はてなキーワード: 韓国背負いとは
外人のやり方は基本的に体格に頼ったパワープレイが多い。事実以前は双手刈や隅落としのような足を引っ掛けるタックルのような技が多かった。このために協議された結果、これらのレスリング風のタックル系の技は連続技でない場合使用できないよう変更されている。そんな理由もあって細やかな技を持つアジア勢が有利になったとは言える。なぜなら格闘技や競技においてウェイトは破壊力と引き換えにスピードを失うから。軽量だったり背が低い選手はその分手数が多くなる。また、日本人選手は背負い系が得意なので、これも背が低いほうが有利に働く。
ただ、世界柔道のランキングは経歴の違いが如実に出ているとは言える。韓国は「韓国背負い」と呼ばれる独自の背負いも開発していて、今回は振るわなかったが実はとても強いし、プーチンでおなじみのロシアもコマンドサンボなどの格闘技経験者が多いこともあって柔道が盛ん。ブラジルは言うまでもなく柔術の王者国なので上位に位置している。
ただ誤解のないように言えば柔術と柔道はまるで違う競技なので、柔術家のチャンピオンでも柔道家にかかるとポンポン投げられる。逆に柔道家は柔術家ほど寝技は強くないが、柔道ルールでの寝技は「抑え込み」の概念が存在するので寝技のルールがそもそも違う。
柔道では嫌われるが、勝負に直結する「かけ逃げ」のテクニックについて書きます。
※注意:これを書いている人は、3年前に柔道やめました。柔道10 年くらいやってましたがレベルが高くないです。
<かけ逃げのやり方の基本>
・審判に見えないところでやる
・簡単には倒れず、技を繋いでる感じと、組み手争いを混ぜる
・寝技は6:4くらいで不利な体勢か、亀で粘れることが絶対条件。
・倒れる時は襟は絶対取らせない。襟を取らせると簡単に寝技で負けます。
・試合上の真ん中で組み合わない
・喧嘩四つで、引手をもたずに、襟だけ持ち、「審判に胸を見せない」状況が最強です。胸が見えた時点で、審判から技が不十分かどうか丸わかりになります。
・場内の仕切りの辺に足を置く。4隅からやるともったいないです。4隅方向に移動しながらかけ逃げをします。移動するので、審判からもやってる感がでます
・襟を持っての体落としは簡単なので、絶対覚えてください(井上vs石井の試合が最高の例)。これだけで、背負いかな?に見えます。
・襟を持っての足を持たない小内巻き込み(ぶっちゃけ足を少しひっかけただけのタダのタックルでもいい)はオススメです。寝技で倒れ込んだときには、相手の釣り手は絶対に切ルように、思いっきりダッシュしてください。場外になればさらにもうけもの。
・相手が技をかける前にかけ逃げ体落としで流れを切ってください。
・相手が組み手争いにきたら、かけ逃げ体落としで流れを切ってください。
・内股は引手を持たず相手の襟を持ってかけてください。つまり両襟の内股です。かからないですが、最初から掛け逃げ狙いです。やってる感が大事なので、形だけで大丈夫です。ケンケンするとやってる感出るのでお得
・引手を取られてしまったら、韓国背負いっぽく相手の背中側に飛び込んでください。審判から見たら「お?重心争いの流れかな?」に見えます。
・試合中、あまり単調だと指導を取られるので、かけ逃げ巴投げと、片腕のスパイダースイープというブラジリアン柔術の技を覚えてください。
<かけ逃げがなぜ重要なのか>
ここまででかけ逃げの技術はほぼ終わりです。かけ逃げのゲームプランについて書きます
・格上相手に、ポイントを取れる技が無いなら、相手に反則ポイントを取らせるしかありません。「相手が攻めててないこちらは攻めてますよ」を出すのです。正面からやって勝てるとかってことは経験上ほぼ無いです。
・ポイントで勝ってる局面で、試合が残り3分以内なら、絶対にかけ逃げで3分は潰せます。当たり前ですが、残り30秒で1本は残り3分での1本より難しいので、かけ逃げをやれるだけで圧倒的に勝率が増えます
・体力を持たせるためにも、かけ逃げは大事です。対戦相手がかけ逃げの戦略を知らない場合、体力の配分を一方的にコントロールできます。