はてなキーワード: ゼブラーマンとは
ゼブラーマン「白黒つけてやるゼ!」
ノーム・チョムスキーの本読んで怒った。
ホーリーランド読んで泣いた。
芥川の歯車読んで震えた。
わけがわからないんだ。感性って奴なの?
どこの世界にだって真剣な人間はいて、そいつらは誰だってなんだって素晴らしいんだ。
だけどどうしてだろう?曖昧でいい加減な態度を取ってしまうんだ。みんな。
何ニヤニヤしてるんですか!」 と言う。
別に俺は政治に興味があるわけじゃない。一番好きなのは文学だ。
そして政治に関しては、俺が与えられる影響なんてカスみたいだからって理由で
ロクに考えようとは思わない。投票に行くなんて時間の無駄だと考えている。
江藤議員のこの言葉は象徴的なんだ。これと同じ状況は、音楽にも文学にも漫画にもある。
大学にも高校にも。
神聖かまってちゃんのヴォーカル「の子」は2chで荒らしをしていたんだけど、
でもそれっておかしくない?
彼の主張はシンプルで、2chのバンド板でなんでみんな女の話や、バンドメンバーの愚痴
そういうことしか言わないの?みんな音楽が好きなら曲をみんなに聴いてもらって、
批評してもらって、そうやっていい曲を作ろうよ、
音楽で周りを変えようよ、ってことだ。
だけどの子がメジャーデビューしても2chの現状は変わらなかった。
もともと彼が建てたスレッドにいる奴らは、俺が育てたんだなあとか言って感慨にふけってる。
でもそれって何か違うよね?あんたは何にもしてないよって言いたくなるよね?
の子はそれでもかなり上手くやった方だ。彼自身が新しいやり方で成功したからだ。
だけどそれでも周りを変えることはできなかった。
もっと上手いやり方が必要なんだろう、きっと。
で、その上手いやり方ってなんなんだろうね、って話だ。
でも芸術使った方が影響力は大きい。音楽とか、小説とか、漫画とか。
だけど気になることが一つ。
洗練されちゃったら、メッセージだって、伝えたいことだって、鈍い奴には届かないんじゃないの?
の子が2chで荒らしと認定されたのは、彼の文章がむき出しで、
今までのやり方でいいと思ってる老人みたいな奴らの神経を逆なでしたからだ。
村上春樹の小説がめちゃくちゃ売れるのは、面白いストーリーと、真剣な考察があるからだ。
そしてそれはどっちか一つだけでも楽しめるんだ。
どちらもかなり上手くやっているんだが、最高に上手くやったとはいえない。
鈍い奴が気づく程度に露骨で、鈍い奴が嫌悪しない程度にポップな文章。
そんなのが書ければ理想。
それで鈍い奴がいなくなればきっと世界も変わる。
そんな楽観主義。
最大化を目指すうえで、調和を求めたほうが良ければ調和を目指すべきであり、調和を目指すこと自体を目的にするなと、そう言っとるのに。
相手を勝たせる必要のない場面もある。協調ではなく、相手を叩き潰すという選択肢も常にあることを考えておかなければならない。
その選択肢まで捨てろといってるか?
いってたなら申し訳ない。撤回する。
その選択肢をとる場合は、相手に協調性がなく、白黒つけるしか解決できない場合だな。
ついでにいうと、多数決を用いるのも、白黒つけなきゃいけない時だけにすべき。
多様な価値観の共存こそ民主主義の根幹なんだから、多数派は少数派への配慮をすべきなんだし。
要は、国の味方でも国の利益も考えない、まるっきり外野の立場から発言しているくせに、外野の自覚もなく「べき論」を唱えるのはやめろと。
そういう人として不誠実な行為をするのなら、せめて不誠実な行為をしている自覚くらいもってくれ。
国民であり主権者なんだから、国のあるべき姿を論じることが不誠実なのか?
外野だと?実務を担ってないだけで、この国のご主人様の一人なんだが。
会社でいえば株主であり、政治家という取締役などの役員に経営を委ねてるに過ぎない。
それとも何か、国民は主権者であるというのは建前でしかなく、国民は国家の奴隷に過ぎないとでも?
国民のためにならない国ならない方がいい。