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はてなキーワード: フカシギの数え方とは

2015-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20150930015304

自分元増田よりも入学偏差値の低い大学卒業したが似たようなことを感じるし、もっと頭が良いひとであればなおさらだろうとも思う。そして、はてなの中ですらブコメトラックバックに小中高で修める学問を軽視した発言が多いことも同情する。

また元増田仕事できない人認定しているコメントがみられるが、現状の問題点を見つけてそれを主張できることは、むしろ仕事では重宝されることだし、若さ学歴を考えれば将来は十分仕事のできる人間になれそうだと思える。

はいえ、悲哀を感じた結果がこのつまらない主張だとしたら、エリートとして情けないとも感じる。本当に現状を憂慮し変えたいと思っているなら、およそ実現されないような主張をダイアリーに書くよりもっとできることがある。

ここに「アジャイルサムライ」で有名な角谷信太郎さんのすてきな言葉がある。

Social Change starts with you.

社会の変化はあなたから始まる」という意味だ。高学歴元増田ならすぐに覚えられるだろう。

人が無知不勉強であることを問題視するなら、あなた自身が人に働きかけてより知的で生きやす世界をつくるしかない。そしてインターネットが普及した今、そのための方法はたくさんある。

Twitterなどで影響力を持った上で大卒偏重採用バカらしさを主張したり、小中学生が楽しく勉強するためのサイトを持ったり、暇をもてあました中高生にターゲッティングして、無知な人でも学問面白さを感じれるような動画をつくってYoutubeニコニコ動画にでも投稿すればいい(「フカシギの数え方」なんかは最高だった)。

ちゃんと学問を修めてきた人なら、そういうことを実行する場合でも他の人よりうまくすすめられるはずだ。Social Change方法論を学ぶために洋書論文をあたることもできるし、教育心理学ゲーミフィケーションプログラミングなどを学ぶことも簡単だと思う。

高校までの学校勉強をする場所だけど、大学というのはただ勉強するだけではなくて自らの学問を発信していく場所でもある。大学生ならそういった自分からの発信も意識すると良いと思う。

そして、はてなーたるものは、ドラッガーマネジメントバカでも楽しめる内容で書き立てて日本中に広めるというSocial Changeを実現した、東京芸術大学卒のハックル大先生もっと見習うべきではないだろうか?

 
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