2017-09-15

クラッシュ・ロワイヤルのススメ

クラッシュ・ロワイヤル(通称クラロワ)」は「クラッシュ・オブ・クラン」などを開発している海外企業Supercellスマホゲームであるリリース2016年3月2日。TVCMを見たことがある人も多いだろう。

2016年世界で三番目に稼いだゲームであり、既に有名すぎていまさら紹介するのも躊躇われるのだが、はてなではスマホゲームといえばパズドラアイマスFGOかくらいで知識が止まっている人が多いので書いてみたい。

どんなゲーム

基本的には1vs1のネット対戦。一試合3分。延長を含めても4分で終わる。

ターン制ではなくリアルタイム

画面の上半分が相手の陣地、下半分が自分の陣地。

それぞれに2本のサブタワーと1本のメインタワーが建っている。

何種類ものユニットがあり、それを自分の陣地に出したあとは、プレイヤー操作できない。

ユニットは、それぞれに設定された攻撃をオートで繰り出しながら前進していって、相手ユニットやタワーを破壊しようとする。

相手のメインタワーを破壊すれば勝ち。

もしくは制限時間を迎えたときにより多くのタワーを破壊していたほうが勝ち。

ひとことで説明すれば「対戦型タワーディフェンス」あるいは「簡略版MOBAである

どこが面白いの?

基本的にはコスト管理+相性ゲー。

プレイヤー操作できるのは「どのユニットをどのタイミングでどのエリアに出すか」だけなので難しい操作は求められない。

相手が出したユニットに対して、いかに最適なユニットを選んで対応するかという、高速ジャンケン的なプレーイングになる。

たとえば、相手コスト5のユニットを、こちらがコスト3のユニットだけで処理できれば優勢になるし、逆にコスト3とコスト4のユニットの2体がかりだと、処理できたとしてもそのあとが不利になるわけだ。

コストの高いユニット≒強いユニット」は存在するが、必ず弱点が設定されているので、それだけで勝てるということはない。

また、耐久力の高いユニットを先に出して相手攻撃を集めつつ、その後ろに遠距離攻撃のできるユニットを置いて攻撃を行うなど、組み合わせの妙があって戦術的にも奥が深い。

シンプルかつ練り込まれゲームだ。

課金要素は?

まず「課金しないと手に入らないもの」は基本的には無い。

普通にやっていればだいたいのユニットが手に入るし、ゴールドも溜まっていく。

このゲームにおけるガチャ的要素である「宝箱」は、中にいくつかのカードが入っており、試合勝利するたびに貰えるのだが、それを開けるために数時間〜1日かかるという仕組み。

課金要素は「宝箱をすぐに開ける」「ゴールドの獲得」などで、つまり時短」のための課金が主である



個人的には、スプラトゥーンと肩を並べるくらいよく出来たゲームだと思っている。

最近スマホゲーとかプレイしてないけどどうせポチポチ課金ゲーじゃん?」という人にこそオススメしたい。

また、現状でスマホゲーム話題になったときいまいち洋ゲーが想定されておらず片手落ちであることが多い気がするので、プレイせずとも「こういうものがあるんだなあ」と頭に入れていただくだけでも幸いである。

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