2019-07-27

おれは10億の男だった

30代半ばで結婚して1年、そろそろ子ども欲しいね、となったので夫婦産婦人科にいってきた。

絶対欲しいというわけではないけれど、そもそも妊娠できるのかどうか知っておきたいのが動機時間的にも金銭的にもつらいという(あとで肉体的にもかなり負担があることを知った)不妊治療をするかどうかはそのあとで考えればいいかと思っていた。あと、妻が子宮頸がん検査をずっとしていないというのも気になっていた。

自分精子、むかしほど栗の花のような匂いを感じなくなっていてこっそりと心配だったというのもある。

選んだのは、無痛分娩もやっている隣駅の産婦人科

女性ばかりだと思ったけれどちらほらカップルもいるし平日の朝から人がたくさん。赤子の鳴き声も聞こえる。

待つことしばらくして、妻の子宮頸がんの検査をする。すぐに問題なさそう、となって一安心

そして臨床検査技師さん(だったと思う)から妊娠不妊治療について説明を受ける。段階を経て検査して、何サイクルかしてからステップアップするとのこと。

無痛分娩は予約けっこういっぱいなので早めに、ということ。少子化だけれど産婦人科はどこも忙しい。

そして、心配事のひとつだった自分精子について、エッチな本でもおいてある採精室でもあるのかと思ったけれど、ただ蓋つきのカップとそれをいれる袋をもらって、いれて1時間めどで持ってきてください、とのことですこし拍子抜け。

注意点は、冷やす活動的でなくなるということだけ。冬はタオルまくのかな。話しぶりからすると妻がもってくることを想定していることに引っかかりを覚えつつ、次回もってきます、となりました。

次の予約日は、妻の月経間中に基礎ホルモンを調べるときなのでそこにあわせてもってくることに。各検査も、月経の何日後目途とかかなり細かくて日程や予約が難しそう。

そして55時間くらいの禁欲ののちの予約日の朝、妻に興味深そうに見守られるなか射精してカップにいれて病院で受付にわたす。

基礎ホルモン検査とあわせて聞くことができた結果は、静液量6.4ml精子濃度1億7800万/ml運動率71.9%。つまり精子数が、11億3900万あって問題ないとのこと。

まず、性教育でならった3-4億くらいというのとけっこう違うと思った。中学生時代は、毎回性衝動に突き動かされて3億匹もの精子ゴミ箱に捨てることに罪悪感をもっていたのは桁が違ったな、と。

ちなみに、最低限の基準としてはWHO基準では静液量1.5ml以上、精子濃度1500万以上、運動率32%以上なら妊娠問題ないとのこと。

また、産婦人科たぬきち先生によると、精液6mlを超える人はなかなかまれ。また多いと薄くなりがちとのことでかなり強いのではないか

ほっとするような気持ちもありつつ、自分努力ではないところでみっともないんですがちょっぴり自慢したい気もする。下品だし、なんらかの原因で問題を抱えている人にとってはセンシティブすぎる話題なのでここで書いておきます

増田での分布を知りたいので各自トラバ精子量を書いてください。

ちなみに検査1000円でした。

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