http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2015/12/22/155416
この嘆きはよくわかるが、仕方がない。はてな運営自体がそういう風になっているのだから。
現在のはてな運営の態度はこうなっている。「直接相手を名指しした場合、そこそこまともな批判でも通報されたら記事を消せ、と機械的に処理される。」「それでいて直接相手を名指しない形で悪口を言ってくる増田やブロガーをはてな運営に通報しても「第三者からみてあなたのことを言ってると明らかじゃないので対応できません」といって対応してもらえない」つまりはてな運営の態度を忠実に解釈するのであれば、「主語や目的語を薄めて (主語がぼやけている代わりに、特定の誰かを批判しない)」「動詞や形容詞を過激にする (あきらかに語る内容に比べて表現が煽りになっている)」というものがはてなにおいては最適解ということになる。はてなにおける最適化とは、虚空に向かって過激な発言をすることなのだ。みんなが自分の庭に井戸を掘って「王様の耳はロバの耳」に類する鬱憤を吐き出すのが理想の姿なのである。サラリーマンや社畜といった特定の誰かをささない抽象的なイメージに対してはどれだけ過激な悪口を書いても良い。それでいてそういう発言をする人間にちょっとでも「それは言いすぎだ」と批判をすれば「匿名の暴力」「魔女狩り」「罵声を浴びせる人たち」となるのだ。そういう人間がいまのはてなブログの運営の答えなのだ。
はてな村かかりつけの医師がこんなことを書いていたがこれは必然の結果だ。
http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20151107/1446854595
はてなブログは、トラバによる明確なつながりを捨てた。それによって虚空に向けて叫ぶ人材を求める仕組みになった結果、人とのつながりを求める人間は表現自体には過激さが求められるようになった。それでいて、直接個人に言及することを憚るよう運営は求めた。言及する対象が抽象的になればなるほど、人間は発言が雑で大げさなものになっていく。その結果、具体的な話よりも、ぼんやりした、中身の薄い、それでいて表現だけが大げさな記事が目立つようになった。なにせ、どれだけ価値があろうとも、具体的ななにかに関する直接的な言及は一切アウトなのだから、価値あるものは何も蓄積されない。アニメやラノベ作品についてさえ具体的に言及すれば天狗が襲い掛かってくるという噂が広がるに及んで、もはや人々は自分事以外で他人については何も語れなくなってしまった。はてなでは糸電話のような慎ましやかな通話はもはや消失し、拡声機をもって大声で喚く人間が盛り上がりそれをはてな村の老人たちがやれやれと嘆きながら何もしないという、発展性の全くないコミュニティと化した。誰も他人の話をまともに受け取ろうとしない。 ただみんなが自分の話を聞いているという妄想だけを頼りに大声で自分の言いたいことを喚くだけだ。 はてな村にもはや以前のようなつながりは存在しない。
そういう書き方をしといて、反応したってことは当てはまったと思ったんだな!と言うバカいるよな。 個別事例を出せずに主語がでかいだけのバカが、反論されて自分のことだと勝手に...