私は鬱病です。
どこの誰かが読んでくれるかわからないけれど、今の自分を残しておきたくてこれを書こうと思いました。
少し長くなると思いますが見てもらえたらうれしいです。
鬱になった原因は色々あったと思います。
一気に色んなことが起きました。
両親の離婚、兄の人間関係トラブルに巻き込まれ殺してやると追われた事、
最初は普通に接してくれていた人が、ある時を境に冷たくなりました。
「これあなたが触ったの?じゃあ捨てよ~っと」と言われ、
目は合わせていなかったのに「目配せしたのに何で気付いてやってくれないの?」と言われ、
朝廊下ですれ違う時こちらから挨拶すれば無視され、通りすぎたあとに「あっ、あの子いたんだ~」と言われ、
影では「あの子気持ち悪いのよね」と色んなひとに吹き込まれていました。
大したことではなかったと思っていました。
心配してくれた先輩が話を聞くと「だってあの子私の言う事聞かないんだもん」と返ってきたそうです。
人間合う合わないは山のようにあるし、たまたまあの人とは合わなかっただけだと、そう思っていました。
ある日電車の中で倒れました。
酷い吐き気に襲われ意識が朦朧として立っていられなくなりました。
すぐさま次の駅で降りてトイレに駆け込んだのですが何故か吐けず、それでも吐き気は治まる事なくずっとえづいていました。
目の前の視界もぼんやりとして立っていられずしばらくそこで座りこんでいました。
流石にこれはおかしいと思い這いつくばって出て駅員さんに助けを求め、事務室で休ませてもらうことになりました。
けど一向に症状が良くなる気配もなく、意識が薄れていく中「救急車呼びますか?」と聞かれお願いする事に。
点滴だけ打って帰る事になりました。
そんなことが数回あり別の病院を何軒も回ってもやっぱり原因はわからず。
最終的に心療内科に行きつきました。
出された薬は最初とても効きました。
でも次第にまた同じような症状が出始め、今度はある朝ついに体が動かなくなりました。
本当に腕も持ち上がらないのです。
起き上がろうとしても力が入らずただひたすら天井だけを眺めている。
結局動くようになったのは昼頃でした。
そこで初めて鬱だと診断されました。
会社にそのことを報告すると「まともに働けないんじゃ…」と言われ自主退職。
そして今に至ります。
2年経ちました。
まだ2年?と思われるかもしれませんが、本当に何も出来ずにただ毎日息をしているだけでもう2年経ってしまったのです。
今は未来が何も見えません。
天職だとさえ思っていた大好きだった仕事を失い、趣味の絵を描く事も出来なくなり、
この先一生なにも出来ないままなんじゃないかと不安に駆られ続けています。
日常生活ですら難しく、お風呂に入ることもなかなか出来なくなりました。
ご飯を食べる回数も減り、何かを楽しむという感覚がわからなくなり、ここしばらく病院以外での外出も出来ていません。
時々発作のように体が震えます。動悸が激しくなり、無性に生きていることが怖くなります。
死にたいです。
いつ働くことが出来るようになるかもわからない。
ずっと考えています。
けど私よりもっとつらい思いをしている人がいる。
そう考えるとこんなんで死んではいけないとも思うのです。
だけどやっぱり今のこの状況が続くのは果てしなく思えてつらいのです。
死をとても身近に感じます。
私が体感してきた苦しい思いが、どうか他の人はしなくて済むようにと願うばかりです。
今つらい思いをしている人がいるのであれば、少しでも気持ちが楽になれますよう。
私ももう楽になりたいです。