夏休みとかに映画のお誘いがあったり(結局一度も行かなかった)、ホンニャラの法みたいな本を急にくれたりしてた。
生徒の人数はそんなに多くないのに、気付けば近場の中学校5校の成績トップがどこもその塾の生徒で占められているような感じだったから指導力はあったんだと思う。
教え方に合う合わないが極端だったのか、学校でついていくのに必死だったのに、通い出すと半年もしないうちにトップ争いができるぐらい成績が伸びるような子も何人かいた。
逆に合わない子は数回授業を受けたらすぐやめてた。雰囲気がたえられないらしい。
教室内が全体的に自己啓発セミナーっぽい雰囲気に包まれるから、怪しさで警戒心が高まって拒絶したくなる気持ちもなんとなくわかる。
個人的には怪しい部分も含めて非日常空間っぽくて楽しかったけれど。
普通の授業に混ぜるような形で、恐らく幸福の科学の教えであろう精神性を少し薄めて、
こういう風に考えるようにしていけば伸びていけるんじゃないかと思うけどどう?的なことを何度も伝えていたのが印象的。
これ読んだらそういうこと書いてあったよってホンニャラの法とか出してきてたから、恐らくある程度大川メソッドをベースにしているのは間違いない。
まあ、そういう刺激が合う子供にはちょうどいい感じに子供らのやる気に働きかけたりしていたのかなー、という感じ。
先生と喋っていると、不思議と頑張ろうかな、次の目標立ててチャレンジしてみようかなっていうような気分にはなりやすかった。
田舎で地域的に割と上から押さえつけて黙って言う事を聞けって感じの先生が多かったので、
中学生を一人前扱いして、意見や考えを聞いて人格を尊重した対応をしてくれる大人という存在自体が結構貴重だったように思う。
あと、大川さんのイタコ芸については黙殺してるような感じだった。もしかすると家では崇めていたのかもしれないけれど。
謎のお香焚いてたり、オーガニック信仰っぽかったり、ヨガ大好きだったり、言霊がどうとか言ってたり、
パワーストーンやお守りも好きみたいなスピリチュアル系の気配も妙に強かったけど、
多方面に意識が高いのか情報を仕入れるアンテナの感度が田舎の人としてはかなり強かった。
逆に新しい情報を仕入れたり、常に進歩し続けていることに病的に固執しているというか、
止まったら死ぬマグロみたいな人たちだなあというイメージを持った覚えがある。
学校の先生が発達障害について全く知識とかなくて、散々学校で異端・変人・みんなと同じにできない問題児扱いを受けていた自分について、
英語の文献まで読んだ上で「増田くんは発達障害と呼ばれる特性を持っている可能性があります」と親に伝えてくれたりしたことは感謝している。
関係ないけど、昔行った心療内科が幸福の科学だったことがある 特に、勧められることはなかったけど、本がバンバン置いてあってスゴかったなぁ