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2016-04-19

カセットテープを大量にデジタル化した時のメモ

色々あって大量のカセットテープデジタル化した時のメモ

なお音質は特段こだわりはなく、数を取り込んだ話です。

再生機器や録音機器

再生機器NR付きの方が後々楽(後述)。

録音形式はある程度の音質で取り込んでしまえば後で加工してしまえばいいのであまり考えない。

音質云々は割愛

後処理

曲分割

ある意味一番時間がかかるのがここ。

NR付きの再生機器ならテープ録音状態によっては機械的に分割処理かけてしまえば簡単に綺麗に分けられる。

ただこれが使えないテープ場合手動で分けることになるがこの場合大変。

このとき必要なのは時間だが、古いと曲名だけで時間は意外と載ってなかったりする。

最近Google先生が気を利かしてくれて、そこそこ有名だとアルバム名で検索すると曲時間が簡単に出てきたりする。

この情報経由で動画等を検索できる便利な情報だが、この表示されている時間情報動画時間から自動生成されているらしく偶に変な情報があったりする。

タグ付け

これが面倒かというとそこそこ有名な曲ならば簡単だったりする。

対象の大半がCD化もされているような音源だったので(ならデジタル化する必要は?とは言わないで)Gracenoteのデータベースを引っ張ってくれば簡単。

今は既存音源からでも検索がかけられるので、適当アルバム単位検索すれば大抵引っかかる。

自分場合この作業にはMedia Goを使っているが、そのままだと引っかからない場合でもアーティスト名やアルバム名のタグ情報を入れて再検索をすればまず存在する。

言語で出ている作品場合、別言語タグ情報に書き換えて検索すると引っかかったりもする。

またGoogle Play Music場合、あちらでデータがない曲で一度間違ったタグ情報で上げると記録されるのでタグ情報を書き換えてアップロードしてもそのままでは反映されないので注意。

ノーマライズ

後でバッチで一度に処理すれば良いという考えで保存用に関しては特にこの処理はしない。

保存等

現代HDDBDなら、FLAC可逆圧縮でもかけておけば一本辺り200MB~500MB程度と大した容量にならないので普段用と別に保存してても大して逼迫しない。

これが今デジタル化しようとしたきっかけの一つ。

保護にはBDならMultiPar等でパリティを付けて保存、ディスクの保管はBD対応した不繊布でもいいが数百本取り込んでも数枚程度なので転写が嫌ならハードケースで保存してもスペースには問題ない。

BDは今のベアディスクタイプですら10年近く経った規格でそれなりに成熟していると考えられるのと、かなり減ってきたがまだ地方だと相次いだメーカー撤退による投げ売りが偶にあるのでネットで買うより処分品狙いで買ったほうが安かったりする。(狙い目はDVDレンタル店)

流れ作業で行う場合

データとともにカセットテープのケースやインデックスカード画像データを保管しておくとアルバム名等を確認する際に現物をいちいち確認する手間がなくなるので捗る

またミスで再取り込みになった時も画像を手掛かりに現物ピックアップできる。

カセットテープ本体はCISスキャナしかない場合取り込みは困難なのでインデックスカードだけでも取り込んでおくだけでもいいが、その場合音声データを取り込む前に本体のラベルインデックスカードが正しい組になっているか確認したほうがいい。

ただ単純なインデックスカード場合スキャナドライバの性能によるがそこまで面倒ではないものの、特別意匠をこらされている場合この作業は凄まじく面倒になる。

結論

自分のような勿体ない症のような人以外は特別もの以外はカセットテープデジタル化は止めておいたほうがいい。

 
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