2008-04-09

東京大学入学者の70%以上が上層ノンマニュアルの子



所得が1500万円以上の世帯で、子どもが東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった難関大に入学しているのは40.9%。この値は400万円~600万円世帯に至るまで下がり続け、400万円~600万円世帯では6.3%である

東京大学入学者の70%以上が上層ノンマニュアルの子弟 shift-jis

専門・管理職としてくくられる上層ノンマニュアル医師弁護士大学教授などの専門職や、大企業官公庁管理職、および中小企業経営者など)と呼ばれる階層出身者の割合が、

すでに1970年代から一貫して、ほとんど大きな変化もなく、高い値を示していることである

この20年間に、公立高校から東京大学に入る者の割合は、70%から50%へと大きく変化した。

かわって、私立高校出身者は、30%から50%へと大幅な増加を示す。

しかしたとえ、どのような高校を経由してこようとも、もともとの出身階層の構成比率自体にはこの間ほとんど変化が生じなかったということである

・・・東大入学者は、私立高校出身者の寡占状態を生み出すずっと以前から、すでに特定の社会階層出身者の寡占状態となっていたのである

成績と父親の職業中学2年生)

成績と家庭の年収単位:万円)(中学2年生)

成績と母親学歴中学2年生)


苅谷剛彦氏の「大衆教育社会」論

苅谷氏は『大衆教育社会のゆくえ』の中で、「SSM調査(社会階層社会移動全国調査)」において、

尾嶋史章氏が1990年にいわゆる一流大学旧帝大東工大一橋大、神戸大、東京外大大阪外大早稲田大慶應大)の親の職業を調査し、

上層ノンマニュアル医師弁護士大学教授などの専門職や、大企業官公庁管理職、および中小企業経営者など)の出身者がどれくらいか分析した調査結果を紹介し、次のように分析している。

 戦後生まれの若い世代である第三コーホート(四六~五五年生まれ)と第四コーホート五六~六五年生まれ)の比較である

入学からすれば、第三コーホートの多数は、いまだ私立の六年生一貫校が隆盛をきわめる以前の、公立高校優位の時代に入った世代といえる。

(中略)この世代と、私立高校が有力になっていく次の世代とを比べると上層ノンマニュアルの親をもつ割合は、ともに七五%とまったく差がない。

まり東大だけではなく、それより範囲を広げた「有力大学」への入学チャンスをみても、私立高校が有力になる以前から特定の階層出身者が入学者の四分の三を占めるという「寡占」状態が存在していたのである


家庭が裕福なほうが高学歴を得やすいという話をしているのだが?

単純に進度が速いのだ。

公立高校生が3年間一杯一杯で学習するまでの内容を、多くの有名私立高校では2年の終わりか3年のはじめで終了させてしまう。

単純に早く終わるというだけでも、ぎりぎりまで受験範囲の学習に追われるよりもアドバンテージはあるし、

さらに、その結果生まれたゆとり時間を使って、演習などの受験対策も行なってもらえる。


自堕落生活…勉強本当にできない…

吉川徹の「学歴格差・不平等」という本

1親が中卒の場合子供大卒であるのは13.9%

2親が高卒場合子供大卒であるのは38.9%

3親が大卒場合子供大卒であるのは66.4%


[上層ノンマニュアル][階級][文化的再生産]裕福な家庭の子が進学で有利

【受験】学歴【勉強】

夫の学歴が高卒で、妻の学歴が大卒、結婚の同類婚指数は0.19

大学および短大は52.3%、大学に限ると42.4%

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