2018-03-07

名古屋市の敬老パスは「ぐっじょぶ」なんだよ

https://www.asahi.com/articles/ASL365CRML36OIPE018.html

高齢者障害者貧困家庭母子家庭などにこの手の乗り放題パスは配られてる。所得制限で一部お金とったりすることもある。今回ニュースになったのはそのパターンだね。

増田にいるみんなは使ったことない人多いから知らないのかもしれないけど、結構問題の多いパスなんだよ。

どういう問題かっていうと、

1. 殆ど自治体が紙だから不正しまくり

2. 用がないのに乗りまくる

3. 対象が多すぎて、本当にケア必要な人に行き届かない

細かく解説するね。

1. 殆ど自治体が紙だから不正しまくり

不正するやつは障害者以外が多いって感じ。障害者手帳見せたりすることもあるから本人確認やすいってことかな?

自分の期限切れのパス他人譲渡したり、コピーして使ったりしてる。

もちろんバスや駅の社員はチェックしようとしてるけど、期限を指で隠したり、一瞬だけ見せて引っ込めたりと、相手も色々な技を使ってくる。たくさんの人が並んでるラッシュ時なんかだと見逃すこともあるし、怪しいなと思って声をかけたら逃げられて、こっちは外に出るのに苦労するしたくさん人がいてかき分けてる間にいなくなる。

それでも私がいた現場では、1週間に2〜3人は捕まえてたよ。

でも捕まえたとしても、よっぽど悪質じゃない限り「もうしません」って言質とるだけ。切符とかならまだ3倍とかやりやすいんだけどね…そういうもんじゃいから。

当然再度同じようなことをする。

役所担当部署に何度も電子化をお願いしたけど、お金がかかるからって掛け合ってもらえなかった。

2. 用がないのに乗りまくる

これも働いている人には分からない話かもしれないけれど、高齢者医療費タダだったときサロン化って呼ばれた事を考えると納得する人もいるんじゃないかな?

パスで乗れる鉄道バスを乗り継いで、普通だったら1時間以内にいけるところに半日かけて行く人は割と多いみたい。「なぜこんな何もない停留所にたくさんのお年寄りが降りていくのか」その理由は、別の系統通り道からだったりする。

朝早くから毎日たくさんの高齢者が、安く暇つぶしできる施設に「ご出勤」している。

1日に何度も往復乗車する客もいる。先輩たちからたくさんのそういう客のあだ名を教わった。

3. 対象が多すぎて、本当にケア必要な人に行き届かない

鉄道での現場の話しかしらないけど危険な話。

2でも少し話したけど、ラッシュ時に元気なお年寄りはたくさん乗っている。貧困家庭の人もたくさん乗っている。それはいいんだけど、その人たちが我先にと有人改札を駆け抜けるのだ。

目の不自由な人の杖を蹴飛ばし、足の不自由な人を転ばせても彼らは駆けるのを止めない。

不正乗車云々を抜きにしても本当に危険なのだ

そういう事に対応するせざるを得ない結果、乗車の手伝いが必要な人に手が回らない。

というわけで、たぶんこういうパスを使ってる現場は、どこも電子化となんらかの制限必要だと感じてると思う。

電子化しただけでなく、新たな制限もしっかり検討してるのは、本当に評価すべきことだよ。

こないだの小学校部活廃止といい、名古屋市最近ぐっじょぶ!なのだ

  • anond:20180307150404

    年寄りの中には見せなくても分かるだろと言わんばかりに敬老パスの呈示すらしないのがそこそこいてびっくりする 実際の利用データを集めるためにも電子化は絶対したほうがいいよね

記事への反応(ブックマークコメント)

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