従業員50人ぐらいの会社でwebサーバー構築したり在庫管理や会計ソフトの連携システムを自社開発して運用したり、スクレイピングでデータ収集して統計作ったりPCやネットワークのトラブル対応したりいろいろやってる。
仕事は一日12時間以上労働がデフォで土日でも普通に電話がかかってきて休みっぽい休みがとれるのは半分ぐらい。
時給換算するのが恐ろしい。
俺以外はみんな、システムは簡単に作れてトラブルが起きないのが当然だと信じて疑わない。
俺がやってる仕事を外注したらどれだけ金がかかるか全然わかってない。
会社が今ももってるのは、仮に外注して作ってたら金なくてとっくに会社がなくなってたようなシステムを俺が代わりに作ってしまったからと言ったっていい位だ。
それでいて、新しいシステムを作りたい、こういうことをしたい、みたいな話が出ても、それを作ることによる費用対効果を説明できる者がいない。
ひどい場合だと、社員一人が月に一度の作業で10分の時間短縮を実現するためのツールを、俺が一ヶ月かけて作ったこともある。もちろん事前にその無駄について口を酸っぱくして説明しても無駄。
なかなか要望を言語化しないのにとにかく作って欲しい困っていると言われるのでなんとか色々聞き出して形にしたものも、使うのは最初の一ヶ月だけとかザラ。
それでも会社にとって本当に必要なものが一部稼働し続けているのは幸いではあるのだが、お前がやってるのは外からお金を稼いでくる仕事じゃないんだから、外で稼いでくるみんなが気持ちよく仕事できるようにどんな要望でも叶えるのが当然だみたいなことを日頃から平気な顔で言われる。
導入がノートラブルでも誰も何も言わないのに少しでも問題があればボロクソに叩かれる。俺がこのシステム作ってなかったらあんたら何もできないじゃん、なんて話が通用しない。
システムにログインできない、メールが届かない、パソコンがこわれたとか、そういう問い合わせばかり。問い合わせるときはこういうふうに順序立てていってほしいとか、問い合わせる前にこの資料を見てほしいとか何度説明しても全く聞いていない。
情報リテラシー云々以前の問題があまりにも多すぎてもうそろそろ精神的に限界だが止むに止まれぬ事情があって辞めるわけにもいかなくて辛い。