2022-12-27

究極のダイエット食「沼」とそのアレンジ方法を紹介する

沼とは何か

「沼」とは、シャイニー薊というフィジーカー(ボディビルダー一種らしい)が考案した、

ボディビルダー用のメシである。が、ダイエット食としても優れている。

その特徴は一言で言えば、「乾物野菜で最大限かさ増ししたお粥」だ。

お粥ではあるが、米はほとんど使わない。いくら食っても、食っているのは実質ほぼ水なので

ローカロリーでヘルシーという理屈だ。

ダイエット効果はあるか

俺の場合ダイエットに取り入れてから(他のダイエットと併用してではあるが)2kgほど減量した。

ちなみに他のダイエットも、カロリー制限食物繊維、低GIなど食事改善によるものがメインで、

運動らしい運動ほとんどしていない。

沼の利点と欠点

利点

炊飯器具材をいれて炊くだけで作れる。具材は、さすがに手間ゼロで用意するのは厳しいもの

調理の手間は多少ちぎるくらいで包丁ほとんど使わない、または皆無。

自分にとっては、弁当レンジで温めたりレトルトカレーご飯盛ることは「そこそこ複雑な調理なのだが、そんな自分でもなんとか作れた。

  • 腹いっぱい食える

これがでかい。世の中のダイエット食、特に食物繊維系の食事は「胃に入ると満腹感が出る」というものが少なくないため、

大して食ってないのに満腹感だけが出る。これはこれで悪くないのだが、

満腹感だけを脳にインストールされたような感じがしてどうも座りが悪い。

一方で「沼」は、ローカロリーなぶんあくまで物量で勝負するため、文字通り腹いっぱい食える。

  • 美味い

たくさん食えようが栄養があろうが、まずいものは食いたくないのが人間だ。

安心あれ、「沼」の通常レシピ日本人(と多分全人類)が大好きなカレー味なので、

日本人である限り無限に食えるようになっている。流石に毎日カレーを食うのは厳しいが、

それでもほぼ、毎日沼でもほとんど飽きずに食える。

美味いしいくらでも食えるくせにローカロリー。これが、沼が究極のダイエット食と言える理由だ。

欠点
  • 食感が悪い

「沼」のレシピ検索すると、ほとんどのレシピでは

これでもかというほど水を足し、粥を超えて泥状になるまで調理をしている。中には調理後にさらに水を足しているものもある。

増量のためだろうか? しかし、量以上に食感は大事だ。顎を動かさずに食えるというのは、胃の満腹感のみならず

脳の満足感にも悪い影響がある。

そこでこれから紹介するアレンジレシピでは、あえて粥ではなく炊き込みご飯という形態にこだわり、水気を抑えたものを紹介している。

これは適当に作れるという利点の裏返しでもあるのだが、巷の「沼」のレシピ具材の分量が「適量」で済まされているものばかりだ。

しかし、ほんとうに適量でいいのだ。どんなに間違えても、最後カレー炊飯器がなんとかまとめてくれる。

それでも、最初のうちは加減が分からず戸惑うだろうと思う。後のレシピではその点も注意した。

おすすめアレンジ

前述した通り、沼は分量がでたらめでもなんとかなる。カレー信じろ

このレシピも、「適量」だと困る奴のためそれなりの分量を書いているが、米以外は全部目分量とアドリブで作っている。

ちなみに3合炊きのレシピだ。

  • 米0.7合

慣れてアレンジに自信がついたら0.5合以下でもいい。

レシピささみに代わり、たんぱく源、兼、米の代用として使っている。俺はそぼろタイプのものキロ単位でまとめ買いしている。

沼にかぎらず、そぼろ型大豆ミートはひき肉の代用として、麻婆にパスタラーメンにとあらゆる料理に混ぜて使える便利な奴だ。

オートミールをそのまま炊飯すると、これまたデロデロの糊状になって風味がよろしくないが

大豆ミートのつなぎになるかと思い少量混ぜている。不要かもしれない

俺はシイタケがあまり好きではないので、5mm~1cm大に小さくちぎっている

ここまでちぎれば風味が紛れて分からなくなるし、シイタケ自体はかさを増すためには無視できない

巷のレシピではわかめを入れているが、これは俺は勧めない。

わかめはかさ増しには優れているが、食感が悪いし風味が合わない(ワカメが入ったカレーがあるか?)。

代用としてひじきを入れる。これも口に入れると結構カレーと風味がかち合うが、食感はまったく殺さずにカレーと合うのが良い。

市販ルーを、溶けやすいように細かく刻んで具材に混ぜる。普通は1でいいが、自信がないときや好みに応じて1.5ブロック入れる。

説明不要ダイエット食。沼とは相性がいいので、小さい短冊にするか細かく刻んで入れる。

これもアドリブofアドリブで、何をどれだけ入れてもいいのだが一例を挙げる

レシピではオクラを入れていたが、俺はオクラも嫌いなので代用ピーマンを使っている。

種を取り千切りにする。

口に入れやすい大きさに、半月いちょう切りにする

全部ジャーにいれたら、水を普段の3合炊き分入れて普段通り炊けばいい。

炊く前と炊いた後に軽く混ぜるとベストだが別にやらなくてもいい。

味は普通カレー味の炊き込みご飯。米を0.7合しか入れてないのに、きっちり3合分炊けるからすごい

食ってもしっかり歯ごたえがあり、かさ増しした感覚が全くない。

注意点

まり食いすぎない

沼はローカロリーではあるが、ゼロカロリーではない。当然、カロリー相殺するほど大量に食っては意味がない。

少なくとも、沼を食った食事では他に余計なものは食わない、間食はとらないといった配慮必要だ。

沼は美味いし量もあるので、この縛りはそこまで辛くはない。

さらに言えば、ダイエットを沼に頼らない、頼りすぎない配慮もいるだろう。

俺の場合ダイエットがつらくなってきたが好きな物を腹いっぱい食いたい、そんな時に

チートデー(ハメを外して好きなものを食っていい日)に対する準チートデーのようなものとして、

緩衝材というかチートデーの先延ばしというか、そういった体調や満足感の調整に使っている。

その他アレンジ方法

上のレシピでは外せないのが米、カレールー、干しシイタケあたりで、大半がその場のアレンジで何とかなるものだ。

包丁を持つ気力がなければ乾物冷蔵庫の残り物とルーをぶちこんで食う前に溶け残ったルーを混ぜればいいし、

野菜はその日スーパーで売ってた半額のおつとめ品でいい。

大丈夫最後カレーがなんとかしてくれる。

それでもアレンジに失敗しないためのポイントがあるので最後に紹介する

  • 葉物には頼らず、根菜を入れる

葉物を入れても、どうせ水気が出た後は体積が激減してしまう。

葉物はあくまで風味付けや食感付けと割り切り、どうせ野菜を入れるならかさを稼げる根菜をメインにする。

説明不要。元レシピからワカメを抜いた理由もここにある。

逆に言えば、少々口に入れてもカレーを殺さなものなら何を入れてもいい。カレー信じろ

終わりに

沼の何かいアレンジ方法を知っていたら教えてくれ

  • 3合炊きでやってる~ レシピ通りだと塩分足りなくない? 私はカレー苦手だから和風だしやウェイパーで味付けしてる

  • 13キロや いっぺん言いたかった 書き手について 30台男性、事務職 運動は基本しない、もともと二郎系と家系ラーメンが好きだった 痩せる前 身長170cm、体重八十数キロ、おなか中...

    • 30台でも前半か後半かで全然ちゃうやろうが そこぼかすなや

      • 確かに。 身体が変わる前の30代前半は20代と変わらなかったけど、35過ぎて燃焼率が断然下がった。

    • 身長170cmで体重70kgて、別にスリムではない。 それまでがぽっこりお腹だったのが凹んだからか? 体重変化より「ぽっこりお腹の改善」としたほうが初老はてなーにはウケるかもね。

    • 13kg痩せる方法!!   「まず13kg無駄に太りましょう! そこから元通りにすれば13kg痩せたことになります!!」 みたいな話かな?

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