2020-09-05

ある男の、女への憧れや憎しみの話

俺はずっと女になりたかった。

女性ホルモンによるすべすべの肌に、あるいは万人受けする愛嬌や顔になりたかった。

俺には妹が何人かいたが、

母親は俺だけ殴ったり蹴ったり、あるいは寒い部屋に監禁したことだってあった。

例えばAVグラビア見て抜いてる時でさえ、性欲と同等に憧れや嫉妬していた

中学で言えば

はっきりいって、俺は勉強が出来る方の人間だったが、

例えばテストで98点とっても評定は3で、隣の席の頭の悪いぶりっ子女が5の時は不条理を感じたし、

その教諭は女と喋るたびにニヤニヤしていてムカついた。そしてそんなクソ教諭は1人ではなかった

母親の、父へのぞんざいな扱いにも小さい時から腹が立った。

金持ってれば誰でも良かっただの、

ムカついたから父の歯磨き風呂掃除してやっただの、

おそらく結婚したら金使い放題みたいな打算をしたんだろうけど父が家計の財布を握ったので

自分が財布を握れないことを経済DVだ。と騒いでみれば自身はたんまりとへそくりを貯めていた

流石におかしいと思っていた。この人はキチガイなんじゃないか

高校生になってTwitterなり、掲示板なりを覗きにいくとどうやらこれが世の中の女の平均値らしく絶望した。

父を見て、男の俺は将来こんなひどい扱いをされ、母親を見て女はデフォルトで全てが許される。そう確信した

よく考えれば実際に社会だってそうだ。例えば子供の人権なんてほぼ母親が勝ち取る。

養育費を払わない比率は実は女の方が高い

結婚すれば家事しろだの配慮しろだの相手から世間からも言われ

その前に付き合うとかセックスするとかの時に猛烈な選別がある。

そしてそれに取り組まない男は社会的に断罪される

絶望だ。俺だって選別する側になりたかったさ

女が上位10%の男に向ける媚びた目線ではなく、残りの90%に向けるあの侮蔑的目線が大嫌いだった。

あれは母親が良く俺に向けてきた、見覚えのある目線だった。

残念なのはこんなに心から女を嫌っていても、

溜まるものが溜まれちんこは残念にも女の体に正常に反応してしま

そんな自分が本当に嫌いだった

女と会話するときだって話は長いし面白くないしオチもないし、ただ苦痛だったけどむしろ風俗行った時の方が女と会話するのが楽だった。

けど最近、俺はようやく人生の諦めがついた。

女の方が利が膨大にあったとしても、男として生まれたならば100%男をまっとうすべきなんだと、

多くの男はもう小さい時から(無意識に)決心、覚悟ついてるもの

俺は20代半ば、意識的に諦めることでようやく。

俺は関東地方に生まれたからまだ良かったものの、もし田舎僻地に生まれていれば間違いなく

閉鎖的な環境人格が歪まされた秋葉原加藤のように道を外れていたと思う。

そこだけは運が味方した

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