2021-10-21

バズった増田を書いた増田自称する増田による追記の様な怪文書

増田でバズったら追記する?それともしない?

私はしない。というよりもできない。追記をするのは増田名物でもあるし、ブクマ増加にブーストをかけられるということを知っているにも関わらずだ。

※参考:武隈課長とのはてなスキルアップ研修【後編】 ttps://anond.hatelabo.jp/20200825140937

何故なら、一言コメントギャグだろうと、長文によるお気持ち文章や啓発文書の類だろうと、私はそれを書いた時点で全力を尽くしているので、それ以上に書くことが無いからだ。それに、どんな増田であろうとも、追記トラバブコメに反応すると俗っぽくなってしまい、追記する以前に持っていた増田価値が薄れてしまうように私は感じるのだ。

もちろんトラバしろブコメしろ反応は嬉しい。反応がいらないのなら、チラシの裏にでも書いている(←死語)。読んでくれた人への反応に対して、こちらも追記して更なる反応をしてみたいという欲もある。ブクマ数が一桁しか付かなかった増田なら元増田価値を損ねることなど気にせずに追記できるのだが、そんな増田にはそもそもトラバブコメも付かないので反応することなど何もありはしない。逆に、ブクマ数三桁にもなるような増田では、おいそれと追記をして価値を損ねてしまうことを恐れて何も書けなくなる。

結論を言うと、私は追記してみたいのだ。その増田追記するタイミングはまさに今なのだが、増田価値を損ねたくなくて、追記トラバもせずにリンクを張ることすらせずにここで書いているのだ。よってこの文章は、バズった増田の振りをしている変な人が書く怪文書とでも思ってもらえればいい。

その増田を書こうと思ったのは、昨晩日課増田を読んでトラバ煽りを入れて楽しもうと思ったからだ。

投票に行けとか言ってるくせに、与党投票すると言ったらオマエは不機嫌になるんだろ?

そうやって反与党・反権力を気取っているくせに、どうせ国民審査では空欄のまま投票ちゃうんだろ?

昨晩は選挙に関する増田を目にすることが多かったので、上記の様な煽りトラバをしようと考えていたのだ。

私はトラバが好きだ。トラバにまたトラバが連なりifやforでネストしまくりのクソコードみたいになるのは楽しいし、トラバ論破して元増田が削除されるのを見ると、勝利した気分に浸れるのでもっと楽しい

しかしながら、『国民審査では空欄のまま投票ちゃうんだろ?』などと煽ったところで、そもそも煽りだと理解されるのだろうか? 国民審査に対する説明必要ではなかろうか? 煽りだと理解される文章を心掛けねば。それ以前に、文章量が大きくなりそうだからトラバという形で投稿するのはもったいないのでは?

そう考えて一本の長文増田が仕上がった時には、もう23時を過ぎていた。本当はもっと調査してデータ提示して根拠を持たせたかったが、就寝時間が迫ってきたのでその増田投稿した。私は社会制度に対して中学公民レベル知識しか持ち合わせていないのにも関わらず煽りまくったのだからトラバブコメ正論フルボッコを喰らうんだろうなと思いながら床に就いた。

起床後に自分増田を見てみたら3ブクマついていた。これはもしかしたら伸びるかもと思ったが、同時にファーストブクマカに論破されたことに気が付いて後悔した。完全に私の勘違いだった。執筆時にネットで調べれば気が付いたはずだったのに。こっそり書き換えようかと一瞬魔が差したが、そのファーストブクマカは、発掘力・反応速度ブクマ量・コメント力ともに優秀で私が尊敬するブクマカなので、敬意を表する為にも修正はしなかった。多分このブコメトップコメになるだろうけど、それによって私の増田ブクマ数も伸びるのならまあいいだろうとも思った。そして仕事に出かけたので、ブクマがどれだけ伸びるのかは帰宅後の楽しみにした。

帰宅後に増田確認すると、ブクマ数が想定以上に伸びたことと、以外にも好意的意見が多かったことに驚いた。意図的に口調を悪くして反感を買う文章にしたつもりだったけど、むしろそれで好評を得られる事もあったとは思いもしなかった。口調の悪さに批判が集まることは想定内だが、論破コメントは以外にも少なかった。論破によって、私自身の知見が高まることも期待していたから残念だった。注目していたファーストブクマカについては、意外にもスターが伸びなかったことが自分の事のように残念である。今、全てのブコメを改めて見返しても、発掘力・論破力・コメント構成力の高さからして、トップブコメに相応しいと思うのだが。

ちなみに極一部の意見だが、私のことを高く評価している人もいるが買い被りすぎだ。前述したとおり、私は中学公民レベルの事しか理解していない。それに裁判官の事だって全くわかっていない。今回の国民審査対象となる裁判官名前なんて一人たりとも知らないし、人数すら知らないのだ。

追記と言えば自分語りが定番だろうから自分語りをする。私が投票権を得てから初めての選挙は、民主党への政権交代選挙であった。埋蔵金なるものにうさん臭さを感じつつも、高速道路無料化ガソリン値下げ、子ども手当などのマニフェストに魅力を感じていたのを覚えている。

大学で友人との間でどこに投票したのかが話題になったのも覚えている。民主党と答える人が多く、その中でもお調子者は民主党マニフェストを真に受けたり、自民党悪口を言ったりもしていた。一方で親が金持ちボンボン自民党と答えたり、根暗な変わり者の中には共産党と答えた人もいた。

そんな中で私は「秘密だ」と答えて、投票秘密にする権利があることと、出口調査地元新聞社にも投票先を聞かれたがそこでも回答を拒否したことも答えた。和やかな談笑の場は少し緊迫してしまったが、その代わりに国民審査での投票を周囲に尋ねるとともに、自分が率先して答えた。全部に×を付けたことと、「よくわからない人を信任する気にはならないし、せっかく辞めさせる権利があるのだからその権利行使した」と答えて、自分秘密にせざるを得ないほどの事情を抱えた秘密主義者ではなく、権利行使するのに貪欲な人であるというイメージを与えることに成功して、和やかな談笑の雰囲気を何とか取り戻すことに成功した。

今にしてはずいぶんと青臭いことを言ったものだと思うが、二十歳になったばかりの頃の私は成人したこと責任を感じると共に権利を主張することの喜びを噛みしめていたのだ。「投票秘密」と「裁判官罷免」というちっぽけな権利でも誇りに思っていたのだ。今はそんな気持ちはかなり薄れてしまったが、選挙の時期が来る度に自分には権利を持っているのだということが思い返される。

ああ、こんなことを長々とまとまりも無く書いていたら日付が変わってしまった。そろそろ寝なきゃ。どうせ追記ではないのだからブクマトラバゼロのクソ増田だと思って投稿しよう。ここで書いた増田で、バズった増田価値を損ねることはないのだから

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