2024-06-04

日経記者思考が30年前ぐらいで止まってる…

米国中国二足歩行ロボットとか四足とか、単に見栄えがするだけの玩具だ、日本の地味な研究や成果の方が社会ニーズに即している、みたいな話で失笑した

(もしくは単に日系の記者英語中国語を話せないから、取材ができないだけではないだろうか…

30年前ならそう言えたんだよ

中国製の二足歩行ロボットが250万円で買えるとか、四足が30万円以下で買えるとか、そんなの夢物語レベルだったか

万能なロボットを作るより、ニーズに直結した単機能ロボットを作る方が合理的だし、短期的に金になるわけで

でも、今はAIだって生成AI時代

ニーズが先行して、それに限定した単機能メカトロ解決しようとするのは、もう考えとして古いのである

コンピューターだってニーズ計算だけであれば卓上の計算機でいい

じゃあ、パソコンなんていらないよね

そういう古い考え方の人は今になってもいる

でも、逆に卓上計算レベルしか使ってないのに、汎用的な機械であるパソコンを持っている人は今の時代では普通である

昔はパソコンなんて高かったどころかそんなもん存在しなかった

自分も幼少の頃はマイコンだったからよく覚えてる

考えてみれば、マルチコプタードローンも積層式や光硬化式の3Dプリンターも、日本企業は、中国が作っているもの玩具、とバカにして参入しようともしなかった

バカにしておきながら、どう考えても、日本企業には中国製の3Dプリンターが導入されていたり、マルチコプタードローン業務普通に使ってたりする

政治的意味合いでも危険から中国ドローンは使わない、という方針になったにも関わらず、今でも公務で使われていたりする

情けなくなってくる

機能の卓上計算機やゲームウォッチが汎用のパソコンになったように、AIは汎用のAIになるし、ロボットも汎用のロボットになりつつある

そういう時代の境目にいるという認識日経新聞のような新聞でも意識が低いということに、流石に亡国を感じずにはいられない

機能機器汎用性のある機器に置き換わる主な要因は、大幅な価格の低下だ

多分、二足ロボットも百万円ぐらいまで下がる可能性がある

DJIのドローンと同じぐらい趣味範囲になるだろう

ちなみにDJIが軍需企業だというのも間違っていないだろう

IBM PCDOS/VWindows時代が変わるとき、かたくなにNECパソコン応援するような、そんな場違いな感じが否めない

台湾半導体で負けて、韓国中国太陽光パネルで負けて、クルマシェアだけで誇っているような気がするが、その牙城もいつか崩れ去る気さえしてきた…

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