自分の親族を思い出したので、個人的な思いで答えにならんかもだけど、書くよ。
まず、ツレの弟が君と似ている。
両親もそんなかんじで、結局母親が出て行ってしまっているが、絵描きのバイトが月1で、あとは夜シフトのコンビニ店員。
普段は人当たりいいし、リーマンみたいに楽してないから、話しているとコイツ心が優しいなと思うんだけど、突然キレたりする。
あくまでその弟について思うことだけど、
ツレの家族はそういう職業不定な子を定石通り、ちゃんと定職についてほしい、でないと半人前、と扱っている。
家族で食事したり飲んだりするけど、そういう扱いがちらついて、確信的になると、弟はキレて出て行く。
(もし弟が自殺しそうなくらい不安定だったらそんな扱いを表に出さないんじゃないかと思う。)
ここには、思想の戦いがあって、弟は数で負けているだけだと思っている。
親や兄弟は、朝起きて仕事(教えれば誰でもできるような事)をして、夜は仕事の付き合いや家族で団欒、
そんな日々の繰り返しで家族を増やして貯蓄もそこそこする、みたいなのが、幸せというか正解であって、
定職もつかずフラフラしているのは、考える余地もなく甲斐性なしだと思っている。
弟は、それを正解とは思えないが、自分の現状も、胸を張って正解とは言えないので、一人で追い込まれてやるせなくなっている。
一方、うちの叔父の話なんだけど、
アラフォーで、フリーのカメラマンやってる。昔は地方局に勤めてたみたいだけどイヤになって
今は競馬の馬の写真とかを、お金がないから深夜バスで何百キロも乗り継いで撮って売ってる。
暇な時は訪問販売とか怪しいことやっている。もちろん実家暮らし、独身。
もしこのおっさんがツレの家族だったら、扱い酷いだろうなと思う。
そしておっさん自身は、悲壮感なく、苦労している分優しくて、話していると楽しくなる。
自明かもしれないけど、人のそこそこ満足に生きられるかは、
ステータスの違いでなくて、その場の思想(ベーズとなる考え方)の違いだと思う。
君が「文才もなくて本当にまいった」と書いているが、それは文才があることが正解だと思っていて、
文才がない自分に気分が落ち込んでいる(まぁ建前上書いただけかもしれないけど)とする。
確かに文才があったら、はてぶで人気エントリーになるかもしれないけど、君が小説家とかコピーライターとか
文才を生産活動につなげるような生き方を目指していないかぎり、結局は旅行とかと同じ一時の消費活動で、
もしかしたら空しくなる可能性だってある。文才はないことを悔やむ必要はなく、あったら喜べばいい。
そういう精神衛生上ベターな考え方をできる状態に自分をおけるかが大事だと思う。
正直、何件かFBが付いている時点で、君の文章は何人かの人を動かしたのだから、いいんじゃないの。
自分も昔、自己啓発を読みまくったり、一人旅して散財してむなしくなったり、心療内科に通って「嫌な気分よさようなら」を読んだりした。
カウンセラーのとこにも半年ほどかかったけど、結局、生きるのが楽しくないとか、将来に希望を持てないとか、
悶々と考えたって、スッとするような回答は誰も与えてくれない。
もし与えてほしいなら宗教にハマるとか、そっちに拾ってもらうことになる。
宗教という言葉を使うなら、会社もある意味宗教で、似たような人間が回りにいて、違和感が薄れていった結果だと思う。
なので君が、そんなに違和感を感じないコミュニティを見つけて馴染んでいけば、イライラは減るんじゃないかと思う。
自分をどうにかするんじゃなくて、自分に近い人を探して混ざっていくことがいいと思う。
自分ひとりでやらないで、自分を肯定してくれるような人を見つけて関わってみることだと思う。
追伸:
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