自分は小学校くらいから自分はいない方がいいって思うようなポンコツだった。
幼稚園時代は親のママ友付き合いのたびに比較されて叱られてたし、
父親は気分で接し方がコロコロ変わるし、すぐ指摘するので表情を見せるのも怖かった。
小学校では団体行動をするたびに足手まといになり他の子と一緒だったらよかったって言われたりしていた。
よく教室を飛び出したり、グループ行動になりそうになるとすぐ保健室に向かっていた。
しかし二次障害とアスペの発覚は中学不登校になってからさらに経った高校卒業頃だった。
みんなが進路に悩んでいる中、私は教師に手帳の取得を勧められた。
その施設は怒鳴られ無視され、その後はデイケア先の医者にも怒鳴られ、もう場所探しが怖くなった。
親には学生の頃カウンセラーに怒鳴られれば、話を聞いてもらっているのになんてことをと冷たい目で見られ、
発達障害だとわかればいじめられるのは貴方が変だからと相手の悪意を全く考えず責められた。
本当に働けそうにもなかった。今も結婚して専業主婦。家事しか出来ない。
本当は働いて旦那ともっと出掛けたりカルディで調味料を買ったりしたい。
親に言われた人の辛さがわからない奴って言葉をもう言われないようになりたい。
ただパニックになるせいで勉強が出来ない。塾ですら舌打ちされるんじゃってビクビクしてた。
イライラや不安からすぐめまいと過呼吸が起きる私には約束事をするのも難関だ。
私のようなクズが1番言われて困るのはやってることに意味があるという言葉なのだ。
そんな言葉が通じる世界なんて私は現実でちっとも見たことないのだ。
何をするにも金、その金の責任を問われ、趣味も捨てると脅されることからろくに作れなくなった。
うつの治療はしたいことをすることらしいが、実際問題、裕福なわけはない。
ただそれでも、私に気を使いながら働くことよりも私がいない方が生産率が高いのは確かだ。