2022-10-05

レンタサイクルのススメ

はじめに断っておくが、増田が使っているサービスハローサイクリング)は主に首都圏関西など

大都市圏を中心に提供されているサービスなので、地方にはまだまだ広まっているとは言い難く、

東京ローカルな話になってしまうがご容赦願いたい。

レンタサイクルはいいぞ

ここ数年でレンタサイクル、というかシェアサイクルか。

とにかく、個人のものでなくレンタルできる自転車サービスが広まっていることはご存知だろうか。

駅周辺のビル公園コンビニなどに、専用のポート、要は駐輪場があったりする。

サービスHPアプリに、ポート所在地がわかる地図が設置されていると思うので、

気になる人は自分の行動圏にあるかどうか見てみるといい。

増田は3、4年くらい前からこのサービスを使っている。

当時働いていた会社秋葉原駅から徒歩20分くらいのところにあったので

終業後に時々買い物に行ったり、ヨドバシバッティングセンターに行ったりしていた。

しかし歩くには微妙に遠く、電車に乗っても遠回りだし、

会社アキバ用事会社の最寄り駅から帰宅と、往復で40分と思うとちょっと面倒だった。

そこに現れたのが、レンタサイクル。徒歩20分の道でも、自転車なら10分かからずに行ける。

かなり気軽に行けるようになり、元々自転車に乗るのが好きだったのもあって、頻繁に利用するようになった。

メリット

安い

サービスによって異なるが、短時間の利用でならそこまで高額になるものはない。

増田が使っているやつなら30分130円、延長15分100円だから、1時間使っても330円だ。

増田の使い方は主に出先での短距離移動なので、だいたい130円で事足りる。

支払い方法クレジット交通系ICが基本。

自宅から遠いところでも自転車に乗れる

ロードバイクなどに乗るのが趣味の人ならば50キロでも100キロでも乗っちゃうだろうし、

なんなら輪行してしまうよ人もいるだろうが、そこまで本格的じゃない人が大多数だ。

ちょっとママチャリでぶらぶらするのが好き、というような人が一番刺さると思う。

自宅周辺だけでなく、出先(といっても主に都内だが)で自転車を漕げるのは新鮮さもあって楽しい

電動

都内は坂だらけの街も多い。

平坦な地域から上京してきた増田は、特にそう思う。

しかレンタサイクル基本的に電動自転車なので、坂だらけの街でもなんのそのだ。

デメリット

充電が死んでることがある

電動というメリット享受できないと、それは途端にただ重いだけの自転車に成り下がる。

サービスによるとは思うが、増田が使っているハローサイクリングでは事前に乗りたい自転車の予約ができる。

アプリ上でもおおまかな電池残量は確認できるが、可能ならポートに置いてある自転車を実際に見てみて、

電池残量が充分に残っているやつを選ぶとよい。

場合によってはポートにある自転車のすべてが死んでいることもある。祈るしかない。

借りられる自転車がない・置ける駐輪場がない可能性がある

当たり前だが、完全にどこでも自由に乗り捨てできるわけではなく、

所定のポートに置かなければならないという縛りがある。そうするとこうした問題が生まれてくる。

自転車がない問題シェアサイクルという性質上、避けては通れないものだ。こればかりは仕方がない。

駐輪場問題のほうには2つのパターンがあり、「ポートが満車で置けない」パターンと、

そもそも目的地の近くにポートがない」というパターンがある。

前者の場合、近隣に別のポートがないかチェックする必要があるし、

後者場合そもそもレンタサイクルという選択肢自体を選ぶべきではないだろう。

使い方が微妙にわかりづらい

ざっくり説明すると

アプリ自転車を予約する

→予約した自転車についている機械操作して解錠使用する

→使い終わったらまた機械操作して返却する

とたった3段階なのだが、多分最初ちょっとわかりづらい。

操作音や音声アナウンスがあるわけでもなく、視線誘導のような工夫はされていない。

同じサービスでも自転車のもの複数サービスにまたがって使われていたりするため、解錠方法複数ある。

慣れればわりとスムーズに使えるが、最初のうちは「これで本当に返却できたのかな……」と不安になったりもする。

と、こうしたデメリットはあるものの、基本的には便利なサービスだと思う。

どれも慣れや事前のチェックでどうにかなるものばかりだ。

終電を逃して助けられた話

ここから個人的なお話です。

先日、残業を終えて終電間際の電車に乗って帰宅していたのだが、乗る電車を間違えた。

疲れていたこともあって行き先を間違えてしまい、違う路線乗り入れしまった。

幸い、行き先が分岐する駅から1駅で気付いたのだが、引き返す電車はすでに終電が行ってしまったあと。

駅前では同じ境遇の人が家人に迎えの依頼をしているような電話をしていた。

迎えが期待できない増田のほうは、はてさてどうしたものかと思案した。

自宅まで歩けば30分程度だが街灯が少なく坂だらけの道を歩くことになる。

タクシーは呼ばなきゃ来ないようなところで、料金も3000円を超える見込み。

そんな状況で1台のレンタサイクルが停まっているのを発見したときは、

砂漠オアシス発見するとこんな気持ちになるのかと思ったね。

こんな辺鄙……と言うほどでもないが、住宅街の小さい駅に1台停まっていたのは幸運だった。

自宅の最寄駅そばにもポートがあることを確認し、夜中のサイクリングを楽しみながら帰宅しました。

とまあ、出先での移動によし、緊急事態での利用によしと、

移動の選択肢が増えるという意味ではコスパ利便性も悪くないんじゃないかと思う。

みんなも、特に首都圏に住んでいる人はぜひ使ってみてくれ。

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