2019-06-04

NHKスペシャル不登校シリーズネットで散々貶されていたのでどんなひどい内容なのかと録画を見たけど、「公立限界ケア」くらいな感じでそれほどひどくなかった。

不登校の原因がNHK文科省調査で違うのは学校が悪い、というのもあるけど調査方法が違えば結果も変わるはずだしNHKスペシャルでも言っていたけど不登校している本人がどうして不登校なのかよくわかっていないケースもある。

不登校理由は様々で、いじめの他に学力が足りず勉強についていけなかったり起立性調節障害遅刻しがちだったり家庭環境の乱れだったり友達がいないからだったり、本当に様々で一律でできる指導はない。

しか学校というのは基本的に一律を求める設計になっているので個別支援必要な事例は対応が後手後手になるというのが仕方ないところ。

あと不登校支援に家庭の協力が必要なのはまり話題になってない。学校、家庭、その他の自助グループ行政支援団体などと連携して本人が次のステップに進めるようにするのが支援の基本だけど、まず家庭で躓く子は多い。

親が子供の話を聞かない、兄弟と比べて貶す、逆に子供の都合のいい話ばかり聞いて学校を見下す。そうなると解決は難しい。

学校学校で全員が不登校児に対応できる研修なんか行っていない。ひどい担任だと「そういうのは保健室仕事ですよね」と丸投げしたり適当対応をして問題を拗らせて管理職教育委員会迷惑をかけた挙句次の年度は他の学校に逃げたりする。教員というのはそれでもクビにならない。それも問題

あとネット学校憎しを一生懸命やってる学校関係者は話半分で聞いて欲しい。すぐ運動会なくせ、修学旅行中止と騒ぐけどその後ろでまともな教員がどれだけ苦労しているか想像できないか簡単にそういうこと言える。中止を検討するのはいいけど、「あんもの意味いからw」みたいな意見あんたらの嫌いないじめっ子の理論じゃないかとは思う。

今守らなくちゃいけないのは現に苦しんでる児童生徒であり、それを支援する方々も同時に苦しんでる。はてなではすぐ「専門家に見せろ」というけど、専門家だって急に言われても辛いだろうよ。

不登校特効薬もないし学校体制もすぐには変われない。だから報道したにも関わらず、報道ケチをつけるならそれは気に入らないもの排除するいじめ理論と同じだと思う。現実を見ろよ。

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