はてなキーワード: マルコとは
もう昨日は即寝る約束をしたので、
即寝たわおかげで爽快な快調を迎える超朝だったわ。
23時前に就寝はさすがに良い子すぎるの。
そんななか
私にまた巻き起こった問題があってこれはちゃんと真面目に対処しなくてはいけない案件説濃厚だったので、
取り急ぎ私は税務署に足を運んだの。
そうよ、
その案件だったわ。
嘆きのインボイスね。
これは真面目に対処しないとすごく怒られそうなので、
一旦税務署に予約もなしで丸腰で、
もしかしてこれのことですか?って私はその卓越したアイティー技術を持ってしてタブレットでそのピーディーエフを表示させてみてもらったの。
もちろん
平面のピーディーエフを立体にして縦にしてみられるような近未来サーバーチックなエスエフでもよくありそうな
両手を広げるジェスチャーで
そんで担当で来てもらった係の人に
あ!それですねーなんて話をしながら、
再提出をしなくてはいけなくなって分からなかったら予約してきて下さいね、
なんつって言われて、
インボイス怖いわーって思ったわ。
未だによく分からないのよね。
なんか数百円の還付があるからみたいな感じで、
還付だったらいいかーって無視を決め込んでいたのも悪かったのかも知れないわ。
10月11月12月の期間の消費税の計上のデータってどう作るのよ?って
それを匠に操って操作してその10月11月12月の期間の金額は瞬時に出せるんだけど
これをその部分の期間のみの電子データ化して電子送信するにはどうすればいいの?って
そこが分からないので
あればインボイス学園に通ってインボイス学園の校歌が歌えるようなほどまでに
その制度を学びたいところだわ。
結局よく分かんないままやってる人は多いんじゃない?
そう思うのは私だけ?
でもさ、
税務署の人っていつが一番忙しいか確定申告の前とか前後とかは忙しそうだけど、
あとの普段の季節のシーズンは忙しさどのぐらい忙しいのかしら?
さっぱり検討がつかなくって、
私は何も名乗らずになんで私の情報が分かるのかしら?
私が本当に個の財務処理番号の人かどうかとかはどうでもよいみたいで、
いまインターネッツとかで本人確認が厳密に厳しくなってきている中
そして訊かれもしなかったけど、
そこがなんかアンシステマチックというか。
私が誰であろうとこの対象の税務処理をしてくれる人が来てくれればいいのスタンスなのかもね。
まあそもそもとして、
本人しかみない税務署からのお手紙を持って持参してきてるんだから
その時点でもう本人認証はしてオーケーな認識なのかもしれないわね。
あと
係の人につないでもらうときに
整理券を発行して待っているんだけど、
どの案件か何も該当するものが無いボタンの人の整理券発行があって、
ほぼほとんどの人が特殊な目的以外の私みたいなこう言った目的で来庁しているのかしら?って思ったし、
なんか税務署の人たちは全員賢な人のように見えて、
私がこのポンコツなインボイスっぷりを見てやれやれだぜ!って思われてるかも知れないし、
きっと
もういいぜ!とも思われてるかも知れないわ。
つーかサンドウィッチマンかよ!って思わざるを得ないけれど
そう呆れられて見られても仕方ないわよね。
なんか忙しいところ私みたいなポンコツインボイスにお付き合い頂いてありがとうございましたっていいまくりまくりすてぃーって心の中でそう思ったわ。
まだまだ私のポンコツなインボイスの旅はマルコが三千里を旅して肩にサルみたいな動物を肩に乗せて、
そのもの語りは全くイメージしかタイトルでしか知らないんだけど
またはタニコーの五徳の如く
私はちゃんと真面目にそれに取り組まなければいけないデータ提出をしなくてはいけないのよ。
もういいぜ!
サンドウィッチマンかよ!ってね。
うふふ。
あさはギリギリまで寝ているわけでは無いけれど、
ましてや食欲が無いわけでも無いけれど
これだけゴクゴク飲んでいれば大丈夫よきっと!
それが一晩寝かせてスッキリとした雑味のないグリーンな水出し緑茶ウォーラーを堪能したところよ。
水出しだと雑味が無いような気がして
スッキリとした味わいなきがするわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
雨漏りのする傘ってどうよ?って思わない?
その都度ぴしゃ!ってなるんですけどー!
これって傘の役目果たして無くない?って思うし
雨漏りする傘ってそれはそれでいいんだけど、
どこを貫通して雨の玉が落ちてくるのかしら?ってその瞬間を見届けていないので
でも正直分かってるの!
たぶん傘って1枚の布じゃないじゃない。
いくつかの布を縫い合わせて作られているので
その縫い目から雫がそうよ雨の玉が落ちてきて
その都度おでこにぴしゃ!ってなるんだわ!って推測でしかないけれど、
今日でこそ雨脚は強く雨音はショパン並の中の雨量って感じなんだけど、
この強さ程度の雨には耐えられないショパンなのよ。
頑張れショパン!
ご覧よほら!はるかに輝くあの峰を!
ってそれはジョリー!
ビニルの雨傘あれ買うけれど
誰が持って行っちゃうのかしら?って常々日頃からその都度都度思うわけだけど、
たぶんおおかた私がどこかで雨がそんなに強くなくでも傘が必要なぐらいの雨脚で、
何処かのお店に入店した際、
そんで買い物などし終えてお店から出た際にみんな大好きドリカムの歌のように空が晴れていたら
傘忘れちゃうじゃん!
でもまた翌朝その同じお店に行くと傘立てに私の傘がそのまま残っていて無事回収できるってことあるじゃない。
ショパーン!って
この奇跡的な再会を得てそういうケースはマルコが3000里離れたお母さんに会いに行くって
話の内容は1行だけしか知らない『母をたずねて三千里』は肩にリスみたいなサルみたいなキャラクターが鎮座していることしか
その2行しか知らないぐらい、
感動の例えとして現されるぐらいちょうどいいぐらいの感動を覚えたときに使うべく
かさー!ショパーン!って
銭形平次のとっつぁんが
お店の人にさっきこの顔と同じ顔の男が来なかったか?なーにー!そいつがルパンだー!の勢いの
ルパンの言い方でショパーン!って私は傘との再会を喜ぶの。
でもいつもまた気付いたら
それまでは無邪気に過ごしていて脳天気文字通り天気の晴れ空だから
急にそういう天候が急転して雨が降ってきた場合は
それまで忘れていたあなたのことを思い出すのショパーン!って
そんで
店員さんは気を利かせて、
今お使いですか?って包装されているビニルを剥がしてくれる優しさがまるで、
今日はいいことあったんですか?ってバーのマスターみたいな感じで、
私がうつむいていてしばらく顔を上げられない様子でやっとの思いで顔を上げマスターを見ると
お酒の瓶とカクテルを作るステンレスのカップをくるくるお手玉のようにジャグリングしていて、
もう私に優しい声をかけてくれたことなんてすっかり忘れているの
ワールド・カクテル・チャンピオンシップスか!って私のツッコミもむなしく。
正確に言うと私が頼んだのは餃子
ちなみのこのバーが入っているテナントビルの1階は町中華屋さんでそこからこのお店に出前が取れちゃうスタイルなので、
本格的なカクテルが楽しめるバーと言えども本格的な中華も楽しめるでお馴染みのお店なの。
慣れたお客さんはお店のマスターに言って下から出前を取ってもらっているのよ。
なくなっていた元気も取り戻せたよう。
でも私はマスターに呼び止められたの。
え?なに?
そっかー
ここカクテルと餃子は一緒のマスターに払えば良いけれど伝票は別々でややこしいシステムだったんだー!って思い出して、
私は慌てて餃子代を払ってお店をあとにしたわ。
もちろん
そんなご機嫌さんのションテン爆上がりの模様だったので、
傘のことなんてすっかり忘れて
またショパンを置き忘れてきたのよね。
ショパーン!
でもまだ私はそのことにすら気付いていない、
そうショパンってね。
うふふ。
夜「重湯」を作って飲んでお腹を落ち着かせているんだけど、
また別の機会に書くとするわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
クリスチャン・ホーナーのセクハラ騒動から端を発したレッドブルチームのゴタゴタが沈静化しない。
当初はあり得るわけがないと受け止められていたフェルスタッペンのメルセデスへの移籍も絶対にありえないわけではないと真実味を帯びつつある。
とはいえ、果たして現在最強のマシンをフェルスタッペンが本当に捨てることなんてありえるのか?
筆者はありえると考える。
といっても、
レースで勝つためにはレッドブル以外のチームへと移籍しなくてはならない。
そのためには現在長期契約を結んでしまっているレッドブルと何らかの方法で契約を解除しなければならない。
そのための方便としてレッドブルチームのお家騒動を利用しようとしているのではないか?
御存知のとおりF1は2026年から大幅にレギュレーションが変わる。
そのときに果たしてレッドブルは勝つためのPUを用意できるのか?
そのことをフェルスタッペンは疑問視しているのではないだろうか?
2026年には現在レッドブルにPUを供給しているホンダとは袂を分かち、
レッドブルは自社製のエンジンとフォードが開発した電動モーター部分で戦うことになる。
そのことを不安視しているのではないだろうか。
以前は、その非常に優れたドライビングテクニックをもってしても
優勝どころかトップ争いに絡むこと無く終わるレースのほうが多かった。
その主な要因は競争力のないルノーのパワーユニットに起因するものだった。
シャーシー自体は優れていた。
それは史上、最も優秀なF1カーデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイの設計によるものだからだ。
それでもPUが駄目ならば勝てないのだ。
2026年からのPUは当初それほど難しいものではないと目されていた。
現在のターボエンジンから排出した熱エネルギーを電気へと変換しそれでモーターを回すなどという目もくらむような複雑さを捨てて
単純にエンジンとモータを組み合わせるだけのシンプルなものになるはずだった。
しかし、フタを開けてみるとそれほど簡単なものではないことが理解されるようになった。
ICEの信頼性が非常に重要なシステムであることが判明したのだ。
エンジンをできるだけ全開にして発電をしたい。
コーナーの立ち上がり部分やストレート部分以外でもICEを全開にして発電をしなければ、
サーキットの途中でバッテリーのエネルギーが枯渇して失速してしまう。
これまで数十年もの歳月をエンジンと向き合ってきた企業が作り出す
ICEと互角に戦うことが出来るのだろうか?
そのように考えたときに他のチームへと移籍する可能性を考慮しないわけにはいかないのではないか。
とくにフェルスタッペンのようにルノーパワーユニットに幾度となく苦虫を噛み潰すほかなかった経験を持つドライバーなら。
もちろん、フェルスタッペンが来年他チームに移籍したなら来年度のチャンピオンシップは捨てることになる可能性が高い
けさのこと。ひげをそろうとして、かがみのまえに立った。
そしたら世界はいりにくい居酒屋にでてきたマルコじゃないのか?
そうかんちがいするくらい、あごにニクがたまっていた。なんてことだ・・・なんてことだ・・・
これ書いてる現在はファイナルシーズンも残り6話で、たぶん今日明日にも完走しそうなんだけど、なんかもう展開があまりに辛過ぎて、ずっと進撃の巨人のこと考えちゃって、夜もよく寝れなくてめちゃくちゃ体調が悪い。
10年前にアニメシーズン1を観て、当時の単行本最新刊まで読んだ時にはここまで辛くなかったんだけどな。
今回は女型が出た時点でもう、すごく辛かった。
同期の仲間たちがバラバラになって敵対して失われていく様を見るのが本当に辛かった。
9つの巨人を取り込んだ者の寿命が13年なのも辛かったし、ヒストリアが知らん男と結婚してるのも辛かったし、リヴァイ兵長が優しいのも辛いし、ヒッチが仲間想いなのも辛いし、ファルコがいい子なのも辛い。全部辛い。
とにかく辛くて、途中で大魔法峠とか挟んだりもしたけど、でも自分で見始めた物語だから、責任持って見届けるよ。
硬化が解けたアニと再会して、不貞寝してるライナーと合流した時は、すごくすごく嬉しかった。
けど、そこにはもうマルコもユミルもベルトルトもサシャも、エレンもいなくて、それが悲しくて苦しくて、感情がぐっちゃぐちゃになって、久しぶりに声を上げて泣いてしまった。
40過ぎてアニメでこんなに泣くなんて思わなかった。
親が死んでもこんなに泣くかわからない。
周りに進撃の巨人の話できる人いなさ過ぎて、大昔の職場の同僚がFacebookで履修済みと言っていたのを思い出して、久しぶりにLINE送ってしまったよ。
「よお、5年振りだな」
マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四つの福音書を読み終えたところだけど、どれもなろう小説じゃん。
福音書は細かく章や節で分かれていて、一つ一つが読みやすい分量に収まっているところなんて、まるで毎日更新のなろう小説じゃん。
内容だって、神からチート能力を授かったり、チート能力で怪我や病気を治したり、チート能力で羨望の的になって仲間を集めたり、悪役を論破したり、なろう小説そのものじゃん。
チート能力で人の病気を治して「このことは、だれにも知らせてはいけない」と言っておきながら、話が広がってしまうけど満更でもなさそうなところなんて、やれやれ系主人公じゃん。
自分がいずれ死ぬことを予言したり「あなたは三度私のことを知らないと言う」と予言したりと、運命を予言するところは軍師系主人公じゃん。
処刑される段になっても抵抗せずに不暴力に徹するところなんて、達観した不殺系主人公じゃん。
そんなこんなでマタイの福音書を読み終えて次はマルコの福音書を読んだけど、内容はほとんど同じじゃん。
細かいところが違うだけで話の大筋がほとんど同じなんて、なろう小説の作品群そのものじゃん。
そして、ルカ・ヨハネと続けて読んだけど、同じような話を四つ連続で読むのはしんどかった。
まあ、同じ話を八連続で見させられるエンドレスエイトよりはましかな。
四連続で同じような話を読むと、それぞれの話の違いだったり優劣だったりが気になってくる。
描写の細かさやストーリー展開のスムーズさなど、小説としての完成度が最も高いと感じたからだ。
イエスの口調がやたらと尊大で、父が神であることを殊更に主張する権威主義者になっていて、「えっ、イエスってこんなキャラだっけ? 他三つの福音書とずいぶんと性格が違うけど」と読み始めたころは困惑した。
しかしながら、イエスがいけ好かない人物として描かれているからこそ、処刑されることの納得感が強かった。
他三つの福音書ではイエスが奇跡を起こしては「やっぱりイエスさんはすごいや」を繰り返すばかりでワンパターンだけど、ヨハネの福音書では奇跡を起こす回数はそこそこにして、ファリサイ派との論争を中心に描かれているのも良かった。
https://tver.jp/episodes/ep5e0yh89n
ていうか東野って津田(に限らず芸人の)の扱いがめちゃくちゃうまいんだなあ
同じ日にやってたラヴィット3時間生放送のあとに見ると、前者はパステルカラーのはじけるキラキラと後者は原色とどどめ色に赤金のブレンドされた洪水ギラギラで
その明度と輝度のタイプのあまりのちがいに目がどうにかなるかと思った
やっぱりマルコポロリとかこういうタイプの企画に出てる人たちいるの番組の方が好きやな……ってわかった
最初はラヴィットも楽しく見てたはずなんだけど、今はもうちょっと眩しすぎる
を観てきた。
主演の伊藤英明のビジュアルと、数年前の大河ドラマ『麒麟がくる』における伊藤氏の役どころが素晴らしかったため、今回もそれを期待して行ったわけである。
あらすじは公式ホームページにあるが、
https://stage.parco.jp/program/aviewfromthebridge
ステレオタイプなジェンダーロールに拘泥し家長として振る舞うエディ(伊藤氏)とその妻ビー(坂井真紀)、妻の姉の娘でエディが愛してやまず、成長してなお家に縛り付けられているキャサリン(福地桃子)、そして妻の従兄弟でありイタリアから不法移民としてやってくる兄弟、マルコ(和田正人)とロドルフォ(松島庄汰)の物語である。
で、何が書きたいかというと、よくわからない観劇体験をしてしまったという話。
冒頭は、狂言回しの弁護士(高橋克己)の澱みないモノローグで始まる。その後幕が開き、幸福な頃の一家の姿が描写されるが、伊藤氏が口を開いた瞬間に強い違和感が襲ってくる。
棒読みだ。
言葉の一つ一つが、『セリフ』として意味を持たず流れ落ちていく。
キャサリンは帰宅した叔父の胸に飛び込み、絡みつくように抱き合う。不穏さを感じさせる、目に焼きつくほど無邪気な愛の光景と共に、低音で棒読みのセリフが流れ落ちていく。
劇が進行し、過保護に育てられ男を知らないキャサリンは、初めて目の前に現れた若い移民の独身男性・ロドルフォに一目で恋に落ちる。エディはロドルフォが『カマ野郎』(ママ。70年も昔の戯曲なのだ)であると言いがかりをつけ、そんな男に姪が奪われてなるものかと旧知の弁護士の元へ駆け込んだ。「法にできることはない」と窘める弁護士に激昂した口調で激しく詰め寄る。激昂した口調で激しく詰め寄っているのにも関わらず、セリフは相変わらず流れていく。会話が成立していないのだ。
高橋克己演じる弁護士は、本能的かつインモラルな嫉妬に駆られた男を前にした常識人というより、意味を持たない言葉の奔流の前に、言語の限界を知って戸惑い立ち尽くすインテリといった様相を呈してくる。
ビーを演じる坂井真紀氏は、妻として夫に寄り添い、あるいは向き合う姿そのままに、崩れがちな家庭の場面を立て直そうとしていたが、やはり圧倒的に流れていく主演のセリフ量の前には勝てない。
ロドルフォとキャサリンとの会話は慣れてくれば違和感がなかったが、おそらく物語の構造上、その若き二人は、そもそも一人の人間として彼に見られていないためだ。だから会話が成立しなくても大丈夫なのだ。
しかし今度はそのせいで、二人がエディに向ける愛や憎悪、困惑に一切の重みがなくなってくる。あの純粋に不可解な言語の羅列に対し、何を真っ当に苦悩しているのだ、という感じがしてくる。
そしてその異様な不協和音を抱えたまま、劇は終盤の悲劇へなだれ込んでいく。
失礼なことばかり書いてしまったが、伊藤英明氏はおそらく演技が下手なわけではないと思う。「演技の適性がピーキーすぎる」だけだ。正直動きだけで言えば他の役者の方が怪しいところもなくはなく、伊藤氏がそれをカバーしていたところもあった。
エディのくたびれた労働者の姿態、日常的に男らしさを意識しつけた一挙手一投足、戯れにロドルフォにボクシングを仕掛ける時の軽やかで悪意を秘めた動きと笑い、嫉妬を滾らせて部屋の隅に沈み込んでいる姿の不気味さ。舞台映えしないとは決して言わせない長身も相まって、エディという男そのものを見事に、しかも色気と悲哀を横溢させて表している。
ただひとたびセリフを発すると、演劇空間の位相が容赦無くズレ出してしまう。
パンフレットを買えなかった(持ち帰る袋がなかった)ので薄い理解ではあるが、アーサー・ミラーの脚本は、シンプルに受け止めれば、移民への差別意識問題と女性の自立・連帯の問題をからみつけつつ、家父長としての姿にこだわる男の自尊心と、その体面の下に押さえつけられた欲望を鋭く抉り出したものだろう。
ただそんな真っ当な狙いを外れて、主演のセリフの大半が機能しない状況で、この舞台は圧倒的な不条理劇として立ち上がってくる。冒頭の弁護士のモノローグで、ギリシア悲劇的な『条理』は示されているにもかかわらずである。
繰り返されるエディの「尊重されたい」という言葉は発されるそばから空疎になり、なんの意味も持たずに空を彷徨う。圧倒的な空疎に対して周囲は嘆き、怒り、困惑し、愛を語り、そして悲劇を止められないことをなぜか勝手に悟る。
そしてその空を彷徨うような言葉で表される自尊心に怒りを掻き立てられ、エディはあまりにも無意味で不可解な死へと突っ込んでいくのである。伊藤氏の怒りの演技は見応えのあるものであるが故に、その怒りの根源が空虚でしかないという不条理性はいや増していく。
そして唐突に死んだエディを、役者たちは無表情で見下ろす。我々の中に紛れ込んでいた全くの異分子がやっと去った、という解放感さえ浮かべて。
それはとりもなおさず、エディが脚本上囚われていたすべてのものの虚しさを示す、メタ的かつ正確な表現に他ならない。
あるいは、棒読みの彼こそがリアルな人間であり、周りの役者たちを「芝居がかった偽物たち」と捉えることさえできる。
人間の感情を言葉で表すことなど到底無意味であり、根底にあるのは超言語的な(本能的な)愛と嫉妬、憎悪だけだ。それでも周囲の「芝居がかった偽物たち」とエディは、無意味で空疎な言葉でコミュニケーションする他ない。そして彼は己のものでない空虚な言葉で己を取り繕い、縛り、孤立し、ついには偽物たちに殺されてしまう。
この姿が、あらゆるイズムに囲まれた現代人の戯画でなくてなんだろう。
つまりこの劇を伊藤英明の演技が不条理劇に昇華することによって、今回の舞台は一応の成立を見ているのである。
幕が降りた後、私はいい観劇体験をしたのかどうか一考した。期待していたものではなかった。しかし無ではない。あのエディは間違いなく、ただ達者な役者が演じるよりはるかに深みのある造型をしていた。よくわからない観劇体験だったが、今私にこれほどの長文を書かせるほどの体験ではあった。
ニンテンドースイッチのゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(23〜47)
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第十弾。
シーズン1最終作ということで、今までの縦筋として伏線が貼られていた過去の事件、永劫会事件がついに描かれる。
今までの癸生川シリーズ全部盛りな贅沢な作品で、ミステリらしい意外な展開、文書の書き方で読者を騙すもの、マルチサイトの構成の妙、小説として情緒的な染みる文章と、良かったところが沢山ある。
シリーズを通じての伏線が回収される展開も多いため、必ず全作遊んでからここに辿り着きたい。
人によってはこの作品をシリーズで一番に据える人がいそうな、ゲームとしての完成度は抜群だった。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第六弾。
マルチサイトシステムを導入していて、伊綱さんと、生王の視点を行き来しながら事件を追う。
構造自体に仕掛けがある系の作品になっていて、ミステリやってる感がかなり強い。
人によってはこの作品をシリーズで一番に据える人がいそうな、トリックの魅せ方としての完成度は抜群だった。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第四弾。
もちろん、ミステリらしい意外な展開や、文章での表現を利用したトリックなどもあってそちらも楽しめる。
人によってはこの作品をシリーズで一番に据える人がいそうな、物語としての完成度は抜群だった。
株式会社オレンジのロマンティックミステリの第二弾で、女性主人公が事件を捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー。
普通の女子大生が突然マフィアのボスになるという突飛な開幕ながら、割と丁寧で良い意味で地味な捜査と解決をしていく。
とはいえマフィアのボスらしく、違法行為をしてでも事件の手がかりを集めるところなんかは今作独自の魅力があり、このシリーズは女性主人公の成長も魅力なんだけど、今作ではマフィアのボスらしくなっていくという本当にその方向で成長していいのか? と困惑しながら遊ぶことになる。
そして本当にマフィアのボスらしくなっていくのが本当に面白くて、好きなところだ。
あのルートレターのシリーズ的には続編に当たる角川ミステリシリーズの第二弾。
奇作、怪作としか言いようがない前作とは違い、しっかりと地に足が着いた丁寧な良作だった。
主人公の八雲マックスが映像作家としての矜持を持つプロに徹する人間性なのも好印象で、熱苦しいものの痛快な好男子で好きなキャラだった。
またもう一人の主人公新人女優のリホも駄洒落に拾い食いと評されるひょうきんなキャラで、主人公がどちらも魅力的な作品だった。
株式会社オレンジのロマンティックミステリの第一弾で、女性主人公が事件を捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー。
主人公は他人の死を夢で予知できる能力を持っているが、メイドという立場なのでそれをありのまま報告しても信じてもらえないので、色々と工夫して殺人事件を阻止するという展開。
この夢で見た予知の死を覆すという展開が短編連作的に続くのだけど、どれも同じ人、攻略対象で主人として支えている男性キャラの死を予知するため、何してもこの人死ぬじゃん、とシリアスな笑いを感じてしまったのは不謹慎だから反省したい。
貴族と平民という立場の差のエピソードなどは興味深く、伝えたいことの取捨選択がしっかりしてて短いボリュームながらしっかりまとまっている好きな作品。
ニンテンドーとコーエーテクモがバディを組んで送る超贅沢なアドベンチャーゲーム。
タイトルの通り二人組の関係性がかなり重要なキーワードになってくるが、あくまでバディなので男女問わず楽しめる王道なストーリー。
舞台となるミカグラ島に住む市井の人々にもサブエピソードがいっぱいあって、モブキャラが活躍する展開が大好きな自分としてはそちらの方向も嬉しかった。
ヒーローを目指す主人公のルークに延々とずっと辛い展開が続くので、遊ぶ手が止まりかけるほどだったのだけど、バディのアーロンがそれを引っ張り上げる展開が熱くて沸る燃えるゲームだった。
女の子は万華鏡、といえば何をやっても良いと思ってるゲロカスな美少女デスゲームもの。
ふわふわした可愛い4人の美少女が、罵倒有り暴言有り暴力有り可愛げ無しのデスゲームに巻き込まれながら、剥き出しの人間性を露出していく。
そんな残酷なデスゲームの間に、いかにもな可愛い萌えな過去の日常パートが挟まり、この落差の凄まじさが独自の味わいになっている。
罵倒シーンの声優さんの熱演も見所で特に茜屋日海夏さん演じる五条風華の暴言は下品すぎて、日常パートでの可愛さとの差が凄かった。
ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーで、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてから、RPGのボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキストが主体のアドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。
とはいえ、要するにで言うと、事件の手がかりを見つける捜査パートと、容疑者を追い詰める尋問パートみたいなもので、怪異と言いながらも探索パートで手に入れた情報からフェアに対決パートの選択肢を推理可能なように作られている。
RPGっぽいパラメーターの表現はフレバーに過ぎず、テキストをしっかり読むことが大切なので、そういうゲームが苦手でも問題なく遊べた。
印人と呼ばれる仲間を連れて探索するのが特徴で、中年男性ながらかなり露骨にツンデレキャラで萌える真下悟さんが僕はお気に入りだ
○普通
三つしか記憶を保持できない主人公が自身の恋人をなぜナイフで刺したのかを巡るサスペンスなコマンド選択式ADV。
時系列が未来から過去へ進んでいくため行き来する渋谷の街のモブキャラ達にも物語があり、当時の雰囲気を感じられる。
フラグを記憶出来るにも三つだけという設定をシステムに落とし込んでいるのが見どころ。
ただし、この試みが成功しているのかは若干疑問が残り面倒なだけだったかもしれない。
編集者で美女としての自覚が強い木戸いづみが担当作家の鏡月正宗からの無茶振りで事件を捜査することになるコマンド選択式ADV。
物語としての起伏は少なく、ミステリというよりはクイズの趣きが強い。
美女を自称するいづみの強引な聞き込みパートが面白く、話がテンポよく進む。
携帯電話のゲームからの移植だが背景絵のクオリティが高くあの当時に遊んでいたらまた違う感想があったかもしれない。
うらぶれた探偵の狗神エイジとお嬢様刑事の鷲宮ヒナのバディもの。
舞台の池袋に住む市井の人々の協力を得ながら様々な事件を解決しつつ、エイジの相棒でありヒナの兄が死んだ真相も追う縦筋の物語もある。
協力者の面々がかなり優秀な人が多く、主役の二人よりも探偵として優秀なのでは? と思ってしまう良い意味でのテンポの良さが楽しい。
システム面では、よくわからないミニゲームや、頻繁に挟まる話に区切りがついているわけでもない暗転など、運営型スマートフォンゲームの移植故のシステム的にしっくりこないところがあった。
少女同士の恋愛を描きつつ、幾つかの日常の謎を解決する公称ジャンルは百合ミステリ。
ただ、ミステリ部分は少女同士の恋愛を際立たせるための背景のようなもので、あっさりと進んでいく。
その分、恋愛に関する描写はかなり多めでかつ濃厚なもので、恋と友情の差を自覚しつつ、はっきりと恋愛的な意味で好きになっていく過程が描かれていた。
それだけに短編連作で4つしかエピソードがないのは、良い意味で物足りなかった。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第九弾。
白鷺に紅の羽の裏を描く、と言っても時系列や人間関係のそれではなくて、モチーフ的なというか、表現が難しいやつだ。
癸生川シリーズを通しての、探偵は何のために事件を解決するのかを端的に示した短編になっている。
テーマ性の塊みたいな剥き出しの作品なので好き嫌いは別れそうだけど、僕はかなり好きな方だ。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第八弾、元々はDS版の移植である。
久々にスピンオフ短編やマルチサイトではなく、いつメン達のいつもの構図。
ただ、ボリュームが多いのにいつもの構図をやるせいで、伊綱さんの推理がひっくり返るのが、少しもったいなさを感じてしまった。
あくまであのいつもの構図は短編や中編だから決まるもので、長編にはあまり向いていなかったかもしれない。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第五弾。
ちょっと今まではとは毛色が違い、いつものレギュラーメンバの出番も控え目で雰囲気もホラー寄り。
とはいえ、我らが名探偵癸生川凌介が出てくるシーンは格好良く決まっている。
彼をなぜかホッとすると評するのは、なるほどな意見で、なかなか自己分析が出来ているセリフだと思った。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第七弾。
今作はちょっと箸休め的なスピンオフな短編で、正直ちょっと読みどころはあまりない。
犬可愛い可愛いゲームと一言で終わっても良いぐらい犬は可愛い。
とはいえ、これだけ遊ばないのも勿体無いので通して遊べば良いと思うな。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第三弾。
三作目ともなると、いつメンのいつもの構図でいつものやつと簡単に評したくなっちゃうね。
とはいえ、シリーズを通しての縦筋なんかもで出して、探偵・癸生川凌介事件譚として好きになれる要素が増えていくキッカケも多い。
今作は割と聞き込みや証拠品集めからの推理が多く、今までの突飛な発想の飛躍が求められるものじゃないのも特徴的かつ、以降はこれが主になっていく。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第二弾。
前作の流れは踏襲しつつも、本格ミステリさながらの大胆なトリックが映える面白い作品だった。
とはいえこの類の方向性はしっくりこなかったのか、これ以降はもう少し社会派だったり、テーマ性だったり、文章の書き方で読者に対して何かを隠蔽する類の方向性になっていく。
物理トリックの類はゲームだと映えるんだけど、携帯電話の容量の少なさを考えると難しかったんだろうなあ。
携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第一弾。
名探偵癸生川凌介、その助手白鷺洲伊綱、彼らの事件をゲームにしている生王正生、いつもの面々のデビュー作。
伊綱さんと生王が捜査をしてそれらしき答えに辿り着くも、癸生川がどんでん返すいつもの構図は初見だと結構驚く。
携帯電話という限られた容量の中でしっかりとミステリをやろうとする気概が素晴らしい、
めちゃくちゃ豊富なスチル絵に軽快なBGM、そしてカートゥーン調のアニメーションでハイスピードに物語が展開していくSFもの。
テキストを読むことが主体のゲームって落ち着いた作品が多く、議論をしたり腰を据えてお話を聞いたりが多いんだけど、この作品はとにかく主人公たちが走る! 動く! 飛ぶ! と終始忙しなく動いてばかりで色々な物語が手早く展開していく。
テーマソングの飢餓と宝玉はオープニングテーマでありながら、作品の全てを包括するような歌詞になっていて、クリア後に聞くとまた違った感想になる曲で大好き。
ただ、このスピード感故に細かい部分の整合性や説明がカットされているのは好みが分かれそうかな。
とにかく全体を通じて奇妙な作品で、十数年ぶりに高校時代の文通相手との手紙を発見して、彼女に会いたくなりその地元島根に向かう。
こんな如何にもな青春振り返り系エモストーリーの導入だが、全くこんなストーリーではなく、罵倒、悪口、恫喝を繰り返す反社会的な主人公に振り回される恐ろしいお話。
ストーリーもリアリティラインがルートによって様々すぎて、突飛な展開が続くかと思いきや、現実的な着地を見せたりと、唯一無二な奇妙すぎる作品だった。
インディーゲーム開発者の女性二人の関係性を淡いドット絵の演技で描くナラティブアドベンチャー。
全てを文章で語らず、キャラクタの演技で語るストーリーが見所でかなり細かい演技が丁寧に表現されている。
また、途中で挿入されるゲームボーイライクなパズルゲームが、レベルデザインでなにかを暗喩しており、キャラクタがなにを感じたのかを、台詞や演技だけでなく、このパズルゲームでも表現しているのが今作独自の特徴的な部分。
なかなかハードで現実的な部分が多く、少し心に余裕がある時に遊んだ方が楽しめそうだ。
修学旅行で水中を走る列車に乗り込んだ学生たちの中で起こる殺人事件のお話。
スペインのインディーメーカーの作品だが日本のサブカルが大好きな人たちが作っているようで、そういうのが好きな人向けの小ネタがたんまり入っている。
とはいえ、ジェンダーや政治的な正しさを規定とした問題提起が挟まるなど、日本ではあまり見られないストーリーもあり独自の良さがあった。
殺人事件にまつわる解法も、トリックやロジックなどのあれこれではなく、人間関係の妙に重きが置かれているのも、ある種のらしさなのだろうか。
奇妙なホテルの一室で目覚めた男性がいきなり殺人事件の容疑者と報道されるニュースを見るところが始まるホットスタートな実写ゲーム。
短編ほどのボリュームながら、ゲームシステムを利用した演出や、繰り返しループする世界での面白コメディや、シリアスな男女の恋愛など色々な要素がみっちり詰まってる。
特にヒロインのサチムラアカネは、敵なのか味方なのか、頼れる強キャラなのか守るべき弱い子なのかが目まぐるしく変わる上に、扇状的なシーンも多く、演じている栗山千明さんの魅力が盛りだくさん。
ニンテンドースイッチのゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(部門別ランキング)
・Half to Whole
AI2のED曲。めったふざけた笑える曲なんだけど、同時にめっちゃ悲しい泣ける曲。4分30秒の中で笑って泣いちゃうので感情が疲れる。
・散って、咲いて
2のリベリオンズ遊んでからきくと「私たちはお互いがパンドラの箱の中の希望で」という歌詞の意味が二乗に理解できてグッとくる。いやどう考えてもそれを見越して作詞してる訳ないんだけど、彰にとっても救いであって欲しいと願う。
作中で何度も使われるフレーズが入ってるため自然とこのゲームといえばこの曲の印象。
熱く激る燃え曲。
なんだけどこの歌詞の意味は最後の最後まで遊んで初めてわかるのが難い。
「想い合えるっていつか逢えるって」の二人が誰なのかを理解してから聞くと泣ける曲になる。
・天城小次郎
EVEの主人公。普段はお調子者で助平でダラシないけど、ピンチの時はめちゃくちゃ優秀ってキャラが大好きなんだ。(冴羽リョウの一言でまとめるのは乱暴)
・真下悟
死印の相棒キャラ。普段はツンケンな態度だが、要所でデレデレと甘えてくるベタなツンデレ中年男性。
主人公のためにかなり軽率に自分の命も投げ打つくせに、すぐお前のことなんか好きじゃないんだからねっする露骨な萌えキャラ、可愛い。
・ドスゴロ
敵役ポジションながら、彼もまたマルコのことを不器用に愛していた的な展開が感動した。
愛をまっすぐ伝えれない男の人好き。
・法条まりな
普段はお調子者で助平でダラシないけど、ピンチの時はめちゃくちゃ優秀ってキャラが大好きなんだ。
優秀なんだけど、どうにもならない後始末的な展開が多いせいで、毎回辛い結末なのが可哀想。(GEでは小次郎も大概だったけど)
最新作のGEのラストに、そのことで悲しみながらも、それでも誰かを助けようとすることを辞められないと自戒するところがあって、そこで彼女がハッピーエンドになるまでこのシリーズを追いかけようと誓った。
死神なので人間と異なる倫理観を持っていながらも、主人公のことを大切に思う気持ちが一貫している優しい子。
この主人公へに気持ちが少しづつ見えていくのが、ゲーム全体のことや、街の市井の人々のことを好きになりつつなのが、レインコード最高感を高めてくれる。
終わりが離れ離れなだけに、次回作などで二人が再開することを強く強く所望したい。
設定的には難しいかもだけど、ユーマと死に神ちゃん以外のコンビでレインコードを遊ぶのは考えられないよ!(DLCはまだ遊んでないです)
探偵撲滅に登場するお嬢様。能力的には劣るのだけど、精神がもっとも高潔で優れている立派な人。
探偵に最も相応しい能力を持ってると思うので自信を持って欲しい。
良い人というだけでキャラが立つ、探偵撲滅の面々の酷さも逆に好き。
・ねね子
お風呂に入らない、100点。
無駄毛を剃らない、100点。
排泄シーンがある、100点。
300点、優勝です!
点数付けないとか綺麗事言いましたが、このランキングだけはダントツで点数付けて書きます。
ねね子はエッチすぎる。
・JUNO
40代なのにお兄ちゃんのことが大好きなヤンデレさんな上に、大量の香水で体臭を誤魔化しているというお風呂嫌いキャラ。(※作中では香水のつけ過ぎだと言われているだけで体臭を誤魔化すだの、お風呂嫌いという設定はありません)
ハッキング技術がめっちゃくちゃすごくてリアルタイムに監視カメラとかを乗っ取るすごい人。
事象を見ると半分どころか完全に異能の領域なんだけど、特に特殊な能力はないらしいのが凄まじすぎる。
やたらと脱ぐシーンが多く、全裸を2回もスチル絵付きで披露してくれる。
その上、言及はないが、白衣を着た理系の二次元女性はお風呂に入らないことが多いという研究結果がある気がするため、彼女もお風呂に入っていない可能性が高い。
最も、彼女が登場するエピソードではガチのお風呂に入らないルンペン男性がいるため体臭が誤魔化されているという高度なトリックによってみんなは気づいていないのだ。
・リルゥ
人を馬鹿にするのも大概にしろよ! じゃあ風呂に入らないとかその辺はゲーム的都合でボカせよ!!!!
魔法…… 許せねえ……
お風呂に入らないのにそのことを示唆する描写がないならお風呂に入らせろよ!!!! お風呂に入らないことをゲーム的な都合で誤魔化すのは逃げだぞ!!!!
お風呂に入らないまま何日も激しい運動をしたらどうなるのかを描写するために目の前のキーボードがあり、テキストを入力するプログラムがあるんじゃないんですかねえ?
お風呂に入らないならそのことを描写する、誰でもできる当たり前から逃げるな!!!!
・曲
お風呂に入らずに徹夜で映像の中にある手がかりを探るシーンがあるが、そういうことを揶揄っていい雰囲気じゃないので、お風呂に入らない女性をエッチな目で見てはいけないなと反省した。
ごめんなさい。
・美ノ神みなとの正体
ベタといえばベタ(今回遊んだ50作の中ですらトリック被ってるのあるしね)なんだけど、全く気付かなかった上に演出が決まりすぎてる。
小説じゃなくてADVで魅せるトリックになっていて大好き、ADV元々好きだけどこれでまた堕ちた感がある。
度々思い出してはニヤニヤしてる。
・バラバラ殺人のかけた部位が数年越しに新鮮な状態で見つかるトリック
AI2のあまりにもなトリックだし、この作者コレ好きすぎない? という愛すべきマンネリがありつつも、僕も好きだから仕方ないね。
これだけ奇想な導入なのに本筋はハウダニットではなくホワッツダニットなのも好き。
・幽霊の正体を誤認させるくだり
自身を女性だと断定された時、咄嗟にその嘘を本当かのように振る舞う演技をする。
これはミスリードでありつつ、そのように咄嗟に女性を演じるということがそのまま犯人特定の手がかりに転換されるのは良いトリックだと思った。
ぶっちゃけ幽霊が誰かはかなり早い段階でわかってたんだけど、こういう特定のための手がかりをコメディパートに仕込むの好き。
・王美脚
双子の妹王美腕に重たい感情を向けられながらも男遊びをやめようとしない。
濃い! ただの技術者キャラなのにキャラがやたらと濃く、彼女達だけで十分スピンオフが作れそう。
双子百合だけど片方は男遊び大好きって成年漫画でも通用する設定だよ。
・Bさん
設定上、主人公とヒロイン以外の存在感は希薄なゲームなんだけど、ヒロインの幼女であるクロを教祖のように崇める成人女性というやたらと印象に残るキャラ。
流行りの言葉でいうと、ロリおねとか、おねロリな人なのかもしれない。
上記の印象的なトリックでのミスリード要員でもあるため、出番もそれなりにある。(Bさん本人ではないけど)
神田アリスも推理スル屈指の迷展開、生徒を呼び出す手紙に演劇の専門用語を書いて困惑させるキャラ。
「バラす」を専門用語と思わず使い、乱暴な暴言を吐かれたと勘違いしたことが謎の主題なのだけど、
話し言葉ならまだしも、書き言葉でそんなわけないだろ、と割とどんなトリックも心広く受け入れる派の僕もツッコミを入れてしまった。
それ以外に出番はないためどのようなキャラなのかはさっぱりわからないが、この挙動に説得力を持たせようとすると、中々にシンドそうな人になりそう。
⚫︎好きなスチル絵ベスト3
・まりながタネさんから貰ったアクセサリを真弥子に渡して膝枕されるシーン
この3人全員が経緯を全て知っているわけではないため、読者だけがここに意味を見い出せる構図の妙がたまらない。
真弥子がメインになるエピソードは設定的に難しそうだけど、もし次があるなら、このアクセサリの件に少しでも触れていただけると、それだけでもう泣いてしまいそう。
泣き言を言いながらも法条まりなであり続けることを誓うシーンでもあり、さかき傘EVEとして末長くシリーズ展開してほしい、お願い第三弾ください。
・タコリタとイナの抱擁シーン
短い作品なんだけどこのシーンが印象的すぎてすごく好きな作品になった。
女の子同士とかそういう点にはほとんど触れずに、頑張り屋さん同士という共通点だけを掘り下げるのも素晴らしい。
・いつもの三人が揃うシーン
時計仕掛けのレイラインで、いつもの三人が再び揃ってまた捜査に乗り出すところ。
紆余曲折、本当に色々あった3部作だったけど、こうして3人がまた揃ったのを見られて本当に良かったとしみじみ思った。
ネバーエンディングなこれからも続いていくエンドを象徴する大好きな一枚絵。
Ever17のこめっちょ以来、延々と作品の濃度を薄めボリュームを傘増しするために注がれるギャグシーン。
良い意味でも悪い意味でも小学生レベルのギャグで、本当に毒にも薬にもならない水のようなシーン。
パンチラインを頂点に、近作のAIシリーズでは大分抑え目になっていると思う。
ただインターネットの評判を見るとこれでも多いと感じる人が沢山いるようだ。
時計仕掛けのレイラインでかなりねっとりとホームズ役の主人公と、ワトスン役の男友達との友情が描かれていて、美少女ゲームなのに攻めてるなあと感心した。
クリア後にWikipediaを見るとこの人の名前がライターの欄にあり、非常に納得した。
この辺は好き好き分かれるんだろうけど、僕は大好物なのでもっと遊びたい。
テーマって物語を読んだ読者が感じ入るものだと普通は思うのだけど、竜騎士07さんは割と剥き出しでテーマを語るパートを作ってくれる。
ひぐらしの仲間の大切さ、うみねこの真実よりも大切なこと、幻想牢獄のカレイドスコープの女性の生きづらさ。
Twitterや、はてなブックマーク並みに男女論を一刀両断している。
・さかき傘EVE
アドベンチャーゲームにハマったきっかけなので。
第三弾だけじゃなく、四、五と末長く続いて欲しい。
大好き。
特に最早恒例となった、最後の最後にあるアレは、もう絶対やって欲しい、メドレーとかどうです?
3部作で完結が綺麗なんだろうけど、気を抜いて遊べるおちゃらけスピンオフファンディスクも遊びたい。
・死印
いや、あるから。
=============================================
■Sランク(一口目から違いがわかる。感動の名店。存在に感謝)
・s.igarashi(木場)
・ツォップ(松戸)
■Bランク(期待以上。またいきたいお店)
・VIRON(渋谷)
・365日(代々木八幡)
・峰屋(新宿御苑)
・ドゥヌラルテ(青山)
■Cランク(期待通り。求めてた味を提供してくれる。値段に見合った美味しさ)
■Dランク(期待外れ。値段に見合わない。2回目はない)
■s.igarashi(木場)
2020年くらいにできた。福岡から東京に殴り込みに来たっぽい。
当初行列がエグかったが予約制になることにより解消。エスカルゴという巻きデニッシュが名物。1個500円とかするけど、生地もトッピングもうまいので通った
パン自体も美味しいのはもちろんなんだが、フィリング・具材の美味しさが抜群。
■VIRON(渋谷)
美味しい。美味しいが、絶品って感じでももうない。昔はすごく美味しく感じたけど、今は美味しいパン屋さん増えてきていて、埋もれてきた気がする。
うーん。正直美味しいと思わなかったけどな。一応食べログ百名店らしい。
パンってジャンルに分類していいか微妙だけど、まじでやみつきになる。中毒性がやばい。美味すぎ。スイーツ界のラーメン二郎。
パン自体はまぁ普通に美味しいレベルだけど、2階のレストランは最高。
パンのおかわり自由だし、青のりとかきのパスタが本当に美味しい。ちなみに青のりのパン(ゼッポリ)がまじで美味しくて最高。
ゼッポリ自体は1階のパン屋さんゾーンでは販売されてなくて、レストランだけで食べれる。最高。
オリンピックのフランス代表にも提供されたクロワッサンらしい。すごいよね。本場の人たちが認めたクロワッサンってことでしょう。つまり世界最高レベルのクロワッサンを食べれたってこと。
で、食べた感想としては、層がものすごい存在感あるし、サクサクで歯ざわり最高。バターの香りもすごくして美味しい。素晴らしい。
けど、1個300円ってちょい高い。割と小さ目なサイズだし。でも、美味しい。すごく美味しいから妥当な価格な気がするなぁー。
あ、もちろんレザンも美味しいです。
GW中の13時くらいに伺ったが、割と空いてて良かった。じっくり選べた。
価格:
・クロワッサン:295円
・パンオレザン:300円
サワムラが運営している店。美味しいけど、全部高い!!1つ400~700円くらいする。やりすぎ。
美味しいけどね。
クロワッサン食べたけども、値段高すぎ。美味しさと値段が見合ってない。
今まで食べたクロワッサンの中で一番美味しいかも。(いや、最近食べた鎌倉のアンサンブルってお店の方が美味しいかもしれないが)
ちなみに、モンブランも食べたけど、軽すぎでした。まぁケーキはケーキ屋で食べるのが吉
門前仲町本店はいつも並んでる。広尾で2度くらい利用。地下鉄の階段上るときめっちゃいいにおいする。ただ、そんなにうまいか?高いし。トリュフのパンというブランディングがうまくいった例だと思う
■ツォップ(松戸)
マジでうまいがマジで並ぶ。車でしかいけない。一度の会計で5,000円以上買ったのここくらいかも。なんでもうまい
山の上にある。神奈川のツォップだと思ってる
■空と麦と(代官山)
■365日(代々木八幡)
めちゃ美味しい。玉ねぎとゴルゴンゾーラのパン、ブリオッシュ、レザンを購入。
ブリオッシュは凄い!なんかよくわからないけどすごく美味しい。
最後に食べてから10年くらい経ってるけど、本当に美味しかった記憶。食事パンの種類が豊富で生地の風味が楽しめる
内装は凝ってて面白い。ただ座席が窮屈。パンは美味しいかなぁ?わからないなぁ。
パンの展示の方法はお洒落で良い!(日光当たりまくってるけどいいのかな?)
ランチセットのグラタンみたいなの頼んだけど、チーズの酸味が強すぎたかなぁ。好みじゃないかもです。
自分で作った方が沢山作れるし、そこそこの美味しさだけど、沢山あることの満足感は、トータルで負けないと思うな。スコーンは焼きたてには勝てん。
価格:
第一印象としては、かなり具材の香りが強い。パンの香り、味がちょっと負けてるように感じた。もう少し小麦を感じたかったかな。まぁそういうパンを選べよってだけだけど。
紅茶もオリーブも選ばれたものなのだろうなぁと思う。だってここまで味濃いのだから。
価格はちょい高いけど、納得感はある。
GWの午後のタイミングで伺ったが、結構パンの種類もあって、ゆっくり選べてすごい良かった。
コンプレ(全粒粉を使ったパンのことをコンプレというらしい)が美味しかった。
クレイジーリッチ食パンは、まぁ、美味しかったが、美味しかったが、高いと思ったね。やっぱり普段食べてるものと比較できちゃうと高いなぁーと感じるのだろうな。(いつも家でホームベーカリーで食パン焼いてるからそれと比べちゃう…。)
GWに伺ったが、店内空いていて、じっくりとパンを選べた。嬉しいねぇ。
■les joues de BeBe(目黒)
bebeパンが甘い系パンだと思ったら、チーズ系のパンだった。
美味しかったけど、選択ミスった。(2種類ともチーズ系になっちゃった)
店内おしゃれだった。外にもベンチがあるの良い。
ショップリスト|株式会社ジリオン (bistro-jill.com)
お店が洒落てる。美味しい。おススメ。
■PUBLIC(岡山)
美味しかったなぁー。素晴らしい。都会的な美味しさ。洗練されてる。
■讃岐うどん やなぎ屋 西大浜店
美味しかったー!!
まぁ何って、うどんっていうより、天ぷら・おにぎり・ポテサラ等など、サイドメニューが最高です!
まぁまぁくらい。
美味しい!フロランタンは、今までで一番かも。サンドウィッチに関しては、まぁパンというか、中身の味によるよね。ブルーチーズとくるみと蜂蜜のパンは、持った感じすぐわかるくらい重たかった。ボリューム凄い。
味は人を選ぶかもしれない。結論としては、かなり美味しいパン屋さん
まぁ安いけど…。ここでしか食べられないって感じでもないなぁ。ちなみに木場のヨーカドーでも買えます。
いやぁー。そこまでって感じ。
うーん。普通やなぁーって感じ。
小さなお店で品ぞろえはあまり多くなく、シンプルなパンが多いがうまい。店名を関したアリエッタがうまい
■ヒンメル(大岡山)
ドイツパンのお店。プレッツェルとかカイザー、配合比率の異なるライ麦パン各種などドイツパンが種類豊富。メトロの目黒駅に分店があったのに、コロナで消えてしまって残念
カレーパンが有名な店。カレーパンはおいしいけど、他は街のそこらのベーカリーと大差ない
■峰屋(新宿御苑)
有名バーガーショップにバンズを卸している店。シンプルなパンがうまい。クレセント
品川のエキュートならここがうまい。ハード系や食事パンがちゃんとおいしい大人向け。表参道にもある
本店は三宿にあるらしい。クリームパン推しで確かにおいしい。ただラインナップはやや子供向け感ある。街のパン屋の上位互換。
■満(曙橋)
パンドミがうまい。カフェスペースがある。駅から離れているので空いていてゆったりできる
宮益坂の根本から新宿駅南口に移ったと思ったらいま青山にあるのか?ベイクルーズ運営のベーカリー。映えよくそこそこうまい。宮益坂時代はカフェ・新宿時代はイートインスペース併設でカフェ利用にも便利だった
店主が販売もしているワンオペの小さい店。もちもち系。ブリオッシュよく買ってた。うまい。
■ドゥヌラルテ(青山)
伊勢丹の地下にあったころよく使ってた。ブリオッシュと小さい角食パンとか。黄色×青の紙袋がかわいく手土産にも
10年以上前バイトしてた。クリームパンとチョコチップパンがうまいよ
街のパンやでは健闘している。デニッシュブレッドがおいしかった
店が小さいのもあっていつも並んでる。食パンや豆など練りこんだハードパンがおいしい。おしゃれな感じ
テレビとかで行列って言われてるみたいだけど並んでるの見たことない。1,000円くらいででっかいデニッシュ食パンを売ってる。子ども向けの油と砂糖味。木場のヨーカドーでも買える
一見街のパン屋なんだけどハードパンがめちゃうまい。もっちり系。デニッシュ系はあっさりめ。1日5~6個しか出ない(てか多分全種類朝1回しか焼かない)ライ麦入りのミッシュブロートってハードパンがめちゃうまくてオープンから1時間以内に行って買い求めてた
完全予約制パン屋。高加水。知る限り一番もちもち度が高い。うまいけど、そこまでもちもちしたらもはや餅。ハマらなかった
五反田勤務時よく朝食を買っていた。JR運営かな?サンドイッチやフルーツデニッシュがしゃれていてうまい 生地は普通
=====================================================
東京には普段使いされるパン屋と、訪問というイベント使いされるパン屋(トリュフベーカリーとか)が別々にある気がする 後者は単価が高い
引用元の筆者(以後あなた)はカール・ヒルティが敬虔なキリスト教徒であることを都合よく忘れてしまっている気がします。
あなたの言う通り、カール・ヒルティの『幸福論』1巻の大半はストア主義哲学をベースにした仕事術のような内容です。
それはおそらく、イエスが人々の聞く力に応じて、何事もたとえを用いずには語られなかったから、
それにならったのでしょう。
また、ストア派の考えとキリスト教の思想は一部分似通っていて、
私もあなたのように1冊目を読んだあと、キリスト教とヒルティの思想をより詳しく知りたくなり2巻3巻と読みました。
彼の著作である『眠られぬ夜のために』や、聖書も含めて日ごとに読んでいます。
だからこそ、あなたの言われたことには、まったくの勘違いがあると言いたいのです。
「死んだら何らかの形で次の人生が続くと考えた方がいいだろう。もし死んで何もなかったとしても、次の人生がある前提で生きる方が楽しく生きられるから、それでもいいのだ」こんな内容のことを言っていた
この点についてです。
『幸福論』にこのような思想は一切ありません。まったく反対の考えになってしまっています。
「現世のためでなく、来世の為にこそ、私は現世で善い人間として生きることを努めよう」
なぜそうなるのか、彼の思想がどう書いてあるのか。
幸福論1-3巻、眠られぬ夜のために、聖書などからの抜粋しつつ記します。
死後に私(達) もまた霊的な復活をし、
そして、神の国に入って高い者とされるのは、神に愛されるものである。
生前に清かった者、義に篤かった者、憐み深かった者…そのような人達である。
だから私も、私の愛する神の御前で恥ずかしくない自分になっていたい。
私は現世での朽ちる宝ではなく、永続する神の国での栄光をこそ求める。
だから、私は現世においてのあらゆる快楽や地位や名誉を軽んじ。
この空しい現世において、そのような決意と実行は難しい…。
神の国を想いかつ行動することで、様々な形で、しかし確かな喜びを感じる。
そうした経験を重ねることが信仰を深くし、やがて神のそば近くにいるという実感に至る。
あなたも言われている通り、ヒルティの思想はキリスト教の教えに根差しています。
それなのだから「来世があるから好き勝手に生きよう」となってはいけないのです。
むしろ「現世のためでなく、来世の為にこそ、私は現世で善い人間として生きることを努めよう」となるのです。*
つまり、現世での富はお金ですが、来世の富は神の御心に適う信仰とそれに伴った行いであると説かれているのです。
ヒルティは現世での善く生きることが、来世への貯蓄のようなものだと言っているのだと思います。
ヒルティの言う来世は、確かにキリスト教世界観の来世でありますから、
たとえ現世において、貧乏や不遇な状況にあった人でも、誠実で親切(愛)と公正を尊び、
神の戒めを守って生きた人は救われる──。そういうものであって、
神を信じず、好き勝手適当に生きた人が救われる来世ではありません。*
あなたはヒルティの思想をキリスト教的なものであると知りながら、
理解できないキリスト教部分を誤読して自身に都合よく受け取ってしまったのでしょう。
もちろん、キリスト教徒になれ!ヒルティをもう一度信じろ!と言いたいのではありません。
ただ、彼の思想を誤解したままでは、読まれたあなたの経験が無駄になってしまいます。
それはあまりに勿体ないような気がするのです。
「これまでを反省して前に進もうとするあなたの心は正しい方向を向いている。
その行いが公義や公正に反しないのであれば、それは地上で人に認められたことだからだ。
しかし注意しておかねばならない。
金を得れば、妻を得れば、なにか夢中になれる娯楽を得れば…と。
そうした偶像に救いがあると期待するのは止めておきなさい。
それを得られない事も、あるいは得て、しかし満足と幸福が得られないことは良くあることだ。
いまからでも遅いということはない。
ただあなたの善い生き方をしようと努め、自発的に行う意思のある仕事を見つけて励みなさい。
そして神を信じられないまでも、神はいないと自分に言わず、神を憎まず、