かわいらしいものが似合わないからこそ、かわいらしいものに惹かれたのかもしれない。
中学生のころからKERA!を買い、ネットでロリィタさんのブログを読み漁り(ブログ村のロリィタランキングをよく見ていた)、
嶽本野ばらを読み、下妻物語やマリーアントワネットの映画を観て、
世の中にはこんなに悪趣味なくらい可愛らしい世界があるのだ!と頬を赤らめた。
可愛くない女の子がロリィタを着ると笑われる、ということを知ってしまっていた。
もともとロリィタを着るにはたくさんの制約があり、それをひとつでも破っていると嘲笑の対象になる。
太ってはいけない、
キレイに化粧をしていなくてはならない、
肌を見せてはならない(夏でも長袖)。
しかし、それをしっかりきっちり守っていたとしても、
毎日小倉優子や深田恭子の顔を見て、「こんな顔だったら…」と思ったし、
自分をこんな顔に産んだ両親も恨んだ。
化粧を頑張れば普通の部類に入るかも!と思ったが、
分厚い一重や思春期特有のニキビ肌なんかは頑張っても頑張っても不器用な中学生には隠しきれなかったし、
ネットで調べたテクニックを駆使しても分厚い化粧を施したブス、にしか見えなくて
「私の限界はこんなもんか」と思ってまた泣いた。
毎日毎日アンジェリックプリティとベイビーザスターズシャインブライトのHPと店舗ブログを見た。
私もかわいいものを着こなすかわいい人の仲間入りがしたかったけど、
そのころ流行っていたyaplogでネット上で見つけたかわいいものをコピペしたブログを作った。
かわいくなりたかった。かわいい私になりたかった。かわいくない私はいらなかった。
高校生になっても、一度もロリィタ服に袖を通すことはなかった。
むしろバイトして買ったロリっぽい小物も「そういうの似合わないからカッコイイ系目指せばいいのに」と言われて密かに傷ついたり、
読モのAMOちゃんって子が私の理想すぎて自分が本当に嫌いになったりして、
かわいくないのにかわいいものが好きな自分を笑われないように、
かわいいものが好きなのに全く似合わない自分をこれ以上嫌いにならないように、
好きなものを隠すようになった。
「カッコイイ系」の服を着て「そういうの似合うね」って言われたりしながら生きていたら、
25歳になっていた。
いまの私は高校生のときより痩せたし、化粧も上手になったから、
むくみがとれてちょっとだけ薄くなったまぶたを二重にできるし、
高いコンシーラーとファンデーションを駆使してなんちゃって美肌を作ることもできる。
でももう、25歳。
もう私はブサロリから抜け出せるかもってところで、オバロリになっていた。
この前、深夜に酔っ払った勢いでメルカリでロリィタ服を買おうとした。
一着も持っていないのに受かるわけがないと思って凹んで、
そんで落ち込んだら急に躁状態になって、
中古のロリィタ服でも買って、家でひとりでこっそり着ようと思ったのだ。
それはすごいいい考えのように思えた。
私のロリィタ服コンプレックスって、きっと着たいのに着れなかったからこんなに引きずってるに違いなくて、
きっと一着買って着てみたら少しは満足するんだろうって思った。
でも、購入ボタンを押すのに何十分もためらって、ためらって、結局買うのをやめた。
私は着てはいけないんだと思った。
ここまで大事に思っていたロリィタ服を着て、大事に思ってきた自分に失望したくなかった。
彼氏と別れたときだってこんなに泣いたことないってくらい泣いて、
次の日ロリィタサイトのブックマークを消そうとして消せなくて、また泣いた。
着とけばよかったのかなあ。若ければ「若さゆえの過ち」って笑い飛ばせたかもしれないし。
でも、昔を考えたらやっぱり着れなかったよ。
そんで、多分これからも着れない。
25でババロリィタなのか ロリィタの世界は厳しいな そんなこと気にせず好きな服着たらええやん 青木美沙子とか今何歳だと思っているのかね君は
おっさんもロリィタ服が着たかったけど、醜いおっさんだから、人形に着せて我慢した。
彼氏と別れたときだってこんなに泣いたことないってくらい泣いて、 恋人がいた過去があるくせにブスだのなんだの言う奴は大体信用できない
だから三枚くらい欲しい服買って、写真館とか行って修正バリバリの写真をプロに撮ってもらおうよ 若かりし自分の供養ができるのは今、あるいは子供を身代わりに捧げるくらいだよ! ...
https://matome.naver.jp/odai/2140059903831827401 楽しそう
http://anond.hatelabo.jp/20170317155716 こういう人間は「~したかった」のではなくて、「~したかった」と言いたい人間でしかない。 見出しによくある「~したい」とか、「~できない」と言...
えっお前幼女になりたくないの?
こういうアホって虐められる方が悪いって言うタイプだな。セカイはつねにキレイじゃないと嫌だもんっていう
レディビアード「増田がロリータ服を着てはいけないなんて理由はnothing!」
貴女は今から「ロリィタ 体験」でgoogle検索を行い、一番行きやすそうなお店を選ぶことができる。 そうして、勇気を出して店に行ったら、理想のロリィタの話を店員にして、現実の自...
25歳 それは 娘から 大人の女性への 変わり目の 年齢です。 いますぐ 着たい服を 着ましょう。 思う存分に 着て 楽しんでください。 一生 後悔しなくて 済みます。 記念の写真を ...
着ようよ。 今着ようよ。 思い入れがありすぎて、一人だとちゃんとできないかもしれないって思うなら、 衣装の貸し出しから、ロリィタ用のメイク、ウィッグ貸し出し(もしくはヘア...
はてなには実際にロリィタをやっていた人間は少ないだろうから、何か書いてみます。 自分が一番ロリ服着ていたのは2000年頃〜、今は着てないけどまぁまぁ監視してる感じの30代。 今も...
こうしよう 貴様ニートと言ったな 仕事を与えよう 花嫁になれ ウェディングドレスをまああくまで俺の趣味ということだが、ロリィタにする まあこっちの希望は事細かに拒否しても...