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はてなキーワード: 解放とは

2024-05-20

anond:20240520003237

働くの面倒くさいじゃん

貧乏我慢すれば面倒から解放されるじゃん

2024-05-19

anond:20240519202738

モテないことも原動力になるのにな

俺の場合はフルダイブ仮想空間の実現を目指して神経科学の分野からBMI研究に邁進してる

神経系を人体から完全に取り出してコンピュータと融合させ、法律道徳も秩序も何もかも思い通りになる人生仮想空間の中で生きられる世界を実現したい

その世界の中でハーレムを築きたい

俺が生きている間に実現するのは無理だろうけど、劣等感貧富の差から人類解放する礎になれたら良いと思っている

解決策を思いついた!!

おそらく○○費を放棄すればいいんだ?!べつに個人の懐におさまるものでもなんでもないので、

雑用から解放してくれるんならよろこんで放棄する!!あと給与の手当分も調整してもらえるなら

してもらおう。

いままでこんなもののために、メンドウなことになってたんだわ。

べつに奨学金さなならんわけでもなく、家賃も払わんならんでもないし・・子供公立学校だし・・

給料へらしてください!自由になる経費がへるのか?それもけっこう!最近べつにそれ関係に金

つかってないし・・

古代日本を下げると自動的古代朝鮮の株も下がる

瀬川深さんという人が「ドングリ食って埴輪作ってた古代日本は誇りにならない」と言って燃えているらしい

これに限らず、日本左派古代日本馬鹿にする傾向にあるが、ぶっちゃけ日本disる程、古代朝鮮の株も下がるので止めた方がいいと思う。

というのも古代朝鮮って日本に攻め込まれ属国にされてた時期がある。「あぁネトウヨ妄想か」と思っただろう?実はこれ朝鮮側の記録に残ってるんだよ。4世紀高句麗王様が「倭人新羅百済に攻め込んで属国にしていたので我々が倭人を打ち倒して解放してやった」って石碑残しちゃってるんだよ。これを広開土王碑という。中国日本朝鮮の歴史書にもこれに比定できる内容がある。

5〜7世紀に掛けて日本朝鮮から多くのことを教わったのは事実だが、それ以前は朝鮮側もまだ文明がそこまで発達していなかったのか数と暴力でひっくり返せる程度の差だったらしく朝鮮側の記録には倭人の蛮族の被害が多く描かれている(そもそも日本王族人質に送ってたし)。古代日本馬鹿にすると自動的古代朝鮮も下げることになるので気をつけた方がいい

2024-05-18

anond:20240518121437

凍結資産没収もだけど、それがやるくらいなら派兵の方がまだいけるやろって感じよな

ゼレンスキークリミア解放までやるつもりだが、そこまで付き合えるスポンサーはいるのか(その見返りはあるのか)っつーと…

2024-05-16

iPhoneレジ機能

なんか日本でも解放されたとか言ってニュースになってるけど

これで電子決済がさらに普及するのかと言うとしないと思う

だって結局手数料問題解決していないか

決済端末なんてほぼ無料で配りまくられてるんだから、むしろiPhone用意しなきゃいけないだけ高いんだよなぁ

クンニした話

俺が10代の頃、ネットで知り合った23歳の年上の女の人とラブホ行く事になった。

見た目はNANAみたいな感じで黒髪ショートヘアで服装ロックな感じ。V系バンドコスプレしてるとか。性格サバサバしてボーイッシュ

ホテルは向こうから行こうよ、って感じで行くことにした。

んで、クンニしてって言われたから、した事ないけど恐る恐る舐める臭い…!メチャクチャ臭いわけじゃないけど良い匂いではない。

ちょっと舐めて止めようかと思ったら頭をガッと抑えられて舐めさせられた。もうやるしかねぇ!とタガを括ってベロベロ舐めてやったら女がアンアン言って満足してくれたので解放された。

もうクンニは二度としたくないと思った。

そして自分フェラして貰う時はちゃんと洗って臭くないようにしようと思った。

2024-05-15

風俗自分解放したい

高級ソープ通いが趣味おっさんなんだけど、

どうしてもソープ自分解放できない。

変にスカした感じになってしまうというか、紳士的な振る舞いに徹しようとしてしまう。

Twitterでの嬢の書き込み鵜呑みにした、嬢にとって都合のいい客になってるように感じる。

もっと自分解放して楽しむにはどうしたらいいんだろう。

性欲の赴くままに女体にがっつけたら風俗遊びをもっと楽しめると思うんだよなー

俺の満腹感も眠気もくれてやるよ

俺をこの苦しみから解放してくれ

男らしくない男性

オレはあんまり男らしくないよ、って言ってた男の人を思い出した。

年上。

デート一度。

でも女目線から見て、化粧直しの時間計算に入れないスケジュールを立てるのは、男らしくないとかじゃない。

物理的に長いコンパスの広い歩幅と体力で(しかスニーカー履いてて)そのペースに合わせなきゃならない立場考慮して巡る範囲狭めたりタクシー呼んだりしない人に欠けてるのは、男らしさじゃなくて。

大人としてのマトモさ、だと思う。

でも下駄をはかされた特権的立場にいるにも関わらず弱者にばかり負担をかけて社会的責任を片務させてる男性結構多くて、彼らは男らしさから解放しろといいながら大人としての社会的責任を放り出して女に甘えてる

元増田がどうかは分からないけど、男らしさって男らしさじゃなくて、力を持ってるものが当然果たすべき社会的義務では? という疑問は男性すべてが自問すべき

男女関係なく人と出会可能性は社会にはありふれてる。

なのに女性交際して子どもを持ちたいと言われる確率をガン無視して

家族を作る備えを全く怠る——…つまりカネを持たない、のは大人男性として準備ができてない、という意味になる。

弱者男性には、病気とか色んな要因があり得るよ。

でも厳しいこと言うけど、特に理由もなく、基本的スキンケアさえ怠って周囲の心理的安全性タバコのように汚染して——…つまりキモいままで、カネさえ貯めないのは、大人の男として合格レベル男性力があるとは言えないでしょう。

anond:20240515165420

でも下駄をはかされた特権的立場にいるにも関わらず弱者にばかり負担をかけて社会的責任を片務させてる男性結構多くて、彼らは男らしさから解放しろといいながら大人としての社会的責任を放り出して女に甘えてる

元増田がどうかは分からないけど、男らしさって男らしさじゃなくて、力を持ってるものが当然果たすべき社会的義務では? という疑問は男性すべてが自問すべき

2024-05-14

一人暮らしの最高ポイント

それは騒音さえどうにかしたらキチゲ解放(発狂して暴れたり非常識行為を行うこと)しても誰にも文句言われない事だ

大声を可能な限り消すボイトレ用の奴があるじゃん、口につけるメガホンみたいなのね

アレに向けて「日本滅べ!レイプ!!レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプ!!!核爆弾ボッカーン!!アポカリプスの日は近い!!!!!」みたいな意味不明キチガイ発言を大声で叫ぶ行為とかマジでキモチイイ

音漏れしてないかチェックしたけどぜんぜん漏れてないし最高、キチゲ解放し放題よ

他にも家のトイレウンコする際にトイレ用にもう一個買っといたそれに向けて「ロケット発射準備完了!!!ボボボ!!!ボヒャーン!!!」とか言ったりしても全然オッケーよオッケー

好きなだけ品性の無い言葉を叫んで悦に入るのはストレス解消法として最適なのよ

こうすることで俺は社会人間のフリ出来る

首都圏30分圏の駅前に高層タワーマンションを建てるのをやめてほしい

津田沼とか蕨とか川崎などの、東京都心まで電車で30分以内で行ける首都圏の駅の話だよ。

それらの駅には、周辺部から路線バスなどで多くの通勤客がやってきて、東京方面上り列車に乗車していく。

朝夕の時間帯はその路線バスラッシュ状態なので、ようやくバスラッシュから解放されたと思ったら、次はラッシュ電車に乗らなければならない。

その点、駅前に建っているタワーマンションは、駅から徒歩0分の場所なので、路線バスラッシュは味わう必要が無い。

その事実を知ってしまうと、今まで自分たちが味わっていた路線バスラッシュって一体何だったんだろう、という気持ちになる。

「駅からキロも離れたベッドタウンに家を買う必要なかったんじゃないか駅前のタワマンの方が多少お金が掛かっても、そっちの方が超便利だよね

その事実世間に知れ渡ったりしたら、自分が今住んでいる駅から離れたベッドタウン価値暴落するのではないか

という気持ちになる。

りりちゃんが巻き上げたお金はそのまま惜しげも無くホストに流れていってるわけで

お金価値っていったいなんだろうって考えさせられる事件ではある

俺たちが毎月の数十万円に固執するわけ、将来のためとして数百万を守り続けるわけ、割り勘でスマホ電卓で割り算してしまうわけ・・・

そういったこから解放というのは理想論ではあるけど現実社会に生きる上でどうしてもみんなそういう些細なところで小さく生きてしまっている

りりちゃん別に投資をしてるわけでもないかお金の使い方としては褒められないけど、お金の動かし方として、その生き方純粋さにおいてやはり尊敬してしま

お金は使ってこそ価値がある、使い方は問わない─

そういった綺麗事実践できる人ってこの世にりりちゃん以外、あと何人いるんだろうなってふと思った

2024-05-13

いつメングループから疎外感を感じている女子中高生

私はアラサーの女だが、会社辞めて暇なので記憶を頼りに書いてみようと思う。

投稿勝手がわからず、長文ですみません

該当する中高生女の子がちょうど読んでくれるだなんて思ってないけど、どこかの誰か一人の心を軽くできる可能性が、わずかでもあればね。

いつも仲良くしている3〜6人程度のグループから「なんとなく避けられている気がする」と感じた経験がある人は、全国にたくさんいるだろう。

大人になって思い返せば、「そんなこともあったな」と思い出になるだけの人がほとんどだ。

「あの経験以来、コミュ障をこじらせている」という人も少なからずいるけど。

でも中高生あなたは「大人になったらどうでもよくなるよ」と言われたところで、

「今が苦しいからなんとかしたいんじゃい(怒)」と言いたくなるよね。

止まない雨は無いとかじゃなくて、今降ってる雨がキツイだってのにな。

大人相談しても「世の中いろんな人がいるからね〜」みたいな、何の解決にもならないことしか言われないし。



私の経験は、以下の通り。

中学2年生の頃。

 修学旅行の班分けで、いつもの4人グループの班になった。

 修学旅行計画を立てている際、私の知らない話題になった。

 数日前に、私以外の3人で温泉施設に遊びに行き、アイスを買って、こぼしてしまったという爆笑エピソードがあったそうだ。

 話についていけなくなって以来、距離感を掴むことが難しくなった。

 修学旅行当日も、横一列になって並ぶ3人の後ろを、私は歩いていて、一生「友達ってなんやねん・・・」と考えていた。

高校3年生の頃。5人グループ

 文化祭が終わった後、トイレに向かう廊下にて、打ち上げ焼肉に行こうという話題に。

 ハブられたくねえ〜〜!と思った私は、必死に食らいついて「私も行きたいんだけど…」と言った。

 沈黙する4人。

 必死に「え?ダメな感じ?笑」と訴えるも、何も言わないまま、4人のうち3人がトイレに消える。

 トイレに入らなかった1人から「ごめん、〇〇(私)が入っていないLINEグループがあるんだよね…」と打ち明けられた。




グループに入れないことで、ぼっちと思われることの恐怖。

仲が良かったはずの人と、上手く付き合えないもどかしさ。

強いストレスを抱えることになった。

から知ったが、離人症という精神病を患っていた。

こじれた考えを持つようになり、自分価値がないと思い込み、常に死にたいと思っていた。

高校3年生の夏からは、大学に進学するために、予備校に通っていた。

予備校では、別の高校だけど同じ志を持つ同級生が多数いて、とても気が合った。

私は予備校の友人に、文化祭打ち上げで、ハブられたことを打ち明けた。

その友人は、「どのグループに入るとか入らないとか、気にならない」といった雰囲気でありつつも、

クラスメイトとは皆とほどよく仲良いタイプ女子だった。

グループ絡みに疲れて「私もそうなりたいから、どうすればなれるのか教えてほしい」と聞いた。

彼女の答えは「基本は独りで、たまに普通に喋るといいよ」とのことだった。

シンプルな答え。

以降、クラスのどのグループから距離を置いた。

休みは「ぼっちなんて、何も気にならない」という顔で昼食を摂り、次の授業まで自習室勉強

たまに近くの席の生徒と「課題やった?」「やってないwやばい見せてw」なんて他愛もない話をした。

それ以外は、ひたすら勉強に注力した。

なんでこんな簡単なことが、今までできなかったんだと思った。

グループ絡みでモヤモヤすることのアホらしさ。

これを意識することで、他の人とほどよい距離感の保ち方がわかるようになったから、本当に良かった。



もちろん元の関係に戻れる見込みがあるなら、その努力をした方がいい。

わざわざ友情を手放す理由なんてない。友達は大切にした方がいい。

これを読んでいるどこかのハブられ女子中高生は、

最終手段として「基本独りで、たまに普通に喋る」を試してみてほしい。

ぼっちになる。それは、今までその経験がないとかなり辛い。

寂しい。毎日が楽しくない。ハブったメンバーが憎い。みんなにどう見られるか怖い。恥ずかしい。

慣れるまでは本当に苦しい。人間関係って本当に難しい。消えたくなるくらい辛い。

でもいい距離感を掴めるようになれば苦しい気持ちから徐々に解放されていくようになる。



中学高校は脳の成長が人によって全く異なると思うんよ。(私は専門家でも何でもないですが…)

何を面白いと感じるのか?

将来どんな人になりたいのか?

何が欲しいのか?

何をされたら嬉しくて、何をされたら嫌なのか?

そういった考えが、13歳くらいまでは大体なんとなくみんな一緒なんだよね。ぼんやりしているから。

でも思春期は、感性が人によって全く違う方向へ成長していく時期だと思います

みんなが面白いと笑っているのに、あなた面白くないと感じるかも。

あなた楽しいと感じているのに、みんなは楽しくないと思っているかも。

そのギャップがなんなのかわからなくて、息苦しいと感じるかも。

それはあなたが、周りのみんなより少し大人視点を持つようになっただけだ。

あなたは着実に、自立した大人に近づいている。




ぼっち耐性がある人間になってくれよ。

大人になったらぼっち耐性あるってかなりすごい長所になるから

いきなり知らない人たちの中に放り込まれても「たまに普通に喋ること」ができる人って、会社とかだと重宝されるんだよね。

大人には教室部活も無いから、グループもない。

いずれはいつメングループ毎日会って遊ぶなんてことなくなるんだから、それを早く経験するか遅く経験するかの違いでしかないのよ。

あ、でも大学ちゃん友達作った方がいいぞ。

友達や先輩いないと重要情報を知らないまま単位取れなかったりするからな。

進学先決まったら#春から〇〇大のハッシュタグ入学前に関係作っとくのは大事です。

その辺は自分で調べてください。




あとぼっち耐性がある女、男にモテます

寂しがりな女もそれはそれで可愛らしいけど、22〜3歳くらいになってもそうだと、少し重い&イタいと感じる男性は少なからずいるぞ。

思春期に傷ついた経験があって、人付き合いに悩んだから、同じ悩みを持つ人の気持ちがわかる、孤独が怖くなくて、自立した人間

そんな、優しくて、少し変わっているあなたを、本気で幸せにしたいと愛してくれる人が、きっと現れるはずです。

恋をしろ。恋は全てを解決する場合がある。

どこかで悩んでいるあなたがいつか幸せだって言える日が来ますように。




ちなみに、卒業式の時に、「LINEグループがある」と打ち明けたその1人は謝ってきた。

打ち明けられた日以来、勉強を頑張って私はそいつよりもいい大学に進学するので「いいよ、お陰で〇〇大学に入れたし」と謎マウントを取ったのが最後の会話だ。

覚えてるかな。今でもお前のことは嫌い。

anond:20240513142832

もう続きを気にしなくて良い解放感で心がポカポカしちゃったんだね

ヒステリックこどおば姉が厳しすぎる件

久しぶりに実家帰ったらこんな酷いのかと愕然とした。

こどおば姉は大卒後ずっと実家暮らしてて、非正規アラサー。月3万を家に入れることで家事をほぼオール回避している。好物はアイドルマスターSideM。何かごちゃごちゃ言っててよく知らないが未成年に見えるが成人済の王子様系のショタっぽい男が好きらしい。

このこどおば姉なんだが、とにかくヒスが酷すぎる。

  • 一番酷いのは車の運転とき運転が苦手なのは仕方ないとして、本線に合流するとき他の車がきているのに出ようとして、親や俺が「車きてるよ。注意して」って忠告しただけで「何!何!何!」「分かってるって言ってんじゃん!」と金切り声で叫んでヒスを起こす。ヒスを起こしてる間は急加速急ブレーキするので乗ってる側はハラハラする。もう運転させたくないのに「練習から」と運転したがる。何年練習してるねん。
  • 親や俺が発言を一度で聞き取れなかったらヒスる。親が「晩御飯なにがいい?」って聞いて、姉が答えたのを聞き取れずに聞き返すと、「何でもいいって言ってんじゃん!何で聞こえないの!?」って大声でブチギレる。発言の訂正をする時もブチギレる。「23日は水曜だから休みだよ」「23って木曜じゃない?」「22!22日って言ってる!(金切り声で叫びながら)」
  • 忘れ物をよくするんだが、それで周囲に迷惑をかけても逆ギレする。いざ電車に乗るときSuicaを家に忘れて、親に「ちゃん確認しないから……」って小言を言われただけで「うるさい!うるさい!うるさい!」って地団駄踏みながら言う。親に切符を買ってもらいながら「あー!なんなのもう!」ってキレてる。キレたいのはこっちだよ。

一番恐ろしいのは、こんなヒス姉のヒスを親がニコニコ笑顔で受け止めていること。

俺は大卒後しばらく実家から離れていたから慣れがなくなってしまってるだけなのかも知らないけど、親が姉を注意もせずに「仕方ないなぁ」的な態度を取ってるのにビビってしまった。

もしかしてボクサーみたいに殴られすぎて正常な判断ができなくなってしまっているのか?

ちなみにそんな姉にも彼氏がいる。彼氏は姉をどういなしているのだろう?ニコニコ受け止めているのか、それとも彼氏の前ではヒスを見せないのかは知らない。

でもとにかく俺は姉の結婚を望んでいる。彼氏さんには悪いが、なるべく早めに実家を姉から解放してやってほしいからだ。姉はなぜだか「結婚しよっかな〜」って自分が選ぶ側の余裕を見せてるが、少なくとも俺からすれば引き取っていただければ幸いです、と感じている。

anond:20240513110410

鳥山明とか尾田栄一郎とかそんなレベルの話だろ?そこまで行かないとSNS呪縛から解放されないのか

2024-05-12

生産性向上に効果があったもの

体感1割程度、作業スピードが速くなった気がする。

それまでタオルを重ねて頭を置いてたんだが、中古屋で適当に安っすい低反発? まくらに変えてみたら睡眠全然違って驚いた。

弁当のサブスク定食オンリーにした。冷蔵庫も捨てた。食べ物を選ぶ、食事タイミング心配する、という脳内常駐タスクを外部化して注意力のメモリ解放した。

詩とか俳句短歌について思うことメモ

もう人生の折り返し点をすぎて久しい。目を通す文字は、仕事書類ばかりとなった昨今。

でも小学校高学年から中学生にかけての頃に、文学少女に憧れた時期があった。

書店の奥のほうにいっては新潮文庫コーナーで、適当に数冊手に取っては解説に目を通したりしていた。

まれて初めて自分で買った詩集は、井上靖詩集だった。小学校5年生か6年生の頃だと思う。

頁を開いたとき、これは詩なの?というのが最初感想だった。普通に文章だったからだ。

調べてみると、井上靖の詩は、散文詩という形式らしい。なにが自分の知っている詩と違うのだろうというところで

「韻」という言葉もその時初めて知った。

井上靖詩集を手に取ったのは、国語教科書に載っている著者の本でなるべく読みやすそうなものを探したからだった。

というわけで、あすなろ物語のついでに手にしたのが、人生最初詩集だった。

小中学生の頃、国語の授業で、詩や短歌に少し関心をもった私は、韻を踏む、という作法が苦手だった。

季語などルールがあったり、韻で楽しめなければならない、みたいなもの短歌俳句だとすると、ちょっと縁がないなと。

特に覚えているのは、中学校の時習った在原業平短歌に、かきつばたを詠みこんだものがあるが、韻だけでなく、言葉ニュアンスにいろいろな仕掛けを作らないと詩として成立しないのかと思うと到底自分には向いてないジャンルだった。しかし、そうはいっても、短い言葉で何かを表現してみたいという思いは消えず、ひそかに詩集をつくって引き出しの奥底にいれていた。


井上靖の詩のなかに

幼少の頃、川辺の石段の下で手を洗っているとき不意に石鹸が手元を離れ、深みに落ちていったという情景の詩があった。その喪失感をその後の人生でも刻まれているという内容だった。これなら自分でも書けるかもしれない、と思った。

自分世界表現の仕方や詩の味わい方を学べたのも井上靖の詩の影響が大きかった。

例えば、雪という詩がある。


 ―― 雪が降って来た。

 ―― 鉛筆の字が濃くなった。

 こういう二行の少年の詩を読んだことがある。

 十何年も昔のこと、『キリン』という童詩雑誌

 みつけた詩だ。雪が降って来ると、

 私はいつもこの詩のことを思い出す。

 ああ、いま、小学校教室という教室で、

 子供たちの書く鉛筆の字が濃くなりつつあるのだ、と。

 この思いはちょっと類のないほど豊饒で冷厳だ。

 勤勉、真摯調和

 そんなものともどこかで関係を持っている。

井上靖詩集運河」より

中学生の私は、なるほどと思った。

詩というのは、雪が降って鉛筆の字が濃くなったという描写やその言葉なかにあるのではなくて、物語は書かれてない背景のなかにあるのだなと。

鉛筆の字という描写だけだったら、だから何?という感想しかない。しかし、鉛筆を持つ誰かの表情を想像し、その背景を想像して足してあげることで一枚の絵になる。

井上靖の次に手に取った詩集もよく覚えている。

武者小路実篤だった。やぱり散文詩だった。

当時、大好きだった先輩が「友情」を読んで感動したといっていたので、友情ともう一冊詩集を手に取った。その後しばらくして、私の失言が原因で先輩は私からフェイドアウトしていった(つまりフラれた)ので文学をダシに先輩と仲良くなろうという作戦は失敗した。しかし、武者小路実篤の詩はそんな私をなぐさめる言葉にあふれていた。

いじけて 他人にすかれるよりは 欠伸(あくび)して他人に嫌われる也 夏の日。 嫌う奴には嫌われて わかる人にはわかってもらえる 気らくさ。


ほどなくして、種田山頭火という自由律俳句というジャンルを知った。

山頭火面白い普通俳句じゃないところがいい。規律から解放されるってすばらしいことだと。

定型詩嫌いな私にとっては、ある意味で、俳句短歌エントリーポイントとなって、

新聞の俳壇や短歌欄に時々目をやるようになった。

いわばお勝手からこっそり入門したような形だ。

しか俳句は、季語の煩わしさにどうしてもなじめず、自分には遠い世界のままだった。

いつしか手にしていたのは、興津要解説する江戸川柳 誹風柳多留だった。古典落語にはまり始めた時期だった。

剣菱という酒を飲むことを江戸時代の人が剣菱る(けんびる)と言っていた、など、現代言語感覚と近い、興味深いことがいろいろと書かれていた。

エロい川柳結構好きだった。今でいうサブカルチャーだ。

その後は巴毎晩組み敷かれ

木曽義仲の元を離れ、和田義盛に見初められ身柄を預けられた巴御前、ネトラレ系の元祖ともいうべき味わい。思春期の私はこうした江戸時代川柳妄想たくましく想像し、手が動いた。五七五だったら、こっちの世界のほうが楽しい

一方、短歌のほうは、というと、当時の朝日歌壇は毎週とても楽しみにしていた。

俵万智サラダ記念日ベストセラーになったからというのとは全く関係なく、プロではなく、市井のいろいろな人が短歌を詠んでいるということが興味深かった。

例えば、こんな一首。

わが胸にリンチに死にし友らいて雪折れの枝叫び居るなり

あさま山荘事件を起こした連合赤軍幹部坂口弘収監中の東京拘置所から毎週のように短歌朝日歌壇投稿していた頃だ。

朝日歌壇では他にも穂村弘がいた。短歌表現する世界の幅広さを朝日歌壇で知った。

そして渡辺松男太田美和が常連投稿者として名を連ねていた。

風花って知っています

さよならも言わず別れた陸橋の上

渡辺松男太田美和は実社会で互いに関係があるわけではなく、それぞれの思いを歌に込めていたのだと思うけど、なぜか不思議と互いに呼応し合うものがあった。これは当時の歌壇リアルにみていた人にしかからないことだけど。雨の森や樹々など独特の世界観を表現する渡辺松男に対して、雨の日に部屋にこもれば憂鬱発酵すると詠んだりする太田美和。

生活で恋をしていた私は太田美和の言葉自分を重ね合わせた。


でもこのころが私の文学少女期のおわりだった。

大学卒業したものの、就職できずに苦しむ時期がやってきた。就職氷河期というやつだ。

生活が一変した。

書店で立ち寄るのは、奥の文庫コーナーではなく、店の前の新刊コーナーであり、資格取得のコーナーだった。

購読紙も朝日新聞から日経新聞に代わり、東洋経済となった。

世の中からどんどんと取り残されてゆく焦りでいっぱりになっていた。

山頭火武者小路実篤もへったくりもない、そんなことより面接資格だ!という日々。

就職が決まってからは、病気になったら人生終わりだし、干されたら終わり。もう一歩先に、もう一歩とただひたすら走り、走らされる人生が始まった。

たまに思い出しては、現代短歌最近の潮流を知りたくなって、枡野浩一の本を手に取ってみたりはしたものの、ピンとこなかった。

若い頃あれほど好きだった渡辺松男も改めて著作をみると作風が変わったのかと思うほど、何一つ言葉にくすぐられることなく、不感症になっていた。変わったのは自分のほうだ。


それから数十年、あるとき気が付くと、新しい家族が増え、家が建ち、旅行などしている。

そういえば何十年も詩や短歌を目にしていない。寺山修司の本は引っ越しのどさくさでどこかにいってしまっていた。

思春期のことを遠く思い出すようになった。実家の部屋の引き出しにはまだヘンな自作ポエム集が眠ってるはずだ・・。自分死ぬ前にはなんとしても奪取してこないといけない。

中年になっていいかげん自分限界を悟って、ふっと一息いれた、という形だ。

ふと思い出すのが、最初に買った井上靖詩集

 ―― 雪が降って来た。

 ―― 鉛筆の字が濃くなった。

この二行の子供の詩を、何十年も経って思い出す井上靖感覚がとてもよくわかるようになった。


これは人生の楽しみを食に見出して、ワインをたしなむようになってから思ったことでもある。

詩を楽しむということとワインを楽しむことには、ひとつ共通点がある。

どちらもウンチク語ってめんどくさい奴がいる、という意味じゃない。

鉛筆の字が濃くなる、という情景として、勤勉で真摯子供の姿を思い浮かべる、という

文として書かれていることと、書かれていない想像の背景の補完的な関係は、ワイン食事、一緒に食事するひととの関係によく似ている。

ワインの味や香りは、それだけで勿論、それぞれのワインに特徴があるし、品種ビンテージ気候土壌などさまざまな情報がある。

しかワインのおいしさを決めるのはそれだけではない。過去に飲んだ記憶とか、一緒に食べているもの、そしてそのとき話題、体調などに大きく左右される。

だって同じことで、喉が渇いているときの一杯と会議中にやり込められているときの一杯は全然違うはずだ。

マリアージュという言葉があるように、ワイン一種調味料として機能するため、食べ合わせ重要だ。

またワインプロファイル情報あるかないかも味を左右する。

ブラインドで呑むワインはどんな高級ワインだろうが、初見ワインしかない。ワインの特徴まではわかってもそこまでだ。

逆に偽の情報表現かに補完してしまえば、コンビニ販売しているワインを高級ワインと偽って出してもたいていの者には気が付かれないだろう。

ワインを色やら香り、余韻など物理的に因数分解した表現ができても、美味しさは客観的規律として表現することはできない。

詩も同じだと思う。規律ばかりを語るひとがあまりにも多い。本居宣長には悪いけれど、歌をつくるのは道だとしても楽しむのは道じゃないと思うんだよね。

井上靖が「小学校教室という教室で、子供たちの書く鉛筆の字が濃くなりつつあるのだ、と。この思いはちょっと類のないほど豊饒で冷厳だ。」というとき井上靖にとってその詩に初めて出会ってからの何十年間が効いてくる。井上靖は詩は規律ではなく、詩との出会い方だと教えてくれた人だ。

その情景を自分のなかでセットできるかどうかは、鑑賞眼の問題ではない。

どちらかというと、そのような情景がセットされてしまう、長年の思いの蓄積、その詩と出会ったときメンタル、いわば偶然の力だと思う。

渡辺松男太田美和が並んで歌壇掲載されていたあの空気感にしても、あのとき限りのものだったのだろう。

失恋をして武者小路実篤の詩に慰めれられた思い出もそう。まさに一期一会

先ほど、卒業してから詩どころではなくなったと書いた。

そのとき自分が置かれれる状況やそれまでの経験によっては、詩に対して、鈍感になることだってあるのだ。


ところで、先日、Yahoo芸能ニュースをみていたら、TBSプレバトというバラエティー番組で、俳句を競う企画があって、ある芸人俳句先生から5点と酷評されたと報じていた。

お題は「文房具」で彼女が読んだのは

消しゴムが 白き水面に ボウフラを

というもの。作者は「頑張って勉強して、消しゴムを何回も消すと、消しカスがたくさん出る。それが白いノートにたくさん積もっていると、ボウフラのように見えるという句です」と意味説明したものの、腹が立つ、とまで評者先生にののしられている。

ちょっと間抜けた感じはするものの、正直、なんでそこまで素人俳句酷評されなければならないか理解できなかった。だが、番組演出脚本としてはそれがオチなのだろう。

演出もさることながら、これは、他の出演者俳句が以下のようなものだったことも影響しているように思えた。

迎え梅雨 紙端に滲む 友の文字

虹の下 クレヨンの箱 踊り出す

天王山 黒ずむ袖に 薄暑光

薫風や 隣の君と 教科書

こんなふうに優等生を気取った俳句がずらりと来たら、それは「お約束」として、こき下ろすしかないのかもしれない。

バラエティー番組のなかで俳句を味わうということはつまり、こういうことなのだ。その芸人に対するイメージ作品クオリティが補完されてしまうのだ。

しかし、この句が仮にお笑い芸人ではなく、どこかの学校児童生徒が作ったものであったとしたらどうだろう。

消しゴムをかける姿は、情景としては授業中であることを示唆している。5月番組文房具からまだ気持ちフレッシュだ。だけどがんばろうという気持ちは長続きしない時期でもある。

ぼうふらにみえるほど消しゴムをかけるくらいだから、授業中、何度も消していて、その間、ノートをとる手が止まることになっただろう。

それでも授業はお構いなしに進んでいく。溜まってゆく消しごむのカスからは、授業についていく焦りとともに、生徒のひたむきさ、間違って消すことが多い生徒のどんくささも垣間見られる。

いかげん疲れたかもしれない。めんどくさいと思ったかもしれない。

一方で白い水面(ノート隠喩)は、清潔さや純粋さを象徴している。

ふと手を止めた瞬間に、そこにボウフラがいるようにみえた、というのは、一瞬立ち止まってボウフラ?などとくだらないことを想像してしまった自分の不純さや切れた集中力で抜けてしまった気力(投げ槍感)との鋭い対比となっている。

と、このように解釈すれば、俳句としてむしろ「ボウフラを」で間抜けた形で止めた意味が出てくる。そこから先は、苦笑いなのだ

ボウフラを季語と認めるかどうかはわからない。しかし、純粋に詩としてみれば、消しゴムとボウフラという組み合わせは非常にユニークだ。

また、どんくさいもの弱者がボウフラというノート上のより小さい存在視線フォーカスする、という手法小林一茶方法とも通じるところがある。

番組の評者は、この芸人俳句酷評したうえ、次のような添削をしたという。

しかすはボウフラみたい夏休み

夏休みかよ。口論の途中で勝手に話の前提を変えられたときのような不快感を覚える添削だった。消しかすって文房具じゃないし。

しかし、誰しも詩に対して鈍感になる、そういうことはある。端的にあれバラエティ番組からね。

ただ、私の場合、やっぱり俳句には縁遠いのだろうと思った。俳句がメインのカルチャーであろうとする、優等生を選ぼうとする、そのいやらしさも嫌だ。上品そうな季語を競うかのような世界一種ルッキズムだ。夏休みかいって勝手おめかしさせようとするんじゃねーよ。

そういうところがまさに、かつて私が川柳などのサブカルに引き寄せられるひとつ動機だった。ボウフラにシンパシーを感じる感受性は恐らくはかつて親しんでいた落語川柳で身につけたものだろうからゆりやん一句を悪くないと思うのは邪心かもしれない。そもそも番組ADがテキトーにつくりましたってオチかもしれないんだけどね。

300円でおいしく飲めるワインもあれば、駄作でも楽しめる作品もある。そういうことだと思う。

[]5月12日

ご飯

朝:納豆たまごかけごはん豚汁。昼:フライドポテト。夜:餃子もやしにんじんしいたけの鍋。ネギたまごおじや。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

○AMBITIOUS MISSION

・はじめに

原作SAGA PLANETSから2022年に発売された18禁美少女ゲームの全年齢移植版を遊んだ

北海道沙幌市を舞台クラーク博士が残した伝承12個の宝石とそれを収める台座で構成されたお宝を巡り、怪盗、探偵警察、盗人、泥棒などが入り混じるクライムサスペンス

金色ラブリッチェとは同じ世界のようで、ちらほらと見知った顔が登場する。

メーンヒロインの怪盗ミスアルテが掲げる「みんなのハートとため息を盗む」というポリシーを実現する様に、主人公根津御影共感し協力することになるのが導入。

怪盗が犯罪者であることは口酸っぱく言及され続けるが、法律よりも優先すべきことがあるキャラクタの心情に共感でき始めてから物語の本番。

めちゃくちゃ面白くて最高に楽しいゲームだったので、感想を書いていきたい。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミスアルテの格好よさ

主人公根津御影一人称基本的視点になるが、まず彼が怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれエピソードから始まる。

そのため、まずはこのメーンヒロインミスアルテが魅力的でないと話に入り込みに食いのだが、めちゃくちゃ格好いいキャラで、これに惚れない男はいないと納得させられる。

自身の行いが法律で裁かれる悪であることを強く自覚し、しかしその悪を持ってしか成し得ない大志を掲げる。

義賊的な振る舞いをしながらも、結局は自身個人的大志のために悪を成すミスアルテの立場は、口で言うのは容易いものの、具体的に納得するのは難しい。

しかし、本作では一番最初エピソードで、早速主人公が抱える大問題自分を育ててくれた養護施設の取り壊しを阻止するという目標を、ミスアルテがかなりあっさりと成し遂げてしまう、それも自身ポリシーを実戦しながら。

もうこの最初エピソードから一気にのめり込まされ、物語の要素がたっぷり詰まっていて面白い。

夜の街を飛び回る怪盗の痛快さ、腕力や体力だけでなく知恵を使った騙しのテクニック、怪盗部と呼ばれるミスアルテをサポートする面々のプロフェッショナルさ、そして幾度となく繰り返し語れるハートとため息を盗むというポリシーの格好よさだ。

段取りを立てるパートがちょうどいい塩梅の文量なのが心地よく、怪盗目線事件を起こしていくのが面白物語なんだとすごく伝わってくる。

この段取りの部分では後に書くミスアルテの仲間たちも活躍するのが特に良きだった。

リアリティラインがわかりやすく引かれ、かなり無茶なことをしているが、開幕のエピソード作品自己紹介として読者もまさにため息をする暇もないし、ハートを盗られたと感じさせられた。

・怪盗部が仲間になっていく過程の楽しさ

怪盗ミスアルテに助けられた主人公は、自身も怪盗ミッドナイトとして、怪盗業に勤しむことになる。

この自身名前を名乗るシーンのポエミーでキザったらしい部分で、ヒロインだけじゃなく、なるほど主人公根津御影も大きくフィーチャーされると、予見できるのが面白い。

ミスアルテとミッドナイトは、高校生をやりながら放課後に隠れて怪盗を行う。

そのため協力者達と表向きは文化系部活を装いつつ、その実は怪盗をするので、怪盗部という謎部活感のある設定が登場する。

この怪盗部の面々との交流パート面白かった。

顧問カリス先生ラッキースケベ枠兼鬼教官キャラで、訓練の最中エッチハプニングが起こるわかりやす美少女ゲームらしさが楽しい

訓練でのお茶目なシーンがあるからこそ、怪盗パートでの頼れるサポート役とのギャップが良いキャラ

男性ながらメイド服を着てお給仕もしてくれる小林つばめ君は情報解析やオペレーター仕事をしてくれる。

怪盗部の男性は彼と主人公だけなので、最初から距離感が近いし、何より押せばすぐヤレそうな気の弱さが可愛いキャラだ。

そして攻略ルートもある虹夢はメイク担当

彼女メイク道具は特殊な素材でカメラビデオ撮影してもボヤけて焦点が合わないというSFガジェットなので、決して無駄職業ではない。

この辺のSFガジェットによる怪盗の理屈付けも面白かった。

夜の街を駆けるために強力な足の補助具やグライダーなどの怪盗道具を練習するパート結構長くあるため、所謂修行パートのような楽しさがあった。

金色ラブリッチェとの設定リンクのおかげで、あいつよりはまだリアリティのある設定だとある勘違いしてしまうの設定の妙もある。(あちらでは完全にすこしふしぎ領域に入っていたので)

北海道舞台ご当地ネタが入っていたのも面白かった。

特にジンギスカン流儀でモメるエピソードが好き。

そうして怪盗部の面々との交流を通じて、主人公は怪盗ミッドナイトとして成長していき、各ヒロイン毎のルート分岐していく。

SNSが浮き彫りにする資本格差

僕がプレイした順序だとまずは、メイク担当にしてギャル本郷虹夢ルート

共通ルートでは怪盗が主役の痛快エンタメだったが、個別ルートでは諸々の事情があり怪盗の動きは控えめになる。

ここは正直言ってストレスの溜まる部分で、共通ルートではアレだけ自由だった怪盗部が社会的圧力で身動きが取れない展開はモドカシイ

虹夢のルートでは、SNSで様々な人の暮らしが容易に見えるからこそ、資本格差を感じる人の辛さがテーマになっていた。

共通ルートエンタメ一辺倒から一転して、結構真面目なテーマを扱っているし、作中での言及安易に極論や結論に飛び付かず丁寧な議論が多く、作風の違いはあれどこれはこれで面白かった。

もちろん怪盗が身動き取れないことや、議論のくだりはタメの展開で、最終的にはテーマ通り、みんなのため息とハートを盗むことになる。

そこにメイク担当ギャル虹夢が当番のルートであることを踏まえた仕掛けがキマるのが、美少女ゲームにおける怪盗の書き方になっていて面白い。

虹夢はSNS強者フォロワー大勢いるアルファツイッタラー(今はインフルエンサーというらしい)なので、その立場を利用した仕掛けは現代ならではの仕掛けで、部品現代的になり、かつその根底ヒロインの可愛さがあるなら納得の出来で良かった。

彼女ルートで悩みの種になっていた、SNSのせいで浮き彫りになってしま格差が、それでもそうやって誰かに映える魅せ方をすることを前向きに肯定する明るいシナリオなのも良いポイント

・血よりも濃い関係

続いてプレイしたのは、盗人を自称する第16代石川五右衛門ルートだ。

見た目は小さい後輩女子なのだが、盗人を盗む盗人を生業とする端的に言うと忍者キャラ

忍者なのでミスアルテやミッドナイトが使うガジェットなしでも技術と筋力だけで同等のアクションをやれちゃうすごいキャラ

怪盗部を取り締まる側の立場ではあるが、ミスアルテの口八丁に巻かれて仲間になってしまう。

彼女ルートでは血よりも濃い家族関係テーマになっている。

主人公は親がおらず孤児院で育った経歴を持つが、彼女先祖代々の石川家を継ぐために母親の蜜子の命令絶対視している。

そんな対象的な二人の恋愛エピソードが主で、他のエピソードとは結構毛色が違うかもしれない。

ヒロイン母親蜜子さんの存在感が大きく、正直言って途中これもう蜜子ルートでは? と思ったところもあったぐらいだ。

(実際、原作では蜜子さんとのシーンもあるそう)

エピソードとしてはラブコメらしいラブコメで、怪盗のお話ちょっと添え物感があったかもしれない。

小林つばめ君がよい子

攻略ルートが無いサブキャラ達にも魅力的なキャラが多いが、中でも男性キャラ親友ポジション小林つばめ君はとても可愛い

かぐやに仕える従者で、男が年頃の女性の側にいることを問題視され、嫌々ながら女装をしているキャラ

怪盗の仕事でもオペレーターとしてサポートしてくれ、平常時の知性面では非常に頼れるキャラだ。

その上で怪盗部の中では、唯一の男友達なので、主人公と気安い関係を築いていく。

聞き分けが良い性格を逆手に取られて下品なことをされてしまうのがコメディながらもエッチ可愛い

設定解説パートを任されることが多いので、一生懸命セリフを喋るのも頭良い可愛い

押しに弱いところが非常にエッチで、義務女装なのに下着まで女性ものにさせられるくだりはとても良かった。

18禁版ではお楽しみエピソードを補完する追加パッチ配信された人気キャラなのも納得。

彼が主役のボイスドラマなどもあり、要チェックしたい。

・「かぐや」と「あてな」姉妹の分かち難さ

そして、本作のメーンヒロインミスアルテこと有瀬かぐやルート

虹夢と石川ルートは怪盗のエピソードが控えめだったが、こちらではたっぷり楽しめる。

共通ルートの延長線にはなるが、そちらの感想の通りの面白さが続く。

それと並行しながら、かぐや大志、姉のあてなを救うことの難しさが少しずつ開示されていく。

有瀬かぐやは有瀬家という北海道の要所に親族を多く送り込んでいる超金持ち家系の跡取り候補

この有瀬家の跡取りを巡る騒動が話の主軸になっていく。

ここは「もう詰んでいる」ことを理解させられるため、かなり息苦しいお話だった。

設定が繋がっている金色ラブリッチェの理亜ルート彷彿とさせるどうしようもなさで、法律に縛られない怪盗であったとしても方法が思いつかない。

しかし、SFガジェットの登場でそこが大きく動き出すことになる。

クワクする導入で、かなり後半の登場なので、ここからまだひっくり返すのかと驚いた。

しかし、ここは正直文量に物足りなさを感じてしまった惜しいところでもあった。

SFガジェットによってすごく大きな変化が起きるため、もっと色々と掘り下げを読みたかった。

もっとじっくり読みたかったところだが、あくまでそのガジェットにまつわるセンスオブワンダーを楽しむのはストーリー主題ではないのだろう。

このルートヒロインかぐやが怪盗ミスアルテとして姉を救いたい、その感情の掘り下げと描写こそが本懐だと感じられ、情緒的な文章たっぷり読める。

そして、その先にある助けたい感情の対になる感情

助けられる姉側の感情の掘り下げ、姉妹の怪盗への想いがブレないことが、最初から首尾一貫し続ける。

この二人が何が起きようと分かち難い関係だったことが判明するシーンは、今作屈指の名場面だ。

ここの仕掛けの妙は、声優小高志季(安玖深音)さんの演技力も光っていた。

このシーンは視点人物が妹のかぐやになっているため、地の文彼女フィルターがかかっていること、スチル絵のインパクトとと、あの仕掛けに向けての工夫は各所にあるのだけれど、声優の演技次第では興醒めも良いところなので、難しい設定をしっかり演じ分けていて、とても素晴らしかった。

「あてな」の掘り下げこそあったものの、裏の裏をとっていったとき、どこまで踏み込んで良いのかのバランスをうまく演技が補強していて、すごく印象深かった。

そんなわけで、怪盗ミスアルテのエピソードはこのルートで終わるものの、作品全体を通じての大きな謎は次のルートに持ち越される。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミッドナイトの格好よさ

全てに決着が付くトゥルールート

あてなのルートということにはなっているし、恋愛エピソードもあるものの、主演は主人公根津御影こと怪盗ミッドナイトだ。

彼が何者なのか、あのSFガジェットとの関係はあるのかなどの謎が全て解かれる綺麗なエピソードになっていた。

ばら撒かれたパーツがしっかりと全て必要場所にハマっていく快感が流石の構成力だった。

彼が、みんなのため息とハートをどのように盗むのか、本作最後の怪盗パートでそれが明かされる。

この仕掛けが明らかになるシーン、最初からここに集約することが決まっていたであろう綺麗さで、物語の全部がこの一点に向けられているような万感の思いがこもってすごく良かった。

前作金色ラブリッチェへの目配せも意識したシーンになっていて、シルヴィア達の選択すらも内包した力強いメッセージ性、格好つけることの大切さすらもあった。

ハートとため息を盗む。

繰り返し、繰り返し何度も言及される言葉だが、本当に端的にこのゲームの内容を示していて、良い言葉だった。

・おわりに

最高に面白かった。

感想を書き足りない気持ちはかなりある

敵役感想ほとんど書けていないし、SNS以外の社会派テーマエピソードが獣害や環境問題など他にもいっぱいあったし、仮想通貨などの現代的なガジェット面白味、金色ラブリッチェからゲストキャラがあの二人であることの意味など、まだまだ語りたいことは沢山ある。

特にどのルートでも敵役になる弥吉はいキャラだった。

執着の感情がわかりやすく、弁が達者で、かつ作戦がかなり泥臭く、そして彼なりの愛の形もあった多様な面がある良い敵役だった。

悪を成す点では主人公たちと同じだが、その有り様が相反する点があることで、より立体的に怪盗が成すべき思想が見えてくるのが好き。

良かったシーンを全て書いていくと、物語全てを書き下すことになってしまうぐらい、本当に面白作品だった。

導入では魅力的に誇張されたキャラクタ達が、中盤では社会的に地に足をつけて生きなければいけないもどかしさで溜まったストレスを、一気に解放する完璧オーラスの展開は、本当に爽快で気持ちの良いスカッとした面白さだった。

特に三人目の怪盗、ミスネルバにまつわるスチル絵が出てくるシーンはどれも最高にキマっている印象深いシーン揃い。

声優さんの演技、立ち絵と背景絵、スチル絵、BGMSE、そしてテキストテキスト主体アドベンチャーゲーム構成するそれら全てのどれもが、完璧クオリティで、ゲームって楽しいなあと、胸が熱く滾りながらプレイできた。

ハートとため息を盗む怪盗達のエピソードもっと沢山読みたいと思わせる、良い意味での余白がモドカシくもある。

とにかく面白かった!!!

大好きな作品です。

刀剣乱舞意味分からん仕様

レベル99が上限で、レベル60を迎えると特殊アイテムを使った強化が解放されるんだけど、強化されたはずの刀が強化前よりパワーダウンする

レベル上限が解放されて見かけのレベルが下がったとかではなく、本当のパワーダウン。強化前のダメージが出せない、強化前に一撃で倒せた敵が倒せない

有志が検証した結果、「打刀」という刀種は強化後のダメージ計算が0.65倍されているのではないか?という結論が出た。これは多くのプレイヤーの実感に沿っている

結果として、強化したことで該当のキャラが弱体化するという面白い現象が起きている

陰謀論に妻を奪われた

きっかけはコロナワクチン陰謀説(毒が入っているという)だったんだけど、ここ数ヶ月、すごい勢いで月刊ム○ばりの珍説を展開してとまらない。世界経済宇宙人支配しているとか、コロナウイルスは存在しないとか、地球は丸くないとか、あと、何においてもディープステート、悪の黒幕

都市伝説を一緒に笑うのならいい。真面目な主張だというなら私と意見が違ってもいい。でもものすごい剣幕で、否定どころか検証も許さない。議論しようとすると大喧嘩になる。挙句は私にひどい言葉を投げかけてくる。時には娘にまで。

最初自分家族を守るために必死になっているのかと思ったのだけど、どうも少し違うみたいで、自分の知っている「真実」を認めさせるのが目的じゃないかと思えてくる。家族よりその「真実」の方が大事みたいに見えるのがやりきれない。

結婚25年。高校生の娘が一人。私は800人くらいの日本企業技術職で、昨年部署責任者になった。どうにか娘の学費の目処も立って、そろそろ老後資金のことを考え始めたところだった。

妻とはこれまでも散々喧嘩してきたし(家出されたこともある)、私の仕事だって順風満帆だったわけではない。メンタルをやられて休職命令を出されそうになったこだってある。貯金だって娘の学費分を引いたらほぼゼロだ。

でもどうにかここまで行き着いて、妻ともそれなりの信頼関係を実感していて、娘も一人前になってきて、自分仕事も先が見えて落ち着いてきたから、趣味時間を少し取り戻そうとか、夫婦登山を再開しようとか、地域寄り合いに顔を出す頻度を少し増やそうとか、そんなことを考えていた矢先だったのに。

最近の妻はほとんど一日中スマホPC陰謀論画像動画を漁ってる。画面は嘘の言い切りと雑コラと仄めかしのオンパレード。まだいちおう最低限の家事はやってくれてるし、機嫌がいいとき雑談や思い出話に付き合ってくれることがある。たまにね。

娘は呆れているようで、家では自分の部屋に篭っていることが多い。ちゃんと話を聞けと妻が怒鳴りつけることもある。半年前は居間で3人でテレビを見てたのに。

いまはなるべく妻との対立を避けるようにしている。戻ってくる場所を残しておくためにはそうした方がいいそうだ。でも曖昧に見える私の態度も気に入らないみたいで、機嫌が悪い時はひどい言葉をかけてくる。

からず私が我慢できなくなるか…「真実」理解しない私たちに愛想を尽かした妻が出ていくか…

XやYoutubeが憎い。言論の自由は支持するけど、嘘を事実かのように伝えることは許容すべきではない。どうみても意図的にそれをやっているアカウントがたくさんある。あまり下劣だ。

妻を陰謀論から解放できるなら何でもするよ。

2024-05-11

anond:20240511183857

全身サイボーグ時代になれば、劣った肉体から解放されるだろうになぁ

支援再開したのにウクライナが劣勢な理由

兵士が足りてないか

公式発表だと元々100万人の兵士がいて死傷者3万人ってことになってるが

ザルジニー元総司令は昨年末に50万人の動員が必要だとメディアに訴えて更迭された

実際の兵力は半減していると推測される

先月、東部防衛ラインが破られた際も後方から増員するのではなく、別の前線から戦力を移動させて対応した

まり、後詰めの人員も枯渇している

武器弾薬が届いても使う者がいなければどうしようもない

また、徴兵したばかりの素人武装させてもロシア熟練兵には敵わない

ウクライナ熟練兵は充分な休息も取れず、転戦して削られている

NATO派兵でもしなければクリミア解放どころか戦線の維持も難しいだろう

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