単純に疑問なんだが、二次創作同人誌を出すことはそんなに望ましいことなのだろうか。
こういうのは個人の勝手だと思うのだが、あまりにも周りから薦められて自分の感覚が不安になってしまった。
そもそも二次創作(とその販売等)はグレーゾーンだと思うし、「二次創作がジャンルを活性化させる」みたいな意見にも私は納得できない。
支部に上げたりイベントで頒布する行為が公式にどんな影響を与えるかは、公式によって異なるだろうから、その結果は断言できない。だからこそ黙認されているのかなと思う。
自分のかいたものを誰かに見てもらったり、感想を貰いたいという気持ちは理解できる。その延長として、他の人との交流のために本を出す行為も理解できる。
だけどそれは他人に強要するものではないと思うし、勝手にやってろよと思っている。
ましてや、支部に上げたり本を出さない価値観を否定するのはどうかと思う。
理解してくれとは思わない。放っておいてくれればいいのだ。
私も二次創作をするが、自己満足が得られればいいタイプなので、誰かに見せようとはあまり思わない。
だが先日友人に読んでもらう機会があり、上述のような同人誌勧誘の流れになった。
私は自己満足でやってるためあまり感想を貰うことに関心がないことを伝えたが、
「自己満足してれば本を出そうが他人にどんな評価をされようが関係なくない?」
と言われた。
SNSもやってないし、オタクと交流する機会はまず無いので、これがメジャーな流れなんだということを知らなかった。
友人にとって私はものすごい異端な存在に思えたらしく、その後も幾度となく同人誌を作ることを薦められた。
そして即売会の話になった。
「仮に出したとして、私は自分の書いた二次創作で金を取りたくない」
と私が言うと
「利益が出なくても嫌なのか?」
と聞かれた。
あと、利益が出ないものを売りに行くってどういうことなんだろう。
なぜ自分が頑張って書いたもので慈善事業をしなきゃならないのか。
言い方は悪いが、人の褌で相撲を取ってるくせに「これが私の作品です」と喧伝するのはいかがなものか。
最近はオタクへの理解も増え、堂々とオタ活ができるような空気が出来ているとは思う。だからといって、「好き」という感情が土台にあれば何をやってもいいわけじゃないし、表舞台に立つことだけが正義だと勘違いしないで欲しいと思った。
私はそういう人たちを非難するつもりもないし、自分の価値観を正当化しようとも思わない。
でも結局、みんながそうしてるから正しいんだと思ってしまったら終わりだと思うし、どんなに色んな創作物が溢れてもそこに個性は無いんじゃないかと思ってしまう。まあ二次創作な時点で個性もなにもないけどさ。
創作物がデジタルなものではなく、紙媒体として物理的に残るところに至福を感じる人達がいるんだよ。
印刷会社が潰れず生き残っていけるメリットがあるぐらいか
わかる
同人誌出しなよの人は同人誌崇拝という宗教なので迎合する必要は全く無い あれこれ理由を並べてるが結局は「同人誌を発行する事自体が快感」ってだけだよ 理屈じゃないから
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