※ミサンドリー(男性蔑視的)な話なので男性が読むと不快になると思います。
私は若くて綺麗な同性同士が仲良くしてる所を見るのが好きだ。
どちらも同性愛だけど、でも同性愛というテーマが好きなわけではない。
コンテンツに何を求め、どんな快を得ているかを突き詰めると自分の精神構造がよくわかった。
まず「同性同士であれば男も女も同じように」というわけではなく、
やっぱり男か女かで萌え方は違う。
BLのエロは楽しい。エロは精神と身体を手っ取り早く収奪する行為だから。
でも百合は二人の心の結び付きが大事で、精神と身体を収奪するようなエロはいらない。
ちなみにBLはセックスシーンがなくても良いのだが、その場合もセックス以外の方法で性的な心身の搾取はしているからこれもエロと定義している。
結論としては、私のBL好きも百合好きも、現実のホモソーシャルへの憎しみという同根から来ているようだ。
現実では男が悉く女を侵害してきて苦しいから、男を憎んでいるから、侮蔑したくて、BLでは搾取していじめている。
「男は排除して女だけで楽しく利益を独占し、男はコンテンツとして消費したり、従属させて都合よく使いたい」
この見方に気づいたとき、自分の心の解釈が一気に分かりやすくなった気がする。
とはいえ現実のホモソーシャルの男と女の位置をそのまま裏返したいわけではない。
私の理想とする女の同性連帯は、ホモソーシャルとは違って、女性間でのヒエラルキーも同性愛フォビアもない。
女でさえあれば多様性が認められ、コミュニティに参加するための贄や儀式も必要ない、マイルドで優しい世界だ。
その上で男には冷たいのは、今までやられた侮蔑と収奪を取り返すだけはしたい。
という感じだ。
十分取り返せて気がすんだら、男も多様性の仲間に入れてあげる。
ところで「若くて綺麗な同性同士が仲良くしてる所を見るのが好き」の「若くて綺麗な」という限定条件にはルッキズムとエイジズムがあるようだが、
若くて綺麗な子が好きといっても、
百合に関しては対象が年とってても美形じゃなくても萌えられる。
単に若くて綺麗な子同士だと視覚的な華という楽しみが増えるってだけ。
一方BLは若い美形以外、私が性的に消費できる対象じゃないからまったく興味ないです。
この辺もホモソーシャルの裏返しっぽいな。
自分の好みも感性もなにもかも男のせい おつかれさん
現実で受けた苦しみや葛藤は嗜好に影響するんだよ。