冗談じゃない。
田舎で好きでもない医学をシバいている女として、一言物申したい。
「Sai no Kawara」が全てだと思わないでほしい。
当人が嫌いというわけではないし、病理医を目指す志は本当に尊敬する。
このまま夢に向かって突き進んでほしい。
ただ、入試差別を受けた者の声を代弁しているような姿勢、そしてそれを称賛する薄っぺらい人たちが気に食わない。
そもそも論だが、私大医の入試を受けられる時点で、金銭的に相当恵まれている。
再受験を認めてくれる親も懐が広いなあと思う。
受験にかかる費用をどれだけ自分で稼いだのかは知らないが、多分全額自費ということはないと思う。
まともな社会人が独力で稼げるような金額ではない(もしそうなら本当に尊敬するが)。
つまり、私立医が視野に入る時点で、アッパークラスに属しているわけ。
でもカネがない。女子だと親の許しが出ない。家賃も仕送りも論外。
奨学金という手もあるけど、勤務地縛りや厳しい条件がつきもの。挫折したら全額返金。
医学部の女子差別とかいうけど、もっと根本的な問題が受験制度には存在すると思う。
けど、「地元に医学部あるんだから、そこに進学すること以外許さない。あと現役以外もありえない」みたいな感じで拒絶された。
残念なことに、こういう言葉をかけられたのは私だけじゃないんだよな。
田舎のそこそこ勉強できる女子は、ある種の洗脳を受けていると言ってもいい。
そりゃそうだよね。DV夫に引っかかったときすぐに離婚できるから。
そんなことないと思うんだが?
あと「女医」ってだけで人格攻撃受けがちなのマジで何とかならないかな。
プライド高いって、プライド高い男性医師の方が圧倒的に多いだろw
Sai no Kawaraを聞いて安直に感激する人たちは、田舎の狭っ苦しい社会にもっと根深い賽の河原があることに気付いてほしい。
ラップで勝負せえへんからや 『じーさんはどこだ!』
そんなこと言ったら、金銭面でそもそも大学進学すら許されない人だっているよね。大学進学に関しては育てられた環境ガチャはあると思う。 そして田舎女子への洗脳が強いというのは...