2019-11-29

純血のスーパー創価人3(3世学会員)側の主張

2世学会員の話が増田知恵袋に出てくると大体熱心なタイプの話ばかりで、こういう熱心な人たちばっかりだと誤解されたくないし被害被ってるので、悲しき2、3世側の話も聞いてほしい。

自分は3世。父方母方ともに祖父母が入信していて、2世の親同士が創価大学出会い結婚したという超筋金入りのサラブレッドだ。

小さい頃から月一の座談会地域学会員の集まり)、少年部(小学生の集まり)、新年に行われる勤行会みたいなイベントものをごくごく当然のものとして受け入れてきた。

そして小学1年生の頃、半ば強引に創価学園に入ることを母親約束されて、中学受験をして創価中学に入った。ついに純血のスーパー創価人3の誕生だ。ジジババは大喜び。

学校では

記念日的なものの日に式典(バカ長い卒業式みたいなの)を行う

部活の昼休み集団で勤行する(仏壇に向かって唱えるやつ)

図書館に置いてある高校卒業アルバム石原さとみがいる

・たまに信仰してる超大物(海外ハリウッド俳優サッカー選手)がくる

ことがあったけどそれ以外は普通だった。

生徒のタイプはまちまちだが、本部職員の子供や学会役職のついてる人の子よろしく、入信している芸能人の子供など、ただ創価学園に入れたい!というパンピーの親とは別の創価的なハイクラスタの子供が結構いた。

聖教新聞学生鞄に入ってるとか、大白蓮華学会機関誌みたいなやつ)昼休みに読んでるようなガッチガチなのもいたが、そうでもないやつとの割合が半々くらい。

なので入ったらゴリゴリ信者になるというような場所ではなかった。特に何の違和感もなく学生生活を送っていた。

けれど、高校生になってアルバイトをするようになり「得体の知れない何かの一部」というレッテルはられる経験したことで考え方がガラッと変わった。

アルバイト入りたてのコミュニケーションの一部で、「高校どこなの?」と聞かれ「創価高校です」と答えた時に明らかに怪訝な顔をされた。

相手人間なので、コミュニケーションを著しく変えることはなかったが、自分にとっては忘れられない体験だった。

自分ネットで調べたりしてたので体外的にどう思われてるかは知ってた。選挙電話やばいとか入信勧誘されるとか。

でもそういう得体の知れないものという目線まさか自分に向くとは思ってなかった。たまたま親がそうだっただけで、自分自身は何もしてないのだから

でも知らない人にとっては「創価」という言葉を聞くだけで「うわっ」となってしまものなんだなということをしっかりと認識したタイミングだった。

イメージだけでラベリングされてしまう何かを背負っているというのがとても苦痛に感じた。

就活結婚いろんなものに響いてくる。親族には悪いけど、そんなに信仰してるわけでもないのに、嫌な思いをし続ける必要がなぜあるのかと。

このままエスカレーター式に大学まで創価に行ってしまったら、本当に全部創価になってしまうことに危機感を感じ、普通私立大学にいった。

創価大学に行かなかったことでジジババは露骨に悲しんだが親も何も言わなくなり、そもそも学会員と接する機会がほぼなくなったので、気負いすることもなくなった。

けれどもこれから結婚とかの話が出てくるとめちゃくちゃ話はややこしくなるのが目に見えていて辛い。


今いる彼女も、知り合いたてでfacebook見た時に友達創価高校だらけで舌巻いたらしい。最近自分気持ちを知ってくれているので創価いじりしてくるくらいにはフランクになったが、「お父さんに行ったら絶対やばい」と言っている。


彼女には辞めてと言われるが、親からしたら「別に何も強制してないのにわざわざ辞めるの?」という感じらしい。

こちらとしては相手迷惑かかるくらいなら辞めても全く構わないけど、自分側の親族とこじれるのも好ましくない。結婚とかを考え始める歳になるとこんなに辛くなるとは思わなかった。

こういう創価家系に生まれたけど、信仰してない、してないのに創価ってだけで辛い思いをしている人は本当に沢山いる。

けどそういう人はそもそも隠したがるので、web上にも出てこない。だから全国の創価好き、創価を愛する者たち、創価を憎む者たち、全ての創価関係者に伝われっ!

  • 増田ってこういうカミングアウトに勇気がいる事も長文で長々言えるからいいよね 2世はともかくサラブレッド3世はつれえなあ

  • 幸福の科学よりはマシだよ

  • うちの叔父が二世だか三世の女性と付き合ってたとき、相手から「実家は確かに創価学会だけど、私はそんなに信仰心とかないから大丈夫だよ!」って聞かされて安心して結婚したのに...

    • 「そんなに信仰してない」の信仰度合いを定量的に測れないからな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん