『二十歳の原点』を一年ぶりに再読した。この本は高野悦子さんの二十歳の誕生日からその五ヶ月後、彼女が自殺するまで、の日記である。
私はこの本を最初、二十歳になる二、三ヶ月前に読んだ。次に読んだのは、すなわち今回は二十一になる二ヶ月前ということだ。
書かれた時代に隔たりはあるものの、高野悦子さんに共感しながら、「気持ちをこうもうまく表現できるのは素敵だ」と思いながら何回も何回もこの本を読んだ。
二回目、私はあまり高野悦子さんに共感することはできなかった。彼女の後半の日記の表現に圧倒されたことのほうが印象強い。
私はこうも一年で変わってしまったのだろうか。
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