ロール (役割) 制やヘイト管理はやや窮屈だったが、仕掛けへの対策を考えながら攻略していく感じは楽しかった。
ストーリーはそんなに悪くないのだが、クエスト自体は非常に退屈。
クエストマーカーへの移動、雑魚の殲滅くらいしかパターンがなく、判断や技量を要求される場面が存在しない。
ストーリー進行の合間には時間稼ぎのための無意味なクエストが大量に挿入されており、さすがに途中から会話はスキップするようになった。
RPGでお使いクエストは仕方がないとしても、仲間NPCとの打ち合わせのために何十回も僻地に呼び出されるのはどうにかしている。
雑魚敵のAIは1種類しかない (PCにまっすぐ接近し、静止して攻撃を繰り返す) ので、プレイヤーのすることはたまの範囲攻撃を避ける以外は攻撃スキルを連打するだけ。
フレンドと4人プレイだったためコンテンツファイインダーを使い残りのメンバーを募集したところ、揃ってラスボス戦を締め出されるはめになった。
特にマナーの悪いプレイヤーと当たったわけではなく、よくあることらしい。
大筋は悪くないと思うんだけど、メンバー間で助けあうというよりはお互いのミスの尻拭いをさせられている感じ。
「敵の攻撃でPC1が窮地に陥ったけどPC2の助けでリカバリできた」というパターンではなく、「アタッカーが攻撃対象を間違えたのでヘイトが分散してタンクが被タゲを維持できなくなり、被ダメージが増えてヒーラーの負担が増す」とかそんな感じ。
敵キャラに対処するための情報は敵モーションからでなく主に床の範囲攻撃予告表示から得られるため、プレイしていると光る床を避けるゲームをやっている気がしてくる。
自分の場合はフレンドとプレイ出来たので、なんだかんだで楽しくはあったが、野良で進めるとしたらいまいちだっただろうなあとは思う。