2011-11-21

 

幼少の頃からマトモな仕事がしたくなくて、サラリーマンはなんかヤダという不純な動機で美大に行ってみたけれど、才能と根性が無く、打たれ弱い僕は、アーティストにはなれなかった。少しでも批判されたり、反応が無いと嫌になってしまう。それに、自分晒すのが恥ずかしかったんだと思う。何が良くて何が悪いのかわからない僕にとって、ゴールが見えない創作は辛いし、それを乗り切る使命感のようなものも無くて、なんかもう面倒くさくてどうしようもなかった。

大学卒業してからは、週6くらいでバイトしてた。朝起きれないので、母親に無理やり起こしてもらった。忙しかったので没頭出来て、それなりに楽しかった。マジメにやってたのでそれなりに評判も良かった、と思う。バイトをしていると、色々な事を忘れられた。ヒマな時はゲームとかネットをしてた。これもまた集中出来て、色々な事を忘れられた。

三年ほどバイトしたあと、「ずっとやりたかったことをやりなさい」という本を読んで、本に書いてあるワークシート的なことをやったら、どんどん嫌になって、泣きながら通勤した後、バイトを辞めた。

それから楽しいことを沢山してみた。楽しいことをしてみようと、本に書いてあった。温泉イベントに行くと、貯金がどんどん無くなった。その瞬間は楽しいけれど、結局は満たされないみたいだ。

イベントに行く途中、電車に乗っていたら、人身事故があった。

自殺するほど切迫できない僕には、よくわからないけれど、死を選択して、実行するのはとても強い決心が必要なんだと思う。なにせ、死んだら終わりだ。もう楽しいことは何も無いって気分になったら、実行出来るのだろうか。大半の人は死ねないし、だからこそ宙ぶらりんで苦しいのだろうか。

人身事故のせいでイベントに間に合わなくて、ムカついた。ネット事故について調べていたら、「こういう時に苛立つ人になりたくないね」って書き込みを見て、さらにムカついた。最近イライラすることが多くなった。

DTMの機材を買ってみたりもしたけれど、やっぱり面倒くさくて、なかなかはかどらない。

自己啓発の本をたくさん読んでも、インターネットでクソみたいな書き込みを延々と読むのはやめられないみたいだ。

朝起きれないので、睡眠外来に行ったら、認知行動療法のやり方を教えてくれた。自己啓発の本をたくさん読んで、「嫌な気分よさようなら」も読んでいたので、知ってたんだけど、とりあえずやってみた。今のところあまり効果は無いように思う。

アーティスト系をこじらせると、ろくな人間にならないという噂は本当みたいだった。そういうのは得意な人に任せて、市井仕事に就けば良いんだろうけど、どうにも興味が持てない。それでも生活に余裕がなくなったら、お金がなくなったら、またイヤイヤ働いて、それはそれなりに楽しいのかもしれない。

父がくだらないことで母を怒っている声を聞いたらイライラしてきて、壁殴ったら手が痛いし、胃が気持ち悪くなって、自己嫌悪がきて、もう生きていたくない。僕には、年に1回くらい癇癪を起こす悪癖があって、壁とか殴ったあとに凄い自己嫌悪に陥る。父方の家系が怒りっぽい人達ばかりなので、それを受け継いでいるのかもしれない。僕は粗野な父が嫌いなので、それもまた嫌だ。そんな時は眠れないので、こうやって文章を書いて時間を潰すことにした。

文才もなくて本当にまいった。どうしたら面白い文章が書けるんだろうか。そもそも何が面白いのか、よくわからない。

父が嫌なのでとりあえず一人暮らししたいけど、朝起きられない僕はマトモに働けるのか心配だ。それに一人暮らししたら、さらにお金が無くなるんだろう。そしたらまた働くのか。そんなことを考えると人生めんどくさくて、生きていたくないなって思っちゃうけど、かといって、死ぬのも怖い。

僕はどうしたら良いんでしょうか。

  • だらだらと生きていけ。 そしてそのだらだらと生きることに全力を使うんだな。 天才でないのであれば、模範的な市民となるべきだ。

  • サラリーマンはなんかヤダってのは不純な動機じゃないと思うよ。 10年、20年前ならそういう人間が「勝ち組」とされていたけど、実際中身の無い人間が大半をしめていて 好景気だ...

  • 俺も毎日つまんねえと思いながら、マンガ読んだりネットしたりっていう生活。 ・友だちと遊べる程度に好きじゃない仕事をする。 ・誰とも関わらず食うに困らない程度に好きじゃな...

  • これはもう間違いなくゆる体操だね。

  • 自分の親族を思い出したので、個人的な思いで答えにならんかもだけど、書くよ。 まず、ツレの弟が君と似ている。 両親もそんなかんじで、結局母親が出て行ってしまっているが、絵...

  • そのままだらだらしてても、いずれ家族が老いて後ろ盾がなくなったり、体か精神を病むなり、 なんらかの変化や破局が訪れて、人生そのものが増田の進むべき方向を否応なく決定して...

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