生い立ちや家庭環境、今の仕事環境等々を書かなきゃいけないのかもしれないけど省略したい。環境要因で当てはまるものは無数にあるけど賢明な増田読者は月並みな心当たりのことを察してくれると思うから。あるいは、素人が新書で読みかじった心理学の知識なんて披露するものでもないと思うからだ。
恋愛すると、というか交際すると基本的に疲弊する。並みの疲れではない。仕事の繁忙期以上の疲労が数日置きに到来する。嫌われることの恐怖感が大きすぎて尽くしまくる。相手の一挙一動に意味を見出そうとする。根拠なく浮気を疑うが、根拠がないため1人で悶々とするしかない。SNSの発言を見て、内容の如何に関わらずその後少なくとも半日は落ち込む。たぶん僕の知らない環境に相手が存在していることが嫌でたまらないのだと思う。仕事以外の大半の思考はパートナーについてのことで支配され、ひどいときは仕事にも影響が出る。つまるところめちゃくちゃ依存してしまう。
ド短期を除けばこれまで2人、女性と真剣にお付き合いした。どちらも2年以上3年未満。
1人目はお互いが似た恋愛スタイルだったので、完全に共依存?状態になった。もっと連絡くれとか、寂しいとかお互い言い合って喧嘩ばかりして仲直りにセックスした。先に潰れたのは僕で、口論のストレスが依存状態の快楽を上回って徐々に距離を置いた。就職という転機もあり、このままでは自分の人生立ち行かねえという思考も生まれたため関係を解消した。別れるときも依存状態の只中にあった彼女には申し訳ないことをしたと思うが、私も限界だったので痛み分けみたいなものだとも思っている。
2人目は現在進行形だ。私のことを男性として見ることか出来ないらしい。というか、僕に対して基本的に関心がない。セックスもしないし、スキンシップも能動的にはしてこない。なので恋愛依存の僕はよく拗ねる。
ではなぜ彼女はこんな面倒臭い僕とまだ付き合ってくれているのか?何度か聞いては見たがいまいち要領を得ていない。ただ、相手は別れたくないと言う。別段僕が貢いでいたり何かしてあげているわけではない(結婚向きの安パイというのはあるかも)ので情の類いなのかもしれない。たしかに話は合う。趣味もかなり合う。趣味活動に限らず、ファッションや食べ物その他諸々、物の見方や価値観もかなり近い。話していて飽きない。こういう人は得難いと僕も思う。でも、別に友人でもいいと思う。
あるいは甘える対象なのかもしれない。付き合う前は見せなかった不機嫌や無気力を今はガンガンぶつけてくる。こうなると尽くしたがりの僕はたまらなくなって、その後三日間は思考能力が奪われる。
こういう説明が出来るようになったのも最近だし、自分のメンタルが常人より弱いことに気づいたのも最近のことだ。結局相手を替えても自分が変化しない限り同じことが続くのだと思っている。そして全くゴールは見えない。