2023-11-21

出待ちレッドカーペットハリウッドスターサインをもらうという

映画ファンを長いことやってますニュースとかSNSハリウッドスター来日すると空港とかで出待ちしたり配給会社主催するレッドカーペット

沢山ファンサイン自撮り欲しさに群がってるシーンをよく見ると思いますが、あれに参加する人たちについて順を追って説明していきたいと思います

あくまで私はハリウッドスターイベントしか参加して居ないのでアイドルなどに関しては分かりません。その点ご了承ください。

出待ち

ハリウッドスターは余程のことがない限り飛行機来日します。大体、来日する前にどういうイベント来日する事が公になりますので大まかな来日日の目星をここでつけます。

基本的イベント日が公開されても来日する日時まで判断するのは難しい為、ハリウッドスターSNSウォッチして、飛行機に搭乗する投稿を見つけて搭乗した空港情報から何時ごろに

日本に到着するか割り出して着陸の3時間前ごろから到着口で張り込みを開始します。ただし、大物の場合チャーター機を使って一般から現れないのも知っているため

その辺は都度都度判断している場合が多いです。到着口で張り込む場合、途中でトイレ等で離脱した場合誰かしら見張りを立たせておかないと二度とその列に戻ることは

できないため、ソロ参加者には圧倒的に不利になるのでグループで組むことが多いです。基本的スターは到着口に留まっていると警備員に追い立てられるので

サインを貰うことは少数であることが多いです。そのため到着時刻の15分ぐらい前から殺気だった雰囲気集団がいくつもできる事になります

普通俳優なら5、6人にサインできれば多い方でしょう。この間のシャラメみたいなケースは稀です。運が悪いと小競り合いに発展することもあるので

羽田空港はかなりガードが固くなったのは有名な話です。

レッドカーペット(試写)

ハリウッドスター来日すると配給会社レッドカーペットスター披露目)のために登壇するイベントに参加します。その際にファンサービスの一環として

サインをしてくれたりセルフィーをしてくれる時間があるのですが、ファン向けの参加枠があるので映画ファンはそれに応募して抽選当選しなければなりません。

そのためにそういう人達は本人兄弟親族の名義を持っていると思うかもしれませんが、意外にそこまで多重抽選をかける人は多くなかったりします。

この手のイベントなんですが、当選すると当選者本人と同伴者一名を参加することができるのが殆どなので、グループメンバーの内半分でも当選していれば

全員が参加することが可能なのです。なので、不正当選権を没収されるよりかはSNSでのアピールに全力を注いで純粋当選を目指す人が安全ですし、

最悪外れたとしても「コイツSNS宣伝できるな」と配給サイドに思わせることができれば次回につなげることもできます。なので正攻法メンバーで駆使して半分の当選を目指していくのです。

そのためグループ内では「抽選に当たったら外れたメンバーと共有して参加するのが当然」という空気が醸成されています

純粋グループ内全員が参加できた上で参加枠が余ったのであれば第三者を誘うことは問題ありませんが万一メンバーがあぶれた状態他人に誘いをかけた場合

その時点でグループから追放が確定的となるのはいうまでもありません。こういう内輪で当選枠を共有する行為レッドカーペット試写会では横行しているので

必然的参加者が同じ人間で偏るようになるのです。更にある程度のインフルエンサーになるとSNS落選したアピールをするとその信者が同行枠を献上するので

事実上一見で参加するのはかなり困難と考えた方が自然です。当然そういうことをするインフルエンサーは評判が悪いですし、映画ファンから敵視されています

さて、レッドカーペット当選すると指定された時間整理券を貰います。以前はもらった順にレッドカーペットファン枠に入れたので徹夜をするマナーの悪い人がいたので

今はアトランダムに番号が振られているようになりました。もらった整理券に集合時間が書かれていますのでその時間に再度集合すると番号順にスターが通る通路の脇の空間

人を入れていきます。どれくらいかは会場によりけりですが、最前列にいられるのは多くても30人が良い所でしょう。そこから何列も形成されていき、ハリウッドスターの入場を

待ちます。この時点でかなり人口密度が高くなっているのはいうまでもありません。時間になるとスターが手を振りながらこっちへと向かってきますがこの時点で押し合いへし合いが

始まっています。正直、身長の高さと体幹の強さがモノをいう戦場と化します。スターが来たらあとは兎に角サインを貰うためにグッズを差し出して祈るだけです。仮に貰えたとして

後ろの列の人に譲るかと言われると興奮しているのでそんな配慮ができる人はあまり多くありません。(と、いうか大体の人はスマホセルフィーをそのまま求めます

できたとしても前に出ようとする圧が凄まじいので逆に引っ込むことも難しいことが多いです。なので、サイン写真をもらえることができるのは2列までがイイところです。

そうしてサービスタイムが終わると目的が達成できた人とそうで無い人で顔色が分かれることとなるのです。トムクルーズのような神対応をしてくれることは稀で運とエゴ勝負なのが実情です。

余談

ファンサインを求める姿はあまりにギスギスしているのでメディア向けに雇ったバイトを設置して平和サインしてる光景を撮らせる区画があったりします。

大体バイト参加者限定に配られるサインさせるグッズがあるのでSNS投稿されると一発で見抜かれて陰でバッシングされます

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