もっとも、この中ではネトウヨが歴史が古くて変遷も大きい&現実の政治運動にまでリンクしてる側面もあるので一概に「ネトウヨ」とまとめづらいんだけど。
いずれも独自の理論・独自の用語を大量に構築していること、外部の権威に頼りがちで(その権威が出典めちゃくちゃだったりするんだけど)、議論する気はなく、感情と信念ベースで行動している。宗教に近いのではないだろうか。。。
もっとも、戦後の労働運動なんかでも末端にあっては議論や思想をしっかりと持っていたというよりは「xxさんについていけば良くしてくれる!」という人柄ベースから始まり、信念というかカーゴ・カルト的に(あるいは単に宗教的にというべきか)、用語を連呼していたりするような運動メンバーも多く見られた。。。
また、特定の要求で一件一致するようなケースも見られるが(e.g. 移民反対・観光地や公的機関のxxのキャラ排除・ワクチンパスポート反対)、基本的には受動的・リアクション的で具体的に大きな要求をきちんと掲げることはできていない。ウーマンリブや婦人参政権運動、妥結可能な政治的主張が無い/勝利条件が感情に依っているためゴールが見えない。
その点では天皇制復活主張の右翼のほうがまだマシにすら見える(実現可能性がゼロなのとそのための道筋についてノープランすぎてあれだが)。
なお、海外では「ワクチンパスポートの強制」というのが反ワクチンだけでなく様々な思想(個人主義・自由主義など)を束ねる現実的な脅威として直面している!というところもあるので団結・直接的なデモや抗議活動になる側面もある。それにゴールも明確だしね。
あとわざわざ書かなかったけど当然サヨクっぽいものの中にも似た特徴を持っていたりする。けどなんかサヨクっぽいのは共同幻想が薄い感じがするか?(だから選挙でも負けるのかな)ていうかネトウヨ・サヨクのことは範囲広すぎだしあんま触れるべきじゃなかったかもしれんが。
とにかく、ツイフェミや反ワクチンは信念・思想・感情の問題というものが大きく、権威付けや理論的フレーバーをふりかけた用語を使っていたりするが、現実の問題として対処したいわけでもないようだ。
なので、これらは「人間関係を良くする(根気よく)」「社会的活動に参加していく(徐々に)」「その枠(ツイフェミ・反ワクチン)から外での認知・承認を高めてもらう」「日常の生活を一緒に過ごす(少しづつ、だんだんと長く)」「一緒に興味を持てることを探す・温かな人間関係をキープする(根気強く)」「否定はしない・肯定もしない(話題をそらす)」