少々マニアックな言語が解せて、その言葉が母国語のサイトで買い物をする。
しかしどうにもこうにも、ニントモカントモ、買っちゃう時がある。にんげんだもの(みつを)
ポチった時は興奮状態。けど、熱しやすく冷めやすい物欲は時間の経過とともに沈静化していく。
やがて後悔の念が頭をもたげてき、必死に「あの買い物は正しかった」と自己肯定を図る。でも、玄関先で商品を受け取る時には氏にたい気分になっている。
ここが米国なら、ハート・ブルーのキアヌ・リーブスみたいにマグナムを空にぶっ放している。日本に生まれて良かった。
「ぜ、全部ECサイトが悪いんや!」
なまじインターネット普及以前を知っている世代なので、クリックちょんちょんで地球の裏から買い物ができてしまうシステムが恨めしい。
届いた段ボール箱と体育座りで向き合っていると、身辺整理という言葉が脳裏をよぎる。探さないでください。違う。
売ろう。自分を、じゃなくて届いた商品をネットオークションで売ろう。
引きこもり少年のオカルト趣味を満たす、クーリングオフみたいな便利な仕組みなんて海外にはない。もうオークションしかないっしょ(白目)
損切りは嫌だ。足が出ない程度の値段で売りたい。
商品代金・送料・関税・消費税・通関手数料・オク出品費用諸々のコストを勘定して出品価格を決める。
買ってもらえないだろうなと思いつつも出品。
売れた。
出品した当日の晩に売れた。
衝動買いした、家に眠っている他の商品も出品した。
今度は多少マージンを乗っけてみた。
売れた。飛ぶように売れた。
何で割高なのに買ってくれるんだろう?
グーグル先生と一緒に考え、以下の2点が原因なのではないかという結論に至った。
1. 英語圏の商品じゃない
2. 並行輸入品が売られていても、すんごい高い
倍値以上することも珍しくない。
ここまで考えて気付いたのは、語学の習得が少なくないカネを生むこと。