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はてなキーワード: 離職率とは

2009-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20090225101312

今の若者ダメな証拠なんていくらでもあるけどな。

学力低下コピペレポート蔓延離職率の高さ

メディアなどを見てても「こいつはすごい!」って新人は現れない。

若者ダメじゃないって言いたいんならこれらに反論したら?

無理だろうけど。「状況が悪い」とか言っちゃうの?

2009-01-23

二つの会社で迷ってます。

いま求職中で行ける会社のアテができたんですが、2社あってどっちにしようかかなり迷ってます。


会社A

都内23区

定時9:00~18:00(休憩1時間半)

正社員:月給約18万

時期によって忙しさの波がある。忙しい時期は基本的に毎回残業(~20:00,21:00くらい)。残業代は出ません。

かなり頻繁に土日出勤(土日にやらなければならない仕事をやるだけなのでブラックではないです。)

ボーナス年2回+決算賞与有

オペレーター&多少の力仕事

社内雰囲気は良いです。

駅から距離があるので電車バス通勤


会社B

都内23区

定時11:00~20:00(休憩1時間

契約社員:月給約15万

任意で残業

ボーナス多分無いです。

ソフトウェア開発。ずっとPC作業。今までの自分スキルがある程度は生かせると思います。

雰囲気は△ 各自無言で延々と作業

一応社員登用はあるようですがいつになるかはわかりません。

帰りの電車がすごく混みます。


実家から通えるので家賃等の経費はほとんどかかりません。

通勤時間は両方とも2時間弱くらいです。


Aはおそらく休みがほとんどありません。ですが待遇も安定していて会社自体も良い雰囲気です。

Bはそれなりに普通に過ごせると思いますが薄給不安定で会社に馴染めるか正直不安です。

希望としては、趣味時間がある程度ほしいと思ってます。あとパソコン大好きなのでPCはいくら触ってても飽きません。


どちらの仕事自分はやりたいのかっていうのは今回無視して、どっちが良いでしょうか…。

今から別の会社を探すのはちょっと無理そうなのでここで決めてしまうつもりです。

最終的には自分の気持ちひとつですが、参考になる意見等頂けると非常に助かります…。


//追記 23:35

トラックバック本当にありがとうございます!

やっぱり正社員ということでAをオススメする声が多いですね…。

まず会社Aについての追記ですが、残業代は出ないですが決算賞与が別にあったり食事代手当てがついたりと多少のフォローはあります。

社長さんがとてもいい方で何かあっても割りと柔軟に対応してくれる方なので。

離職率もおそらく低いです。30代40代の方が結構な割合いると思います。

土日出勤分の代休は無いです。ただ、翌日の月曜などに急ぎの仕事が入っていない場合に限りそこで休みがもらえることもあるらしいです。

次に会社Bの追記ですが、仮にここへ入社してもいつか転職したいと思っています。

学べることが多いところなのでスキルアップは望めると思います。

Bは離職率は高いらしいです。つい先日も新しく人をそれなりの数雇ったと聞きました。

ただ、家庭持ちの方も当然いらっしゃるのでキャリアアップしていけばそれなりに安定はしていると思います。

会社の規模はAはかなりの小規模。Bはたぶん100人ちょいくらい?(契約バイト含め)だと思います。

仕事とは別に趣味で活動していて、それに回す時間がなくなり活動停止になることを危惧しています。

//追記 23:40

あと女性はBの方が全然多いです。どちらの会社仕事はできる方ばかりです。

//追記 1/28 19:30

トラバブコメありがとうございました。とても良い参考になりました。

知り合いに会社Bのことを聞いたところ、

手取りが10万を切る可能性があることや、23時頃まで働いていることが普通であり泊り込みの作業もある

社員登用有りとあるが実際のところ社員なるのは相当難しい、ボーナス残業代が無いかも

等のちょっと引くくらいの待遇であると言っていました。

そんなわけで会社Aへ行くことを決めました。ありがとうございました。

2009-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20090115003518

中堅メーカー勤務。技術職。

就活時の不利さ加減ってのは、女性の平均離職率から言って相当かむしろ期待過剰気味だろうと、入社10年後の同期の残った面子を見て思います。

2009-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20090111023919

同意。というか、

http://d.hatena.ne.jp/nodada/20090107/p1

の主張には激しく違和感を感じる。

とりあえず、

十分すごいよ、一年間で74冊だぜ?

宿賃もないくせに酒やたばこに興じる

派遣村連中よりよっぽどすげーよ。

このあたりに集約されていると思うんだが、

凄い頑張っている人がそれでも伸び悩んでいる一方で

対価もなしに嗜好品を買い続ける人間もいる。

理不尽を感じませんかね。

「貧困者は自己責任でそうなった(はずな)のだから、(たとえ就職後の離職率待遇適応が良くなくても)職業を選り好みせず馬車馬のごとく働き、(我等努力者の払った税金を一切使わずに)自分の力だけで生活するべき」

http://d.hatena.ne.jp/nodada/20090107/p1

少なくとも、「職業を選り好みせず馬車馬のごとく働」くことは必要じゃないかと思うんだがね。

働かない者(しかも働く能力が無い者と言うわけでもない)が、全くの無批判で衣食住の保障(嗜好品を楽しむことも出来る)を受けると言うのは、

何かおかしいんじゃないのか。

働く能力が無い人間への補助、働く気がある人間への一時的な補助と言うのなら絶対必要であろうさ。

繰り返すが、働けるのに働かない(努力しない)人間がずっと補助を受けるのが、どうしても変だと思う。

はてサの人は学生の頃のグループ課題なんかで終始サボっている人間に対しても不快感が無かったのかね。

(その人間の働く理由とか義務とか云々の話じゃなくてね)

働かざるもの食うべからず、っていうのは美徳だと思う。

2009-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20090108095901

業種や職種内容によると思うけど現場のワーシェア大歓迎。

人員減らされる

残業法律違反どころではないくらい増える

作業効率、製品の精度下がる

残業さらに増える

赤字

人員また減る

この数年、この繰り返しで、もう後がない。

離職率高いし、新しく人入れても使い物にするような余裕なくて、悪化するばっかり。

多分、もう手遅れ。

2008-11-05

1歳高卒無職パラサイトキニート男だ。職歴も資格もない。

http://anond.hatelabo.jp/20081105121530

すげえじゃんw おめw

お前の場合はクズ新卒じゃなくて、入社した企業仕事がクズだったわけかw

業界最大手とか言っても離職率半端じゃねえところとかあるからなw

何せ尺度が「業界」だ。斜陽業界ウンコみたいな業界だったら、最大手でもブラックだからww

目的持って仕事してるのはすげえよw

がんばれよ。

2008-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20081012123608

派遣というわけじゃないが離職率高くて正社員くるくる代わるような会社ならある。毎年新卒大量採用してるようなブラック企業とか。そういうのでも上場してたりするわけだから、一部の上層以外短期雇用ばかりでも会社って成り立っちゃうんじゃないの?

2008-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20080905222332

最近はやめたほうこくとかはいった報告がないので実態がわかりにくくなった。

会社としてはそれは普通なんだけどさ、最近にかぎらず離職率はあがってるよね。

わんぱーく先生はもういないのかな?

jkondo社長としては車のギアでいう1速のひとなので、2速にシフトチェンジできないまま現状を迎えている感じ。

エンジン悲鳴が聞こえるよ。

2008-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20080714150648

なるほどなー。

確かに俺がどうこうできる範囲を超えてる・・・

経営陣は社長はやる気があるし、たぶんあの社長ならまず潰れるような事はないだろう。

ただ、いろんな人が何も言わずに去っていく中で、俺きっと貧乏くじ引いてんだろうなって思いだしてさ・・。

ある程度の離職率は必要だろうけど、まともな辞め方した奴、ほとんど居ないんだよな。

ちょっとマジでブラックの役回り、考えてみないとな・・。

2008-07-09

大学生における準ひきこもり行動に関する考察

2年前の文だけど今の方がなんとなく需要ありそうだから「全文引用」しよう。少なくともこれを読んで救われた(自分を客観視でき、行動に移せた)人間が少なくともここに一人いるからな・・・

引用

樋口 康彦

大学生における準ひきこもり行動に関する考察キャンパスの孤立者について―(富山国際大学紀要2006年3月号)

http://www.tuins.ac.jp/jm/library/kiyou/2006kokusai-PDF/higuchi2.pdf

http://www13.atwiki.jp/syukatsu_sugoiyatsu/pages/29.html



目的

健康で、大学の成績も優秀であるし、車の免許も持っている。学校と家を往復するだけで夜遊びもしない真面目な子に育った。このままきっと社会人になって安定した人生を歩んでくれると、親は彼(彼女)の将来に希望を抱いてさえいる。しかし卒業を控えた時期になって初めて、親は自分の子のことをわかっていたようで、わかっていなかったことに気がつく。最終的に彼(彼女)は社会適応することができないのである。一見適応しているかのように見え、期待を抱かせるだけに始末が悪いと言える。

筆者がこの症候群に気づいたのは数年前、ある男子学生との関係からであった。彼は安定した仕事を持つ両親と、同じく正社員として働く兄がいる比較的恵まれた家庭でやや過保護に育てられていた。大学の成績も生活態度も良く、非社交的で孤立ぎみなことを除けば何の問題もない学生であると思っていた。しかし就職活動の時期になり、他の学生リクルートスーツに着替え、就職活動に汗を流す時期になっても、彼だけは全く活動を行わないのである。

就職活動の進行状況について問うと、決まって「今はインターネットとかで企業情報を集めています」と答える。

「他の学生はもう続々と内定を取り始めているがそのことについてはどう思う」

「はあ、危機感は感じますね…」

そんな会話を何度となく繰り返した。秋になり就職活動が終盤に入る。「もう、大手の会社は大体内定を出していて、もう小さな会社しか募集活動をしていないけど…」「はあ、危機感は感じますね…」いつもそのような会話の繰り返しであった。しかしこの時点ではさほど心配はしていなかった。「就職活動を何も行わず無職の身として卒業することはないだろう。いつか重い腰をあげるに違いない」と考えていたのである。

それから非常にショックな出来事があった。就職課からセミナー合同会社説明会等の連絡が教員にあり、それらは全てコピーした上で彼に手渡し、参加を促していた。多分その数は10 以上であったと思う。彼は受け取る時に「この会場は家の近くです。だから参加しやすいですね」とか「こんな大規模な説明会がT県でもあるんですね」などと言っていたので、筆者はてっきり参加しているものと思い込んでいた。しかし、後で問いただすと、ただ案内書を受け取っただけでひとつも参加していなかったということがわかったのである。

とにかく、どんなに励まそうと、焚きつけようと絶対に就職活動を行おうとはしなかった。それは極めて強い拒絶であった。筆者がそれ以上強く言わなかったのは、基本的に就職は本人の問題であることと、彼はとても繊細で傷つきやすく、また無業者としての卒業を前にして神経質になっていたからである。

また心配した両親が一度、筆者と大学就職課を訪ねて来たこともあった。確かに、性格的に就職活動やその後に続く職場生活は苦手だろうとは思っていたが、このように全く就職活動をしないという方法で対処するとは思ってもみないことであった。就職活動から、就職・自立というのは誰もが避けて通れない道だと考えていたからである。当然彼も、苦しみつつ自分なりに取り組むものと考えていた。

しかしある時、突然次のことを閃いたのである。「就職活動などできるわけがない。実は彼はひきこもりなのだ」大学にはきちんと来ており、単位もしっかり取れているので適応していると思い込んでいたのであるが、大学という誰とも関わらずに過ごして行ける環境の中で、偽りの適応を示していただけのことで、ライフスタイル本質ひきこもりと何ら変わりはない。中学高校のようにクラスが固定されている場では、仲間の輪に加われないことがプレッシャーになったり、いじめにあったりするが、大学ではそれがない。彼にとって大学への登校とは、毎回講演会映画に行くようなものであり、気軽にできていたのである。

ひきこもりの人でもコンビニには行けるという話をよく聞くが、そのように密で複雑な人間関係に巻き込まれる恐れのない場所になら出かけられるという点で、大学には来ることができているに過ぎない。夜遊び等せず真面目に大学に出てくるのも、遊びを知らず、また一緒に出歩く友人もいないことからそうせざるを得ないのである。つまり夜遊びさえできない。結局、強い非社会性・非社交性を持っているにもかかわらず大学という、学級もなく複雑な人間関係に煩わされることがない環境であるがゆえに、見せかけの適応をしていたに過ぎないのである。社会に出ていくことへのレディネスの不足は特殊な環境の中で隠されているだけなのだ。つまり社会と本格的に関わるには、あまりにも未熟だったのである。

ただ、真面目に大学に通い、単位もきちんと取れていることから、両親や、担当教員、そして本人も問題点に気づいていなかったのである。問題点とはすなわち、圧倒的な社会経験の不足の中で、人と関わることが苦手であるという欠点矯正されたわけではないことである。就職活動職場生活を送るに必要な社会的スキル等のレディネスが全く形成されておらず、その後の生活に適応できないということである。大学時代の彼は社会に参加しているようで参加していなかった。一応、家の外には出て行くものの、誰とも深い関わりを持つことはなくただ自分の世界の中で生きていただけである。病気かというとそうとまでは言えず、また表面上は今の環境適応しているかのように見え、大学生活の後半頃になってから問題が暴露されるという点で実に厄介である。こういった現象は純粋ひきこもりではないが実質はひきこもりに近いという点で準ひきこもり行動と言えると思う。

準ひきこもりは現代病の一種と言えるが、社会進出を控えた大事な4年間を、極めて自閉的かつ無為に過ごすのだから、社会性がほとんど身につかず、卒業しても会社での激務など到底できない。立ち直るのは難しくそのまま人生自体を無駄にしかねない。現代の大学生における、フリーター問題、ニート問題、離職率の高さの問題はマスコミ等で連日指摘されているが、その背景にある一つの大きな要因に、準ひきこもり症候群が隠されていることに気づいている人は少ないと思われる。一般に、非社会的行動は反社会的行動とは異なり、目立たないため見過ごされがちである。

大学教員なら誰もがその存在を知っているし、彼らがどのようなコースを辿るのかについても大体知っている。彼らは孤独大学生活を真面目に過ごし、結局は社会で活躍することができない。しかし大学時代、表面上は適応しているかのように見えることからその問題点について理論的に考察した研究は見当たらない。そこで、本論では大学生準ひきこもり行動について基本的な考察を進めて行くことにする。




準ひきこもり定義

一部の大学生が取る非社会的行動の一種である。大学には真面目に登校し、学業成績にも問題はない。また目立った問題行動はない。しかし、家族を除く他者との交流がほとんどなく、従って対人的な社会経験が不足している状態のこと。しかし本人や周囲の者は問題の存在にさほど気づいていない。就職活動社会人生活へのレディネスが形成されていないため、就職活動期もしくは卒業後に社会適応を起こす状態のこと。




通常のひきこもりとの違い

通常のひきこもりとの違いを、以下にまとめる。


ひきこもり
  • 20 代までに問題化する。
  • 6ヵ月以上自宅に引きこもって社会参加をしない。
  • 他の精神障害がその第一の原因とは考えにくい。
  • 周囲の人は問題に気づいている。
  • 本人は問題に気づいている。



準ひきこもり
  • 大学入学以前に問題化している。社会的に問題が顕在化するのは就職活動期もしくは大学卒業後である。
  • 大学には登校するものの、ほとんど社会参加をしない。他者との交流が極めて少ない。
  • 他の精神障害がその第一の原因とは考えにくい。
  • 周囲の人は問題に気づいている場合と、気づいていない場合がある。
  • 自分が準ひきこもりであることに気づき、悩んでいる場合もあるし、気づいていない場合もある。








準ひきこもり学生典型的なコース

準ひきこもりルーツはかなり昔にまで遡ることができる。小学・中学高校時代から人付き合いが苦手であり、不登校を経験していることが多い。その時期における社会経験の不足が準ひきこもりを作る基盤になっている。

大学に入学し、真面目に登校して単位もしっかり修得している。しかし、友人はほとんどおらず、ただ自宅と学校を往復しているだけである。従って対人関係の技術は未熟なままに置かれる。孤立していることを除けば、自分の妄想現実との間を行き来しつつ、割合に快適な大学生活を送る。自分の弱点である非社交性がつまびらかになることもなく、人格はないが相手をしてくれるもの(テレビパソコンコンピュータゲーム漫画アニメなど)を延々と楽しみ自閉傾向を強めつつも幸せな4年間を過ごす。ただし大学には登校していることから、やるべきことはやっているという気になり、純粋ひきこもりのように追い詰められ絶望的な気持ちになることは少ないし、危険な状態にいるということもない。キャンパスの孤立者として静かに暮らしていることが多い。特に4年生になり、卒業に必要な授業がゼミ程度になるとひきこもり傾向は一層強くなる。一般の水準からすると、かなり問題のある無為な大学生活を送っているが、本人はそのことに気づいていないことが多い。

就職活動をうまく行えない。知らない会社電話でアプローチしたり、OBOG訪問をしたり、初対面の人に自分を売りこんだりといったことは一番苦手である。

就職活動を途中でやめ大学卒業と同時にひきこもりに近い生活に陥る。もしくは就職できたとしても、回りの人とうまくやっていけないため早期退職に至り、ひきこもり生活に陥る。結局、大学生活とそれに続く長い歳月を社会にとっても自分にとっても無為に過ごし、健全社会人になることはほとんどできない。ただし、準ひきこもり大学生の全てが社会適応できなず、このコースを辿ると断言はできない。社会に出た後で、自分の世界と、社会一般との認識のずれに気づき、徐々に自分を変えて社会適応を果たす者も存在する。




準ひきこもり大学生の特徴準

ひきこもり学生は性格や行動パターンに共通性が多い。そこで(1)性格・行動的側面(2)知的(学習の)側面(3)社会的側面の3つに焦点を当ててそれぞれ見ていきたい。




(1)性格

■自分の力で自分の人生を切り拓いていくというたくましさに欠ける。準ひきこもり男子学生の方が多いように感じるが、社会で期待されている男性役割を身につけておらず、性役割の取得において葛藤が見られる。

社会経験の不足から、極めて自己中心的で視野の狭い考え方をする。

精神病ではない。現実との接点はある程度残っているし、善悪の区別はつくので犯罪を犯すようなこともない。むしろ他の学生よりも大人しくて真面目な部類に入る。

孤独に静かに大学生活を送っているケースが多いが、少し親しくなると甘えた非常識な言動、わがまま押し付けなど自己中心的言動を取ることがある。学生の間ではストーキングセクハラの常習者としてマークされていることもある。これは、本人にはそんなつもりはなくても、社会の標準がわかっていないことから、つい不適切な言動を取ってしまうことによる。

■謙虚で常識をわきまえており、周囲を悩ませないこともある。一口に準ひきこもりと言っても、異常性には違いがある。




(2)知的側面(学習)

■真面目で大学での成績も良い。どの授業にも真面目に出席している。

レポート卒論を書くというのは基本的に自分一人の世界での作業であるため、比較的得意である。




(3)社会的側面

無気力で、実際には人恋しいものの他者との関わりを避けようとする傾向が強い。クラブ活動アルバイトの類はしていないし、体育大会大学祭など学校行事にも参加しない。また、お祭りなどの地域行事にも参加しない。それから下宿をしている場合には、家族とのコミュニケーションさえ少ないため、準ひきこもり傾向を加速度的に強めて行くことがある。

アルバイトに関しては、過去にやったことはあったとしても現在はしていないことが多い。結局自分にとって居心地の良い世界(社会と関わらない自分だけの世界)に落ち着くことになる。つまりアルバイトでさえもできないというのが実情である。アルバイトに精を出す大学生というと否定的に見られがちだが、準ひきこもり大学生よりはましである。

人間関係をうまく行うことが苦手である。例えば、質問をしたり会話を続ける努力が少ない。ある意味で、孤立するのは必然と言える。

■友人が極めて少なく、いつも一人でいることが多い。他の学生から受け入れられず孤立しているという共通の境涯を絆にして同じ準ひきこもり学生(キャンパスの孤立者)と一緒にいることがある。また、恋人はいない。

■優しくしてくれる誰かに、甘え、強く寄りかかろうとし、その結果厳しく拒絶されて傷つくことがある。これは長年にわたる実質的ひきこもり生活のため、人との距離を適切に取るということができないために起きる。また学生からは相手にされないため、教師に対し辟易させるほどしつこく付きまとうことがある。

孤独感から他者(特に教師)の関心を引こうとする行動を取ることがある。教師にしつこくつきまとい悩ませていることも多い。一方、教師の側からすれば指導上の難しさがあってもなかなか周囲の理解を得られないということになる。ゼミなどを通じて深い付き合いをすると、明らかに他の学生とは違うとわかるのだが、付き合いのない教師には少々非社交的な感じではあるものの普通大学生に見えるためである。

若者らしい溌剌さ、元気の良さがなく、暗くよどんだ雰囲気を持つ。外見には自信のなさが滲み出ている。気軽に声をかけづらい独特の雰囲気を持っている。長年孤立していると、こうまでいびつになってしまうのかと驚嘆するほどである。

■全体的に見て、知的側面に比べて社会的側面が未熟である。




準ひきこもりの主な問題点

■自らの非社会性に対し、他者と触れ合うことで矯正を目指すのではなく、問題から逃げ出して、隠してしまっていることである。

青年期の発達課題を達成しておらず、場合によっては青年期以前の発達課題も達成していない。社会性の健全な発達のためには同世代の者との親密な交わりが不可欠である。しかし、準ひきこもりは、人付き合いをつらいこと苦しいこと、と捉えてしまっており、なるべく避けようとする。準ひきこもり学生は、親以外ではお店の店員などとの非人格的な接触をするのみであり、対人関係能力の発達には役に立たない。青年期の発達課題である(a)職業生活、結婚生活の準備、(b)親からの自立の準備、という観点から見ると極めて問題の多い環境に住んでいると言わざるを得ない。

■他の問題を併発しやすい。潔癖症など神経症的傾向を持っていることがある。




準ひきこもり学生の家庭の特徴

過保護で、親が甘い。子ども不登校歴がある場合、親は厳しく接するのではなく腫れ物に触るように接する。一方準ひきこもりは、親が自分を見捨てないことを見抜いている。不登校歴がある場合、そのことは証明済みである。親が厳しいことを言わないので、居心地の良い方に流されてしまうのである。

■比較的裕福な家庭が多い。お金のことで苦労した経験はないし、今後も切実な心配はない。

■親は大学に真面目に登校していることで安心している。不登校歴がある場合、毎日登校する姿を見てやっと立ち直ってくれたと一安心していることもある。あるいは、親は自分の子が非社交的であることに薄々気がつき、心のどこかでは卒業後に不安を抱いているものの何の対策も取っていないことが多い。




今後の課題

今後、準ひきこもりに関する様々なことを調べて対策を講じていかなければならない。まず最初に出現率について調べなければならないだろう。筆者の印象では、10 人に1人というほど高率ではないが20 人に1人というほど低率でもないといったところである。また女子学生より男子学生に多い。それから最近特に多く出現しているのはなぜなのかについても考察して行かなければならない。準ひきこもり不登校経験者が多いことは既に述べたが、不登校者は一般に学力の低いことが多い。しかし、大学全入時代を迎えたことにより低学力者でも大学生になれることが原因のひとつになっているのかもしれない。現在の多くの大学が、高校卒業時点で社会に通用せず、従って就職さえできない者の受け皿になっているという現実がある。

それから準ひきこもりになってしまう原因を探ることも重要である。おそらく家庭における問題と、大学生活以前にそうなりやすい性格的傾向を形成していたと考えられる。いずれにせよ社会経験の不足、社会的スキルの不足、孤立、それにともなう悪循環に原因を明らかにする鍵があるように思われる。

最後にもし準ひきこもりになってしまった場合、どう対策を取るのかについても今後考えて行かなければならないだろう。アルバイトボランティア活動、クラブ活動(サークル活動)、大学内の各種委員会などを通じて、仲間付き合い、参加意識、チームワークなどを体験することが防止策・対応策として有効であろう。もちろんこれらの活動は、強制するのではなく本人が自発的に取り組み、周囲の者がサポートするといった枠組で行われることが望ましい。しかし本人や周囲が問題に気づくのは大抵、卒業間近か卒業後であり、こういったことをして社会性を育てている時間的余裕がないことが多い。

筆者は調査を始めたばかりであり、彼らが今後どうなるのかについてはデータ不足のため正確には知らないが、いずれにせよ早期発見、早期対応が何より重要であろう。ちなみに、社会性を育てている時間的余裕がない時の就職先として、例えば、工場生産現場農業、造園業関係仕事が考えられるのではないだろうか。彼らに関わる人たちからは少々変人と見なされるかもしれないが、なんとかやっていけるかもしれない。それらの職場では弁舌の巧みさよりもまじめに取り組む粘り強さが評価されるからである。本来の能力からすると、ホワイトカラー関係仕事が十分可能であるが、社会性の方に大きな問題を抱えており、何らかの理由で急激に社会性・社交性が上昇しない限り、到底勤まらないであろう。本論の冒頭で紹介した学生に関しても、仮にもし就職活動または親のコネにより、何らかの企業就職できていたとしても結局は早期退職に至っていたと思われる。かなりレベルの進んだ準ひきこもりであり、民間企業での複雑な人間関係、営業活動などの激務には到底耐えられないからである。いずれにせよ新卒での就職を逃してしまった上、新たな就職活動職場での適応など、今後大変な苦労が予想される。

将来、社会適応するために、また人間としての尊厳を守り現実感を維持するためには大学生のうちに人と交わっておくことが大切である。社会適応するための力を身に付けることが不可欠であり、それをしない限り、根本的な解決には到らない。人生自体を台無しにしてしまうことも有り得るだろう。




参考文献

2008-07-01

良いSIerの条件、見分け方

SI業界における、気持ちよくアウトプットを高める事が出来て、キャリアプラス環境の条件を考察

次に上げる、3つのステップ存在しているかどうかを一つの目安にしてみてはいかがでしょうか。

それぞれ、(1)新人(2)中堅(3)ベテランのチェックポイントに対応しています。

[ポイント]

(1)明快な規約と、明快なフレームワークが指定された仕事を振られている。

規約フレームワークというのはあくまでも一例で、絶対にそれである必要はありません。

プロジェクト的には色々あっても、新人はやるべき事に迷わず仕事が進められる事が重要

迷った時に根拠となるリファレンスがあれば、初歩的な事で周囲が煩わされなくて済む。

「外注(請負派遣)クソッタレ」という現場に限ってこれが整っていない事が多いです。

もちろん、それがあっても出来ない部類の人間はいますが、仕事の振り方が間違っているから、

出力される結果が間違っているという場合の方が下手したら多いという事です。

(2)チーム内のトップクラスプログラマコメントしてくれる。→参考

本人に指摘された内容を理解し、受け入れるキャパシティが要求されるのはもちろん重要です。

しかし実際は、俺様が下っ端のコードなんか見れるかという態度の人が結構います。

確かに当人達は、そのような指摘がなく出来るようになっていた事が少なくありません。

だから、「なぜそんな事も解らないで続けてるの?」と相手を理解する事なく罵ります。

そして「こんな事も解らないクズを雇った奴は誰だ?」という人事への愚痴になります。

でも、そこでは自分が威張っていられて居心地がいいから転職は考えないという矛盾を無視しています。

そんな自分を誤魔化すために他人の成長の芽を摘み続けます。

(3)新しく入って来た新人に1と2を行えるようになった。

中堅までに鍛えられていないと、ベテランになった時に世間話お茶を濁して笑いを取る事が

コミュニケーションスキル勘違いしたリーダーの出来上がり、実際それは蔓延しています。

「情けは人のためならず」1+1を2以上にするには、それぞれが学んできた事を他人に

フィードバックする事で他人を育てられないと、いつになっても自分の負担は軽減されません。

「俺がやるからオマエなんか不要」と言える技量持ちなら、好きなだけ抱え込めばいいでしょう。

しかし、成長した人間には難度の高い部分を任せたいのが社の意向、得意げになって下っ端のやれる

仕事を数多くこなされても非効率としか映らず、周囲の評価に結びつかないのが現実です。

「あんなにしてやったのに、”のに”がつくと愚痴になる」とは、相田みつを言葉でした。

せっかくやるなら愚痴にならずに済む、無駄にならない仕事をしたいものです。

[まとめ]

上記の3点が整備されていない環境では、それぞれが自分の立場だけを守りがちになってしまいます。

情報を隠して自分がいないと進行しない状況を作り、楽な仕事を奪い合って困難な仕事押しつけあう。

そういう仕事の仕方しか出来ない人間になると、仕事に喜びが見出せず仕事時間が苦痛になります。

社会貢献とかそこまで考えなくてもいいのですが、仕事をする目的意識が低くなっていくものです。

仕事仕事と割り切って卒なくこなし、自分の人生を豊かにする事を重視するならそれも良しですが、

そういうライフスタイルは、むしろ仕事に対する能力か集中力が人一倍高くないと成立しません。

常人にとっては、目的意識の低下はそれを妨げる最大の要因になります。

逆にいうと、これと反対の事を実践すると会社離職率は高まり、担当案件は次々にデスマーチに陥れられ、

定時に帰れなくなるのと引き換えに、いつも同じネタでメシにありつく立派なSIerになれるでしょう。

つまり、ベテランが(1)と(2)を行わない限り、貴方の地位は安泰であるという事です。

でもそれじゃ業績評価に響くのじゃない?大丈夫誰からも後ろ指を指されない社内ニートになるための10の方法

特に「(4)新規事業・困難案件には積極的に参加」辺りがヒントになるかもしれません。→2.0

あとは社内ニートを駆除するたった5つのスゴい技により駆除されないように注意を払いましょう。

そういえば、未経験者でもしっかり教育、親切に教えてくれる先輩、経験を積んだリーダーになって活躍等

よく見ると上記に対応した仕組みが存在するかのように、入社案内で謳っている会社は少なく無いようです。

しかし大抵、具体的に誰が何をどうやって行うかは書かれていないので、誰も期待してはいないのでしょう。

軽く読み流されて、反故にされても気にならないポイントになってしまっているのではないでしょうか。

単純だけど根本的な問題に目が向かないから、なぜか毎度デスマーチになってる事に不満を洩らしつつ、

自分が未熟だからと無駄な謙虚さで、そこから逃げる事もせずに我慢している人が多いのでは無いかと。

我慢は体に毒なので、精神を病みやすい人には特に過酷な状態となります。

[これからSI業界に入る人]

その会社で自分が成長できるのか、それともツブシが効かない使い捨てにされるのか、

教育システムを備えていると謳っていても、現場OJT環境に適うものはありません。

入社前に現場社員の声が聞ける機会があれば、上記ステップの有無を確認してみてください。

不幸にも、入ってしまった後で気がついた場合は以下に述べます。

[すでにSI業界にいる人]

与えられた権限で変更が出来ない環境のせいにしていても、状況が改善する事はありません。

周りを見回してこのステップ存在しない場合、自分の出来る範囲で導入を試みてください。

好意的なレスポンスが無かった場合、そこに未来はないようですから、退職条件を設定しましょう。

例えば「オラクル資格を取ったら辞める」のように、前向きな目標を伴った条件にするのが大事です。

2008-06-20

父親と話したこと。

22歳。社会人1年目。

久しぶりに父親と話した。

最初は心療内科に行きたいという話をするつもりだった。

そしてぶっちゃけ仕事をやめたいと。

内定を最初にもらったからという

いい加減な理由で選んだ職場

離職率の高いハード環境で。

最初のうちはがんばってやろうと思ってたけど

ひとつのミスがきっかけで

見事なまでに五月病に陥った。

悲しくもないのに泣くようになった。

人前で笑えなくなった。

自分を病気だと思い込んだ。

めちゃくちゃ怒られると思った。

昔からいい加減なことは許さない父親だったから。

むしろ甘ったれな自分を叱咤激励してほしい。

そんな気持ちで父親と話をした。

でも父親は怒らなかった。

自分の話をとりあえず聞いてくれた。

そして言った。

自分をもっと大切にしろ、と。

お前は職場プライベートの自分を分け切れていない、と。

仮に職場で評価されなくてもそれはお前そのものの評価ではない、と。

お前は何でも100パーセントの力でやろうとしすぎている、と。

80パーセントでやったとしても結果はそんなに変わらないんだから、もっと気楽にやれ、と。

ああそういえば

泣きながら宿題をやっていたら

「泣くぐらいだったら、宿題なんか忘れましたって先生に言え」

って怒られたっけ。

自分はガキだった。

ガキのまんま成長するのを拒んでいた。

とりあえず

しんどいけど

明日からも仕事は続ける。

22にもなってこんな甘ちゃんでごめん。

お父さん。

そしてありがとう

2008-03-15

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記9

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 0

http://anond.hatelabo.jp/20080219133702 1

http://anond.hatelabo.jp/20080219150703 2

http://anond.hatelabo.jp/20080219164145 3

http://anond.hatelabo.jp/20080219182449 4

http://anond.hatelabo.jp/20080220103805 5

http://anond.hatelabo.jp/20080225181422 6 

http://anond.hatelabo.jp/20080226204431 7

http://anond.hatelabo.jp/20080302010145 8 の続きです。

多くの外的要因により、地方の雑誌メディアタウン誌」は苦戦を余儀なくされています。しかしそうなるに至った原因として、衰退してしかるべきとも言える組織の弱さ、企業として未成熟な部分があることを語らなければならないでしょう。

現在タウン誌現場スタッフ、とりわけ若い世代は先のことなど考えられないほどの激務に晒されています。「タウン誌」という媒体の行く末を見定め、舵を取らなければならない経営サイドは、激変する環境に有効な手だても打てぬまま、「創刊当時はもっと大変だった」「自分たちもやってきたことだ」を繰り返すばかりです。

労働環境の過酷さと、それに起因する離職率の高さ。あまりの回転の速さに社員教育もままならず、それが社員の士気とモラルの低下にも繋がる悪循環。そのような環境下で、現場の核とならなければならない女子社員(一般の会社よりも女性社員の率が高く、ほぼ半数が女性という会社が多いそうです)は、子どもが出来ればこの激務は続けられるわけもなく、ほぼ間違いなく退職を余儀なくされます。このような「人材使い捨て」の職場環境で、技術だけでなく人的ネットワークも含めたノウハウの伝達が途切れてしまっています。ごく一部であって欲しいのですが、「うちで経験を積んで、他の企業に誘われる人間になれ。それで辞められるのは一向にかまわない」などと社員の前で公言する経営者もいると聞きます。

タウン誌黎明期の20??30年前、今は経営サイドに机を並べる人たちが、タウン誌という媒体ゼロから作り上げた苦労は、想像を絶するものであったといいます。人からは酔狂といわれ、地方初の若者向け雑誌など続くわけないと陰口を叩かれながらも、タウン誌というものをひとつのメディアとして育て上げたのです。その結果、タウン誌スタッフは街のオピニオンリーダーになりました。強力な個性とバイタリティを持ち、様々な仕掛けを繰り出し、街を動かしていたのです。そこには挑戦者としてのモチベーションがありました。当時のタウン誌スタッフたちは、誌面にだけに止まらず「誰もやったことがないこと」を、一地方都市で次々と実現していきました。それは往々にして東京若者ムーブメントの焼き直し的なイベントや仕掛けであったりもしましたが、確実に地方都市若者たちの心を掴み、動かしていたのです。時代はまさにバブル期。機を見て敏な中央の大手代理店は、こぞってタウン誌と組んだイベントキャンペーンに大金をつぎ込みました(それでも地方の新聞テレビを使うよりも格安だったようですが)。若者というセグメントされたターゲットに、確実にメッセージを届けられる媒体として、タウン誌は唯一無二の存在だったのです。そして、その支持率も相当なものでした。「おしゃれな人はタウン誌を読んでいる」そんな嘘みたいなことが、ほんの20年前には確かにあったのです。

しかし、いくら影響力があるとはいえ、タウン誌出版社なんて、所詮社員数など20人にも及ばない零細企業ばかりです。「好きじゃなければとてもやっていられない」ような薄給と激務に、当時からかなり社員の出入りは激しかったそうです。出来ない人間は、過酷な労働条件に音を上げ、出来る人間は自分の能力をもっと高く買ってくれる場所を求めて去っていく。数多あるタウン誌出版社の中で、「企業化」に成功したのはごく少数でした。そして、その結果、立場を「経営陣」に変えた創刊メンバーを継ぐべき世代はほとんど残らず、経営陣の下で常に20??30代の若い社員が入れ替わり続けるという状況が生まれています。

社員を育て上げても、仕事を覚えた端から(あるいは覚える間もなく)次々と退職していく。それがタウン誌出版社という組織の典型的な姿なのです。

2008-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20080206194406

一応突っ込んどくがニートは昔からたくさんいたし、若者離職率も高かった。失業者崩れのニートは不況で一時期増えてたけど。

面接という名のゲーム

若者離職率が高かったりニートが大量発生しているのはわがまま人間が増えたからではない。面接というシステムが機能不全に陥っているのである。

現在日本で行われている就転職時の面接というのは「その求職者がその仕事ができるか否か」を測るものではない。そもそもほとんどの仕事というのはおよそ人間であれば誰にでもできるものであって、その人でないと絶対に不可能という仕事弁護士学者スポーツ選手芸術家などほんの一部でしかしかない。そうでなければ人事異動など成立するはずないのだから。

では面接の場で何が行われているのか。それは”価値観ぶつけ合いゲーム”である。企業どんな業務に関わるどん人間が欲しいのか情報を開かそうとせず求職者に意味不明探偵ごっこを強いる。そして求職者は面接の場では「言ってはいけないこと」でがんじがらめに縛られる。ここで行われるのは憶測でしか情報を把握できない一方的な減点ゲームである。もちろん減点されるのは求職者だけで、雇用側が圧倒的に有利なのはいうまでもない。価値観ぶつけ合いゲームで得点する方法は雇用側の価値観の枠内に収まる答えを提示することである。そこにはもはや職に就くための話し合いは存在しない。求職側は何とかして雇用側の価値観に沿うような事実を吐き出すか、雇用側にとって耳ざわりの良い嘘をつくことしかできない。ここで問題になるのは求職側に嘘が認められていることである。この場で吐かれる嘘は単純に雇用側にとって心地よいだけで事実本心ではないのだ。かくして嘘をついた者とつけなかった者の双方に雇用のギャップが生まれる。なおここでいう雇用のギャップは「こんなはすでは」と辞めることと「雇用すべきだった人が面接ゲームではじかれてしまう」ことの二つの意味がある。

そもそも就業形態自体が能力主義使い捨てだと高度経済成長時代からは変質化しているのに対し、面接システムだけ旧来通りなのが異常なのである。昔の日本で行われていたのは人を育てるための面接だったはずだ。でも今の企業は人を利用するだけで育てはしない。「こいつは何の役に立つんだ?」と雇用側が品定めするだけの面接を続けていては今後も不幸な人間関係が日々再生産されるだけだろう。

2007-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20071119161117

女が自分で稼いで出産子育てしていくのがいかに難しい世の中かという事実を無視されてこういうことを言われてもね。

男女の年収差とか出産する女性離職率とか知ってて言ってるのかしら。

2007-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20070709212957

給湯室。

飯田さん、わたしの話しを少しきいてくれますかね?えぇ、そんなに長い話しじゃないです。

私は男性社員ですがよく給湯室に出入りしていました。

お茶がすきだったんですよ。単純に。

急須とかを買ったりして、駄菓子置き場とかをつくり我が城としていたんです。

わたしはそこで女性社員たちともなかよく談笑をしていました。

ところで会社には嫌われ者社長や役員がいて、女性社員みんな時期を問わずやめていく会社でした。

そうですね、もたない人で入社一ヶ月ぐらいで辞めていった人も何人もみています。

もちろん男性離職率も高い会社でした。

そんな会社の給湯室にいるとですね、怖い話しをよく聞くんですよ。

私がね、ほら、給湯室にいったタイミングでちょうどいれたてのコーヒーがあったんですよ。

お、いっこちょうだい。

って、いったら凄く慌てて「それは飲んじゃいけない!」って停めるんです。

「あとでちゃんと入れてあげるからこのコップは使っちゃダメだよ」って言うんですよ。

同じにみえるんですが、違うらしいのです。

灰皿を磨く用の雑巾で丁寧に練り上げられた作品なんだそうですよ。私おどろきましてね。

それ以来、会議などで偉いさんたちと一緒にいるときに出されるコーヒーが怖くて。

話しに聞くにぞうきんの絞り汁ぐらいは当然らしいですよ。

ほら、コーヒーって香りが強いから相当いれてもわからないらしいんです。

下剤を入れて盛り上がってる人たちも居ました。

ええ、それが伝統的におこなわれていたわけではないんですよ。

給湯室係りが完全に途絶えることもあったんですが、みんなたどり着くんです。

怖い会社でした。

私も飲んだんじゃないかって?

ええ、否定はできません。だけど彼女たちに分け与えた駄菓子で私の命は買えたとおもっています。

真実はわかりませんけどね。

お茶ぐらい自分でいれます。

お茶をいれてもらったらありがとうといいます。

たまにはいれてあげます。

それだけで命が買えるならやすいもんじゃないですか。

2007-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20070704170854

学習要綱が、世代を追って改正されてるから、世代間のギャップとの区別が非常に難しいけど、離職率の高さとかは教育と直結しているのではないか?という話は聞いた事がある。

2007-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20070510082334

教育係的役割を持ったリーダーさんはあっちゅうま給料が0になるね。

昔みたいに新入社員離職率がまっとうならまだ賛同できるんだけどね。

リーダーがなんもしなくても辞めちゃう今ちょっとね…

2007-02-05

3社に1社 のわけない

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070205k0000m040108000c.html

んなわけねだーろw

月100h越えてるの同じ空間に8人はいる気がw

休職メンバーだらけになるわな。

それで健康な人がいいとか部長とかリーダー軍団はいっちゃってるんだもんな・・・

雇う側は健康に越したことはないんだろうけど、

組織とか、仕事のやり方とか見直せばどうにでもなる気が。

1人が30min-60min仕事シェアすれば終わりなわけだし。

部長の人の好き嫌い、仕事の好き嫌いの独裁でやってるしね。

独裁部長に尻尾ふって出世したくないね。

うちの会社(1部上場でnikkei225にも入ってます。core30でもあります。w)

は月100h越えると人事から産業医面談診察が行われます。

気休め程度ですが。

わたしも3回ほど・・・

最近は80hらしいが。

一応まともな会社になろうとしている見たいだが

離職率の高さ、 其れによるコアメンバの少なさ、

残ったメンバの仕事クオリティの低さ、

それを新卒で埋めようと必死な中途入社軍団。

この会社長くないなー

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