2014-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20140811165226

ギャンブルに例えるのはあれだが、まあ、研究なんてある意味どれもギャンブルみたいなものなので正しいとも思うけども。

① 怪しいデータ無視して論文を完成させる → すれば莫大な予算と名声、仮に不正データが露呈してもコリゲンダム程度かな?

② 怪しいデータを突っ返して小保方を問い詰め、関係を終了 → 自分を含め幹部採用責任を問われる

に関しては、まず、ほとんどの人が勘違いと言うか正しく理解してないと思うんだけど、

今回のSTAPに関して、笹井さん主導で実験を行ったものでは無いし、理研でこの時点では確実に小保方氏がSTAPに関しては一番の研究者だったわけだ(それが虚構であるのは別として)

笹井さんにしてみれば小保方氏の論理を聞いた上で小保方氏のデータを見る、と言うことしか出来ないわけで、

少なくとも論文執筆の時点では100%確信を持ってたと思うが。

STAPの実験に関しても、1からずっと理研でやっていたならともかく、

もう論文投稿したことも在るような事の確認研究程度しかやってないみたいだし(それも実際やってたかどうかすら疑問なところだけど)。

師弟関係」みたいな表現されるけど、単に一人の研究者同士の付き合いでしか無いと思うんだが。

ただ、小保方氏があまり論文執筆無能だったから笹井さんが論文を各部分を手伝った、というだけで。



から、この時点で笹井さんにとって見れば別にギャンブルでも何でも無いと思うが。

ユニットリーダーまでに昇格させたのは多少ギャンブル要素があるかもしれないが、「女」を無駄にある程度のポストに就かせるのは日本全体的に行われてる愚行だし、

得にこの時は同時に他の女もユニットリーダーになってるので広報的にも二人同時の女ユニットリーダー誕生ある意味必須で丁度良いタイミングだった、程度だろう。




第二の賭け:論文疑惑露呈から記者会見

① 全て虚構でしたと言って謝罪する → 論文共著者および理研CDBの権威は失墜、Natureおよび姉妹から出禁研究費獲得もかなり厳しい。

しかし駒沢&下村など過去の例を考えれば、少なくとも小保方以外は科学者として退場というレベルの厳しい責任追及はない。

② 些細な取り違えであり現象自体リアルフェノメノン → ウソをつき通せればフェードアウトできる。無理ならみんな終わり。

まず、1の場合でもCDBの権威失墜、にはならない。そんなこと言ったら東大京大も今頃潰れてる。

Natureから出禁もない。

研究費については小保方氏はもう追放だが、笹井さん自身が今後一切の獲得が無理か、といえばそんなレベルではない。

2,3年の懲戒的な処分はあるかもしれんが。

2の様な感覚はありえない。それ程バカ人間があそこまでは行けない。

従って別に彼自信が2に賭けたわけではない。実際、3月の時点で辞表を提出してるわけで、

責任は感じてるし論文自体ダメな事は十分理解してる。

それが「リアルフェノメノン」であっても何も意味がないことくらいは研究者なら誰でも分かる話。

あんたみたいな人が理解できてないだけ。

少なくとも私はあの会見で自信が揺らぎ、「あれ、やっぱりSTAP現象自体リアルフェノメノンなのかな。いやいやそんなわけあるかい

でも論理的には筋が通っているし・・・。」ぐらいまで揺さぶられた。

こんなことをいうが、実際研究者達は誰もそんなことを感じてない。

論文は明らかに不正があったのは明らかになった結果、今は自分ではどうしようもない、と言った印象。

早く上が処分してあげれば良いのに、というかそれしかないのに、といった。

上にも書いたが本人は辞表を出していたし、周りの人も、彼の今後を考えたら辞めさせて他で再出発するしか無い、と言った声が多かったにも関わらず

理研処分を保留してたため、やめることすら出来なかった状況。

その状況下で理研主導の記者会見では何もいいようがなかっただけ。

記事への反応 -
  • STAP騒動を笹井の視点で、ギャンブルとリスク管理の側面から考えてみると、リスクミニマイゼーションではなく期待値の大きい方を選択して破れた、ように見える。 敗因は小保方が稀代...

    • ギャンブルに例えるのはあれだが、まあ、研究なんてある意味どれもギャンブルみたいなものなので正しいとも思うけども。 ① 怪しいデータを無視して論文を完成させる → すれ...

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