに相談してください。
「逃げていい」の一歩先のことをそろそろ書かないとなと思って逃げた私の経験を書いたんですけど、いざ書いてみると何を書けば良いのかわからなくて内容が乱雑になってしまいました。あと不登校前後のことってあんまり覚えてないんですよね……。参考にならなかったらごめんなさい。
匿名で相談したい人向けに私のメールアドレス乗せておこうと思ったんですが増田ってメルアド乗せていいんですかね。調べてもわからなかったんでとりあえず書かないでおきます。
あとで所感を書きたい