2014-05-12

マイルドヤンキーに思うこと1(視聴率が欲しければマイルドヤンキー

今日ネットNHKマイルドヤンキーを扱っていたとニュースを読んでいくつかマイルドヤンキーについて思ったことを書きたくなった。

まずはじめに視聴率が欲しければマイルドヤンキーを狙えということ

笑っていいともが終わり正午の視聴率競争が激化した昨今

ヒルナンデス番組が始まった頃の大方の予想を裏切って視聴率が良いという話を聞いた。

なのでヒルナンデスをちゃんと見てみることにした。

この時、最も思ったのは日テレ製作陣はなかなかおもしろいところに目をつけたなあと言うこと

もっと簡単にいえば最近話題になっているマイルドヤンキーという層が必要とするような情報

具体的にはしまむらユニクロアウトレットモール芸能人がコーディネート対決をしたり

車で行けるような郊外型のレジャーを中心に扱うといった感じの日常の延長線上に有るよな内容をメインとして扱っている気がした

何がいいたいかといえばいわゆるマイルドヤンキーと言われる層が好みそうな内容という事

確かに地方マイルドヤンキーからすればその性質から東京芸能界など全く興味が無いわけで

そう言った人たちからすれば東京情報芸能界内輪ネタなど全く見る気がしないのは分からないでもない

その辺りの視聴者需要を上手く汲み取って番組を作っているヒルナンデスにはなかなか優秀だと思った。


そしてそういった目線からTVを見てみると、面白いことに近年比較数字の稼げると言われている番組

具体的には全国チェーンの飲食店タイアップしたような番組だったり日頃目にする食品工場を取材したような番組

あとは日本を称える系の番組サッカー国際試合だったりは

いかにもマイルドヤンキー層の日常の延長線上だったり好みそうな内容である事に気がついた。


この目線で見ると少し前の事になるのだが

あの低視聴率であえぐフジテレビで一時期ヘキサゴンものすごく視聴率が良かったのも番組を作っている島田紳助元ヤンキーでそう言った層と好みが重なったからなんじゃないかと思う

具体的には仲間・絆・何かをみんなでつくり上げる番組構成が正にマイルドヤンキーが好みそうなヨサコイソーランを彷彿とさせる

話しが飛んだので元に戻すと

そう考えるとこの手の内容はテレ朝テレ東が得意とするジャンルで近年視聴率が良いと言うのもうなずけるしその逆でこの手の番組づくりが下手なフジなどは視聴率が低下するというのも納得がいく

ではフジの何がいけないのか?

フジというのはバブル期に持て囃された東京至上主義・世の中は業界人(言い換えると高学歴エリート)に皆憧れそれを目指しているという前提に立った内輪ネタなど明らかにマイルドヤンキーから嫌われる要素しか無いからだと思う

まりこの違いがテレ朝テレ東フジテレビとの視聴率の明暗を分けているのだと思う

まりこれからの低視聴率時代である度数字を稼ぎたいと思ったら

これらの層が好みそうな番組作りをすれば数字が稼ぎやすいということが言えるのだと思う。

ではなぜマイルドヤンキーの好み=視聴率が良いのだろうか?

その理由はインターネットの発達と労働時間の長時間化に伴い最後TVを見る層として残ったのがマイルドヤンキーと言われる層だからではないかと思う

従来のTVを見ていた視聴者層のうちマイルドヤンキーではない層

例えばネット親和性の高い層(簡単に言えばオタク)はネットへ移っていったし

都市部ホワイトカラー地方ブルーカラーに比べて労働時間が守られにくく残業時間通勤時間TVを見る隙がない

更に言えば昼間家でTVを見れる層と言うのも結婚して子供がいるような家庭の主婦層がほとんどだと思う

そしてそう言った層の多くはこのマイルドヤンキー家庭に属する

そう考えるとこれからTV番組作りはどういった人たちを対象にすればよいかは自ずと見えてくる気がする

長くなったがマイルドヤンキーニュースを見て思ったので書いてみた

  • この手の流行のキーワードを適当にねじ込んで社会分析した気になってるくっそ下らない言説っていつまでたってもなくならないね。

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