2024-04-21

他人活躍しているのを見るだけで辛い

子供の頃野球選手になりたかった夢を未だに引きずり続けている工場勤務のおっさん」 

子供の頃アイドルになりたかった夢を未だに引きずり続けているコールセンターのおばちゃん

そういう生き物がいるらしいって昔聞いてたけど、自分がそういうたぐいの連中の仲間入りする所は想像してなかった。

頭の中じゃ今でも色んな夢を追いかけて空想してしまう。

脳内ノーベル賞の6分野だったら全部取ったことあるぜ。

自分が本当に何者になりたかったのか思い出せないまま今も生きている。

仕事を通して突然世界ヒーローになってしまえる可能性は一切感じない。

勤続年数が自分の1/3に満たない新入りにも抜かれるぐらいには才能がないから。

頭数合わせの冴えないオッサンとして、最低限の仕事をしながら歯車として仕事を回す。

それで手一杯だから休日はただダラダラと妄想をしながら昼寝したり、ネトフリ見ながらネットサーフィン

何者かになれてしまった人間を見るのが辛い。

自分と同い年ぐらいの成功者を見かけると自分人生と何が違ったのか考えてしまう。

自分より若くして成功してる連中はもう理解不能生物だ。

だけど本当に才能の世界で生きているフリークス達の存在に対しては、なんかもうあきらめが付くんだよな。。

プロ棋士スポーツ選手みたいな異次元存在自分を比べても無意味だ。

乙一デビュー作が16歳で書かれたなんて聞かされても相手は化け物だからどうでもいいと割り切れる。

一番質が悪いのは、仕事の中でそれなりに成功を収めてる感じの人達だ。

なになにのシステム開発に貢献したとか。

どこそこの事業重要役割を担ったとか。

そういう名刺代わりになるような経歴を手に入れた普通労働者を見かけると自分と比べてしまう。

俺はきっとそういう風にはなれないだろうし、なってしまうとプレッシャーで押しつぶされそうだから避けて生きてきた節さえある。

だけど、そういうなにかになりたい気持ちはあるんだよな。

この世界に生きた証が欲しいとかそういう言葉表現されるような感覚だ。

俺の場合はこの世界で生きる資格自分にあると胸を張って生きていける何かが欲しいって感じだけど。

この感覚そもそも毒されているんだってことは自分で気づいている。

結果を出さなきゃ胸を張って生きられないなら、生まれつき障害がある人や病気でずっと入院してる人はどうなるんだって話だ。

シルバーさんとして労働もしてない年金食いのジジババは社会お荷物からトット死ねなんて言って回る気はないんだ。

そのはずなのに、自分がこの世界で生きるためには何か結果を出す必要があるんだって緊張感にいつも包まれている。

結局、実際に言葉や行動に出してないだけで、心の何処かで生産性の低い人間社会のためにさっさと死ねと思っているんだろうな。

俺が向き合うべきは結果を出せない自分人生のほうじゃなくて、結果を出さなければ生きる権利がないっていう基本的人権ガン無視価値観に毒された自分世界観なんだと思う。

今の状態で下手に結果を出してしまったら、まだ結果の出てない人達死ね死ねと唾を吐きかけていく化け物に変わってしまいかねない。

どうしたらいいのかわからないんだ。

ぶっちゃけ社会がそういった価値観で染まっているから、俺もそれに染まっているだけな気はするんだよな。

少なくともリーマン・ショックの直後の世界では、本当に世界はそんな色で染まっていて、その中で切り捨てを恐れた老人たちが全部の責任若者押し付けようと世論誘導したことで毒が濃縮されて凄いことになっていたわけだ。

社会に余裕があれば全ては解決する。

でも俺は才能がないか社会に余裕を生み出せない。

自分が今やっている仕事社会に余裕を生み出すために役に立っているという実感が持てれば……いや、その場合社会に余裕を生み出すのに貢献していない他の人間死ねと言って回るようになるだけだな……。

やはり、精神の形そのもの矯正するしかないな。

GPTにでもカウンセリングしてもらおうかな。

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