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はてなキーワード: Supercellとは

2010-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20100902213650

でも俺が聞きたいのは「常識としてはそうかもしれないね」という言葉じゃなかったんだよ

そんなに、共感を得たいんならちゃんとストーリー練って、書けばいいだろ。

キザな奴と音楽の話をしていて、そういう質問になって~
~お前、カッコつけたいだけじゃないのかと思った。

とかさ。

とりあえず貴方が別に何か信念を持って意見を言ってるのではないことは分かった

信念って何だよ。

バッハには、チェンバロメイン楽器として再発掘している。
後にピアノがここまで発展したのは、バッハの偉業と言っても良いんじゃねーの?
単に楽器鳴らしてるだけの、バンプよりは優れた音楽家だと思うがね?
むしろ、supercellの方が初音ミクニコ動を足場にメジャーに上がったんだから、凄い事だと思うんだがね。

と言われた方が良かったかい?。それとも、

そんなラジオでもたまにしか流れない、バンプオブチキンとかマトモに聞いた事一度もねーよ。
そんなドマイナーミュージシャン(笑)の方が優れているとか、お前頭にうじ沸いてんじゃねーの?

とでも、言われる方がおきに召したとでも?

ところで、『中二病』だって言って人を罵る連中は、往々にしてカッコつけてるだけだと思うんだけど、どう思う?

ところで、たかだか5行の質問に「信念」とか、持ち出すお前は、往々にしてカッコつけてるだけだと思う。

※いくつかネタ追記した。

http://anond.hatelabo.jp/20100902210054

貴方は本当に『知名度』や『音楽記録媒体の製造数』そのものがミュージシャンの優劣を決めるバロメーターになると信じていますか?

それが、バロメーターにならないとして、俺がいくら「バンプよりsupercellの方が優れたミュージシャンだと思う!」と叫んだ所で、誰も共感しやしないだろ。

今のあらゆるメディア音楽が垂れ流されている状況で、優れたミュージシャンはどんどんピックアップされる。

貴方がそんな信念も何も持ってないのだとして、ただそんな風に誰もが考えそうなステロタイプな答え

世の中さ、そういう答えを「常識」というんだが。

貴方はただカッコつけてるだけだと俺は思います

お前はただの中ニ病な。

2010-04-09

君の知らない物語/supercell はいい曲だなぁ

元ネタは未見だが

2009-12-30

ニコマス進化自分のかかわり方(未完)

本当は自分ブログを立ち上げてそこで書けばいい話なんでしょうけど、どうしても書かずにいれられなかったので。

今回は直接的にこの記事に触発されて書いたものです。

TomFの二次資料室 わたくしごと

さて、少なくともニコニコ動画御三家(古い表現だが)の中でニコマスCGCなんて新しいムーブメントではない。

まずはvocaloidvocaloidこそCGMの代表的コンテンツである。

vocaloidはツールであり、作り手の思い通りにコンテンツをつむぐことができる。

下敷きにする一次創作なんてものも存在しない。パッケージにかかれたキャラクターも、キャラクター展開も無視することも当然可能だ。

オリジナル曲を歌わせれば著作権の問題も完全にクリアすることも可能。

そして、二次創作コミュニティを突き破って自己実現のツールとすらなる。supercellがそのいい例だ。

東方プロジェクト、これも二次創作とはいえCGMの形の一つだと思う。

zun氏が二次創作について明快かつ寛大なガイドラインを設け手いるのが大きい、そのガイドラインの範囲でなら著作権問題もほぼクリア

できるし、二次創作が更なる創作を爆発的に誘発する呼び水になっている。

キャラクターの設定が良い意味で薄い上、作品世界がが「閉じた」形式になっていないのも自由な発想での創作を可能とするのだろう。

さて、ニコマスはどうか。

ニコマスはどうしても二次創作という形から離れることはできない。一次創作パッケージ化され閉じたストーリ展開に束縛される。

キャラクターには時間軸に沿った詳細な設定が施され、そこからも逃れることはできない。

さらに、著作権関連の問題は限りなくグレーである。バンナム含め様々な関係者からの黙認のうえにニコマスは成り立っている。

そうなると、ニコマスの進む道は、必然的に旧来の同人世界と同様「ファンアート」の範疇を進まざるを得ない。

一次創作の設定・キャラクターストーリーを最大限に尊重しつつ、それを自分解釈で再構成し形にしていく方法である。

自分解釈での再構成・再構築」がここからの問題となる。

で本題はここからである

TomFの二次資料室 わたくしごと

この記事を読み、さらにここで言及されている動画SSに思いをめぐらしたとき、

Tomさんの態度について非常に共感するとともに、ニコマスへの接し方について改めて思いをめぐらさざるを得なかった。

「πタッチ」「とかち」という、アイドルマスターゲーム内容からみれば全く関係のない部分から火のついたニコマスは、

ステージPV動画で驚異的な表現力を手に入れ、ノベマスや架空戦記ものでストーリーの語り方を手に入れた。

そして今、「im@sストーリーPVタグの隆盛を見るように、「ゲーム本編のストーリーキャラクターの設定を再構成・再構築して映像化する」

という流れが中心になろうとしている。

この記事で触れられているtlopの作品は、ゲーム内での「オーディションの厳しさ」と「トップアイドルへ向かうことの厳しさ」を再構成・再構築して

映像化したものだし、一連のwhoPの作品は「アイマスゲーム内での美希と自分(whoP自身)のかかわり」を前面に押し出して作成されている。

そう、「製作者の設定・キャラクターストーリーを最大限に尊重しつつ、それを自分解釈で再構成」という、ファンアートとしての作品が

高いレベルで輩出されるようになって来たのであり、これはニコマスとしては正常進化と言えるものだ。

しかしである。

この正常進化に耐えられない人間はどうすればよいか。

この記事のコメント欄でグレゴールさんが言うところの「ニコマス作品は(特にPVは)“賛歌である”という側面がとても強くて、私にはそれが心地よい」と感じている

と感じている私のような人間は・・・。

今からゲーム本編を全クリアし、一次創作の設定・キャラクターストーリーを最大限に尊重できる態度を身につけたうえで、Pの数だけある「解釈」を

読み取れ共感できるようになればそれにこしたことはない。

だが、それが自分にできるだろうか。

ニコマスに関わる人たちはそれぞれどのように振舞っても構わないし、自由です。

ニコマスPは彼女達に何をさせてもいいし、世界をどのようにしても自由なのです。」

Tomさんが呟いた当たり前の自由を、今の自分が許容できるのかとても心許ない。

ニコマスはこれからも進化していくでしょう。しかも、ファンアートとして正常進化していくでしょう。

私としてはその行く末を見て行きたいけれど、私のような存在は「進化していく上での遺物」と化していくでしょう。

それでもいいのです。

Tomさんの言葉真実物語っています。

ニコマスに関わる人たちはそれぞれどのように振舞っても構わないし、自由です。

ニコマスPは彼女達に何をさせてもいいし、世界をどのようにしても自由なのです。」

2009-09-25

激しく今更だが

supercell「君の知らない物語」のvocalってガゼルさんだったのね

言われて聞いたら、確かにガゼルさん以外の何者でもなかったわ

2009-09-01

うーさーってさ

最近だとSupercellに噛んだりしてなかなか好調なようだし、職場ではキモオタ扱いとか自分でいう割にはうまいことやってるようだし、さっさとマンション買ってかなり贅沢暮らししてるようだし、ヒキコモリとか言ってる割にはきっちり外部と定期的にコミュニケーションとってるし、1度だけ写真公開したことあって見たけど超イケメンとはいかなくても普通にさわやかな感じだったし、無駄学研究所の宇佐教授の頃から適度に有名人と絡んだりして基本的に愛されキャラは変わってないんだよね。

だのに、いまだに独身っていうのは、何かよっぽど欠陥があるとかじゃないだろうか。性格悪いとか超偏食とかは知ってるけど、そんなもの(金の前では)乗り越えられない壁ではない。それ以上の、何かとてもじゃないが無理と女性が逃げていくような何かを隠し持っているとか。あれかな、セックス超下手とかかな。しかも当人超ノリノリなのに、30秒でバッテリ切れ、即座に液漏れ、みたいな。

2009-08-12

http://music.usen.com/modules/menu/content0006.html

有線リクエストって加盟店しか出来ないのな!

お願いだ、リクエストリクエストをしてください!!!!!!

君の知らない物語 / supercell

2009-06-21

ボカロオリジナルを歌ってくれない2

前回の指摘を踏まえて

ボカロオリジナルを歌ってくれない(http://anond.hatelabo.jp/20090608225441)を書いた増田です。

ブコメid:sky-graph、id:alshine5、id:kadotanimitsuruから「歌い手に人気がある動画を調べるなら歌ってみたの投稿数を見なきゃだめなんじゃないの?」と指摘があって、まったくその通りだと思った。前回調査をした時はなぜかそれを思いつかなかった(難しそうな気がしていた?)けど、やってみたら、思ったより簡単だったので、調べ直してみた。

調査してみた

再生数順位曲名作者本体歌ってみた歌われ指数本体投稿日
12ロミオシンデレラdoriko862,385 6770.7850 2009/4/6
14初めての恋が終わる時supercell825,981 6310.7639 2008/12/12
30Dear19's Sound Factory390,855 2860.7317 2008/3/15
4ブラックロックシューターsupercell2,013,457 12610.6263 2008/6/13
2メルトsupercell4,475,848 27940.6242 2007/12/7
17コンビニcokeshi711,368 4110.5778 2007/12/30
22magnet流星P515,147 2810.5455 2009/5/1
29サンドリヨンゆのみP407,386 2080.5106 2008/8/25
3ワールドイズマインsupercell2,673,191 13160.4923 2008/5/31
28日坂doriko412,927 1920.4650 2008/3/22
11歌に形はないけれど doriko893,237 4030.4512 2008/1/20
9サイハテ小林オニキス1,155,966 5140.4446 2008/1/16
27celluloidbaker425,774 1720.4040 2007/10/5
31Soar流星P373,889 1360.3637 2008/3/19
6恋は戦争supercell1,518,029 4100.2701 2008/2/22
15初音ミクの暴走cosMo752,162 1990.2646 2007/10/22
23夢みることりはややP507,9031050.2067 2008/2/5
33ぶちぬけ!2008!doriko348,274 550.1579 2007/12/24
24永久に続く五線譜デッドボールP466,195 630.1351 2007/11/29
21ハト秦野P552,116 690.1250 2007/12/20
20桜の季節ゆうゆP587,547 690.1174 2007/11/2
7ハジメテノオトmalo1,398,334 1580.1130 2007/10/14
5初音ミクの消失cosMo1,682,390 1890.1123 2008/4/8
26白の季節ゆうゆP443,349 430.0970 2007/11/29
13ミラクルペイントOSTER project834,541 700.0839 2007/11/22
19えれくとりっく・えんじぇぅヤスオP617,862 480.0777 2007/10/10
1みくみくにしてあげる♪ika6,397,403 4690.0733 2007/9/20
18あなたの歌姫ボクP665,444 430.0646 2007/9/18
32Melodymikuru396349,250 150.0429 2007/10/27
8恋スルVOC@LOIDOSTER project1,200,621 410.0341 2007/9/13
10Packagedkz1,046,254 250.0239 2007/9/25
25ファインダーkz457,683 90.0197 2008/1/5
16私の時間くちばしP728,054 60.0082 2007/10/22
調査方法
この調査の欠点
  • 前回とおなじだけど、タグ頼りなので「歌ってみた」動画取得に漏れはあるかも。ただ、印象としては8割方拾えてそうな気がするし、今回は相対評価をしたいので、まあ、いいか。
  • 再生数が極端に多い動画は低めに評価されるかも(例えば、「みくみくにしてあげる♪」の歌ってみた投稿数は469だから、絶対数でいえば多い方だけど、相対的には下位に入る)。

この結果を見た感想

予想通りだけど、投稿数のみでいえば「メルト圧勝。「WIM」と「B★RS」が1000超えで、あとそれ以外、という感じ。

正直、これじゃあなんにも面白くないので、「歌われ指数」というのを導入してみた。算出手順は「調査方法」の通り。

「歌われ指数」でいうと、これはあまり意味のある数字ではないのでどれが多い少ないを言ってもしょうがないと思うけれど、0.3以上(つまり「Soar」以上)を上位と見なせば、やはりdorikosupercell流星Pが強いなという印象は受ける。

ゆうゆPとOSTER projectの場合

さて、この結果を友人に見せてみた。友人は、「ゆうゆP、歌われてないなあ……」とぼやいていた(ゆうゆP歌ってみた動画を熱望しているらしい)。

そういう意味では、元増田OSTER project歌ってみた動画を熱望している。しかし、表中では下位である。

二人とも、表中の曲が、まだ歌ってみたが流行ってない時期(そんな時期があるのか分からないが)のものだから不利なのだろうか、最近は歌ってみたも結構増えてたりするのだろうか。

そんなことを思ったので、ついでにゆうゆP、OSTER projectの一連のオリジナル曲についても取ってみた。

そうすると、興味深いことが分かった。

投稿日順曲名作者本体歌ってみた歌われ指数本体投稿日
1桜の季節ゆうゆP589,653 690.1170 2007/11/2
2白の季節ゆうゆP444,803 420.0944 2007/11/29
3クローバークラブゆうゆP222,634 110.0494 2008/1/3
4experimental-001ゆうゆP37,299 00.0000 2008/1/18
5experimental-002ゆうゆP33,727 00.0000 2008/1/21
6夕音 ゆうゆP96,402 50.0519 2008/6/22
7渦と階段ゆうゆP33,962 10.0294 2008/7/13
8エレクトロエレジーゆうゆP54,330 00.0000 2008/8/30
9極楽鳥 -bird of paradise- ゆうゆP144,756 2111.4576 2008/10/6
10UltraHardAttacks of OddMusiKゆうゆP68,313 30.0439 2008/10/20
11ハイウェイノートゆうゆP56,533 100.1769 2009/3/11
12カタパルトネーションゆうゆP53,865 90.1671 2009/4/21
投稿日順曲名作者本体歌ってみた歌われ指数本体投稿日
1恋スルVOC@LOIDOSTER project1,207,038 410.0340 2007/9/13
2Dreaming Leaf -ユメミルコトノハ-OSTER project192,627 290.1506 2007/10/8
3おやすみのうたOSTER project97,414 150.1540 2007/11/1
4ミラクルペイントOSTER project841,479 700.0832 2007/11/22
5ちょこまじ☆ろんぐOSTER project184,857 170.0920 2008/2/13
6RING×RING×RINGOSTER project181,411 80.0441 2008/3/9
7フキゲンワルツOSTER project134,407 130.0967 2008/4/29
8つきうさぎOSTER project154,708 780.5042 2008/6/20
98月花嫁OSTER project146,680 40.0273 2008/8/30
10trick and treatOSTER project346,775 690.1990 2008/10/30
11プリンセス・カウガール・ショーOSTER project50,36050.0993 2008/12/1
12マージナルOSTER project84,794 130.1533 2008/12/15
13ピアノ×フォルテ×スキャンダルOSTER project73,201 1502.0492 2008/12/20
14Around the WorldOSTER project181,486 20.0110 2009/1/31
15one more kissOSTER project77,437 280.3616 2009/5/29
16ゆきうさぎOSTER project23,138 50.2161 2009/6/11
17恋色病棟OSTER project90,300 130.1440 2009/6/16
調査方法

ゆうゆPに関しては、予想通りだけど、「experimental」シリーズは1曲も歌われてないよね……その代わりというわけではないけれど、「極楽鳥 -bird of paradise- 」が突出して歌われている。

一方、OSTER projectはというと、「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」が再生数の比して突出して歌われている。あとは「つきうさぎ」と「one more kiss」が多いか。

調査結果からいえること

再生数上位群でいくと、やはりdorikosupercell流星Pが強い。ただ、これは作者依存というより、これらの作者が歌い手に好かれる楽曲をより多く作っているからに過ぎない。

というのも、再生数上位群の中ではあまり歌われていないゆうゆPとOSTER projectだが、彼らの楽曲の中にもすごくよく歌われている歌も存在するからだ。

作者という要素はまったく無視できないにせよ(人気作者の曲はやはり歌い手もその存在認知しやすいだろう)、歌い手に好かれる要素の大部分は個別の楽曲の中に現れているといえる。

では、歌い手に好かれる楽曲とは……

ここでずばっと説明したいのだが、自分音楽的素養がないためうまく言葉にできない。なんとなくは分かるんだけど。

id:y_arimとかだとこの辺をうまく説明してくれるのだろうか。なんて結論を投げ出してしまったり

2009-06-08

ボカロオリジナルを歌ってくれない(長文)

ボカロより「歌ってみた」の方がいいこともある

自分ニコニコ動画ボーカロイド初音ミクとかのことね)のオリジナル曲をよく聴いている。

そんな自分でも、例えば、以下のような動画を見るにつけ、ボーカロイド――つまりロボット、が歌ったものより人間の歌ったものの方が断然いいなと思う。

 紅一葉

 オリジナル:黒うさP

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2465784

 歌ってみた:ヤマイ

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7231024

黒うさPのオリジナルボーカロイドの調整は相当にできている方だが、人間とは比べるべくもない。ボーカロイドコアなファンほど、案外、人間のよさをよく知っているのではないだろうか。

好きな曲が歌われない

さて、自分ボーカロイドオリジナル曲だと、ボカロぼそぼそ歌っているようなものが結構好きだ。

 Jupiter Pop

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm4309620

 夕凪豪雨

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5388856

 はなればなれ

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5837532

上述した通り、自分ボーカロイドより人間が歌った方がいいと思っているので、これらの曲も人間が歌ってくれないかあと思うけれど、まあ、ほとんどない。

なぜか?

再生数の問題があると思う。上記3本はいずれも再生数が10000以下だけど、あまりに再生数が少ない場合、そもそも歌ってみたの歌い手がその楽曲認知しないだろう。知らない歌は歌いようがない。また、再生数が少ない動画を歌ってみることに躊躇することもあるかもしれない。せっかく歌うのだからたくさん聴かれる方がいいに決まっているし、元々人気のある曲の方が初動は大きいだろう。

けれども、自分にはボーカロイドオリジナル曲の中でも「歌い手に好かれる曲」と「そうでない曲」があるのではないかと思えてならない。なぜかというと、どうも再生数が多いオリジナル曲の中にもあまり歌われていないものがあるような気がするからだ。

気がする、だけではよくないので、定量的に説明できるかと調査してみた。

調査してみた

方針としては、再生数の多いオリジナル曲を抽出し、そのオリジナルに対する歌ってみた動画再生数を見れば、人気オリジナル曲の中でも「歌い手に好かれる曲」と「そうでない曲」の傾向がつかめるのではないか、というもの。

再生数順位曲名作者歌い手本体再生数(A)歌ってみた再生数(B)B/A(小数第5位で四捨五入本体投稿日
1みくみくにしてあげる♪ika歌和サクラ6,372,090195,8530.0307 2007/9/20
2ワールドイズマインsupercellうさ2,638,733887,6120.3364 2008/5/31
3初音ミクの消失cosMomassΩ1,649,182206,7620.1254 2008/4/8
4ハジメテノオトmalothat1,389,425258,3950.18602007/10/14
5サイハテ小林オニキスuinona1,147,430106,4030.0927 2008/1/16
6Packagedkz青もふ1,042,10053,9580.0518 2007/9/25
7歌に形はないけれど dorikoTHAT&歌和サクラ886,630351,3430.3963 2008/1/20
8ミラクルペイントOSTER projectmitten831,12036,4850.0439 2007/11/22
9ロミオシンデレラdoriko花たん828,126426,5700.5151 2009/4/6
10初めての恋が終わる時supercellちょうちょ815,142325,0010.3987 2008/12/12
11初音ミクの暴走cosMo内緒828,126111,7220.1349 2007/10/22
12私の時間くちばしP委員長725,0089,1550.0126 2007/10/22
13コンビニcokeshihaloyosy707,939978,6231.3824 2007/12/30
14あなたの歌姫ボクP青もふ663,73416,9370.0255 2007/9/18
15えれくとりっく・えんじぇぅヤスオP青もふ614,01835,4930.0578 2007/10/10
16桜の季節ゆうゆP合唱585,61960,3840.1031 2007/11/2
17ハト秦野P大吟醸549,57725,9510.0472 2007/12/20
18ぽっぴっぽーラマーズPタイツォン510,007209,2860.4104 2008/12/11
19夢みることりはややPヤマイ&うさ503,442140,1450.2784 2008/2/5
20永久に続く五線譜デッドボールPヤマイ464,34125,9240.0558 2007/11/29
21ファインダーkz歌和サクラ455,986116,5170.2555 2008/1/5
22magnet流星Pclear&蛇足443,904239,4350.5394 2009/5/1
23白の季節ゆうゆP合唱441,90460,3840.1366 2007/11/29
24celluloidbakerサリヤ人419,86868,0270.1620 2007/10/5
25日坂dorikoうさ409,819117,4330.2865 2008/3/22
26サンドリヨンゆのみPうさ & トゥライ400,921315,5520.7871 2008/8/25
27Dear19's Sound Factory合唱386,989477,1881.2331 2008/3/15
28Soar流星PF9370,495257,7000.6956 2008/3/19
29Melodymikuru396雌豚348,32486,9830.2497 2007/10/27
30ぶちぬけ!2008!dorikoヤマイ346,70243,8470.1265 2007/12/24
メルトsupercellhaloyosy4,438,5171,906,0880.4294 2007/12/7
ブラックロックシューターsupercellゴム1,971,8681,027,3860.5210 2008/6/13
恋は戦争supercellピコ1,506,165403,5950.26802008/2/22
恋スルVOC@LOIDOSTER project青もふ1,196,31127,9230.0233 2007/9/13
調査方法
この調査の欠点
  • タグは荒れがちであり、荒れてなくても不確定なので、本来調査対象に含めるべきものが抜け落ちてしまう可能性がある。
  • 調査を簡易に行うため、歌ってみたの再生数は最も多い動画1件のみから取得している。この場合、突出した1本の動画はないけれど幅広く歌われているような曲があったとしたら、低く評価される可能性がある。
  • ボーカロイドの種類を初音ミクに限定しているため、鏡音リンやその他ではまた違った傾向が出るのかもしれない。
  • そもそも「歌ってみたの再生数が多い」=「歌い手に好かれてる」と言えるのか? 単に人気のある歌い手が歌ってるだけ、ではないか? 一応ここでは、「人気歌い手がつくような曲」≒「歌い手に好かれる曲」と苦しい言い訳をしておく。

調査結果から言えること――作者要因が大きい?

調査結果を見て自分でも、へー、と思ったのは、オリジナルより再生数の多い歌ってみた動画のあることだ。「コンビニ」と「Dear」がそれである(いずれも比の値が1より大きい)。ここに歌い手に好かれる鍵があるのだろうか?

また、比の値が0.1以下、つまり、最も人気のある歌ってみた動画でもオリジナル動画再生数の1/10以下、と極めて低いものが10件(「みくみくにしてあげる♪」、「サイハテ」、「Packaged」、「ミラクルペイント」、「私の時間」、「あなたの歌姫」、「えれくとりっく・えんじぇぅ」、「ハト」、「永久に続く五線譜」、「恋スルVOC@LOID」)あるけれど、10件中9件が、オリジナル2007年に投稿された古いものだ(初音ミクの発売は2007年8月)。古い時代はまだボカロオリジナルを歌ってみたが流行っていなかった、という仮説は妥当だろうか? そうい傾向は強いにせよ、おなじ2007年投稿動画でも、「コンビニ」や「メルト」は比の値が大きい。だから、それだけとも言えないはずだ。

作者によって異なるというのはどうか。supercell流星P、dorikoはいずれも比の値が大きい。彼らに共通する作風が、歌い手を引き寄せるということはないだろうか?

三人に共通するのは、いずれも電波色やキャラクターソング色がなく、歌い上げるような曲調が多いことだ。こういったところが、歌い手に気に入られる要因なのかもしれない。

2009-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20090323034755

アイドルについては、んー、グラビアアイドルなんかはまあ好きだけどw、

ここでは関係ないので除外する。

歌って踊ってバラエティドラマ出て、みたいないわゆるアイドルについてだけど、

うん、たしかに俺はテレビを見ないので、アイドルは詳しくない。

知らないのに語ってみたわけだが、不快に思ったのなら謝る。申し訳ない。

で、申し訳ないついでに、さらに知らないのに語ってしまう。

ミクについては、「アイドル」としても捉えられるんじゃないかと思うんだ。

単純に割り切っていえば、もちろんただのソフトウェアだ。「楽器」だ。絵だ。

でも、「初音ミク」というブランドとして、キャラクターとして、完全に一人歩きしている。

誤解を恐れず言えば、今、同じ楽曲中川翔子初音ミクがそれぞれ同時に出せば、

初音ミクの方が売れるだろう。

それはさすがにない、というかもしれないが、少なくともいい勝負にはなると思う。

それは何故か。

初音ミクが、「楽器」としてではなく、アイドルとしての商品価値を持っているからだ。

ここでクリプトンの「初音ミク」のページを見てみよう。

http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp

バーチャルアイドル歌手」を自宅でプロデュース

まるで可愛らしいアイドル歌手を、自宅スタジオプロデュースしているかのような感覚を味わえるでしょう。

最初から「アイドル」として明記してある。

初音ミクは当初、どちらかというと、「ボーカロイド」という「新しいソフト」、

もう一歩進んで「バーチャルシンガー」として認識されていたかも知れないが、

当初から「アイドル」として設定されているのだ。

多少歌が下手でも、そのタレント性、スター性、かわいらしさで許される「アイドル」。

ただここにきてsupercellの躍進で一気にメジャーに殴り込みをかけ、圧勝して見せた

(もちろんlivetuneの活躍もあったが、今センター街を見てみれば、supercellの凄さが分かる)。

ここで、アイドル意味を広げてみよう。

「歌って踊れるカワイイ女の子」ではなく、偶像としての、「時代」としての「アイドル」だ。

初音ミクの登場以来、何が起こったか。

初音ミクソフト自体の驚異的な売り上げ、

ニコ動でのボーカロイド旋風、はちゅねの登場、ねんどろいどfigmaの爆発的ヒット、痛車コラボ

星雲賞受賞、グッドデザイン賞を受賞、「桜ノ雨」旋風、そして、supercell

もちろん「人間」ではないし、「アニメキャラ」ともいえないので、

単純に比べられないが、社会現象としての「初音ミク」は発売2年が過ぎようとしても、まだ続いている。

ブームではない、まったく新しい現象。

今までも声優アニメキャラ名義でCDを出して売れる、てのはいくらでもあったが、

当然ファン自体が作った曲ではない。

たとえファンが勝手イメージソングを作ったとしても、声優が歌うわけではない。

その意味で、「アイドル」のために歌を作って、その「アイドル」に歌わせることが可能な初音ミク存在は、

既存のアイドル概念破壊する革命的な存在でもある。

俺は初音ミク教科書に載ると思う。

音楽教科書か(「桜ノ雨」は載りかねない)、社会科教科書かわからないけど、

日本だけでなく世界中クリエイターを刺激して、もっと面白い革命を起こしてくれると思っている。

ビートルズ音楽アイドル偶像だったように、初音ミクは21世紀のネット界のビートルズになる。

さすがにこれは言い過ぎか。

(PerfumeAKB48)/2=初音ミク

アイドルのことよく知らないけど、少し語ってみる。

supercellの大躍進を見て、ふと思ったんだが、初音ミクを「アイドル」として捉えた場合、

今のアイドルでいうと、PerfumeAKB48を2で割ると、ちょうど初音ミクになるのではないだろうか。

Parfumeはアイドル時代の地道な活動ももちろんあるが、

中田ヤスタカプロデュースになってからの人工的な「感情のない冷たい感じ」と「アイドルとしてのかわいらしさ」がウケた。

いうまでもこの人工的な「感情のない冷たい感じ」は、vocaloidである初音ミクの特徴でもある。

12月20日 - 『Twinkle Snow Powdery Snow』をネット配信限定でリリースmora winで5日間連続売り上げ1位を記録した。この頃からファンの手で動画共有サイトYouTubeなどにPerfume動画が投稿され、大量に視聴される。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Perfume

と、動画サイトとの親和性もある

(まあ今の時代、動画サイト、もしくは着メロを経由することでマイナーミュージシャンがファン達の手によってメジャーへとなっていくものだが)。

初音ミクが出た後、Perfumeの曲を初音ミクに歌わせた動画が出てきたのも、

単純に初音ミクテクノロジー結晶と、テクノアイドルという親和性だけでなく、時代的にマッチした興味深いコラボだったといえる。

AKB48は正直メンバー名前も知らないのだが、

「会いに行けるアイドル」[2]をコンセプトに専用劇場でほとんど毎日公演を行っている。メディアを通した遠い存在だったアイドルを身近に感じ、その成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していくアイドルプロジェクトである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/AKB48

と、「会いに行ける」=身近さと、「その成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していく」というのがある。

ファン以外は誰が誰だかわからないアイドルたちの、ファンの集積が「AKB48のファン」となる。

それは様々な楽曲、様々なテイストイラストで「プロデュース」された初音ミクのちょうど真逆だ。

AKB48はその膨大な所属アイドルの数によって、

一般人からは「AKB48という名前はわかるが、メンバー名前がわからない」というある種の奇妙匿名性を得ている。

結局ファン以外からすれば、得体の知れない集団となってしまい、おそらくこの奇妙匿名性を維持したまま活動を終了するだろう。

ブランドとしての「AKB48」はあるが、ファンは自分が気に入った各メンバーを応援することで、結果的にAKB48を応援することになる。

初音ミクは公式イラストはあるものの、無数の楽曲イラストによって、イメージが定まらないが、

逆にそこがプロデュースする方からすれば「自分色に染められる」魅力となり、

またファン(受け手)側からすれば、自分好み初音ミクを選べることとなる。

また、初音ミクは当然ながらニコ動でのアップと、公式設定にはない「ネギ」を持つ、はちゅねの登場などの「成長」や、

自分が好きな動画を見ることで「再生数が伸びる」という「成長」や結果としてランキングに入るという「成長」がある。

また特徴的なのが、アイドル(与える側:高)-ファン(享受する側:低)という上下関係ではなく、

自分たちで初音ミクを歌わせ、イラストを描き、動画を作りと、自分たちがプロデュース(曲などを与える)することで、アイドルとの上下関係が逆になっている。

それはファンがネット上であれやこれやと勝手意見を述べて、

たまたまそうなったら「自分意見アイドルに届いた」と擬似的なプロデュース感覚を得るのと違い、

まさしく自分の手でアイドル自身をプロデュースできるのだ。それは「究極の応援方法」とも言える。

なんかグダグダになってきたのでまとめよう。

Perfumeの「冷たさ(=人工的な魅力)」と、AKB48の「応援できる」「自分で育てられる」部分を足して2で割ったら、

ちょうど初音ミクになるよね、という話。

流行ってるアイドルを見ると、初音ミクがあまりにもピタっと当てはまっていて、興味深い。

初音ミクがよりメジャーになっていくのが、当然の流れに思える。

恐ろしいことに、まだミクは本気出してないのだ。きっと。

2009-03-13

supercellは○○○のパクリ

supercellは○○○のパクリ

そういってくれた方がよっぽど納得行く。

あのキャッチ-さは異常。ここ2、3年で5本の指に入るじゃないだろうか。

初音ミク関係なくryo才能がスゴイ。

公開されてるものはともかくとして、アルバムで初めて聞いた曲にさえ光るものがあった。

初音ミク関係なく、コンポーザーとしてどんどん活躍していってほしい。

ミクじゃなくても、彼のアルバムが出たら余裕で買うレベル

がんがれryoたん!

http://anond.hatelabo.jp/20090312233645

supercellryoって、ミクを購入するまで詩を書いたこともなかったんだぜ。

このアルバムのために無理して全トラック新録し直したんだぜ。

サマソニ行くくらいには音楽好きなんだぜ。

俺は影響を受けて、初めてサマソニ見に行ったんだぜ。

元増田的にとっては、そんなのはどうでもいい事なのかな。

ちょっと考えて見てくれよ。

2009-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20090312001443

livetuneは買ったけどsupercellやabsordはスルーした。理由は単純にヤスタカフューチャーポップは興味が有ったけど、VOCALOIDそのものにはそれほど思い入れが無いから。

自分もどちらかといえばボカロ信者だったのだが

最近だんだんVOCALOIDから遠ざかるようになってきて、supercellデビューを境にすっかり嫌いになってしまった。

VOCALOIDを知らない一般人にも十分聴かせられるような歌唱力の作品メジャーデビューするなら大いに歓迎するけれど、あの歌声はロボっぽさが目立っててとても他の人には聴かせられないし。ニコニコ同人活動で盛り上がるだけならいいけど、あれを一般流通に乗せてほしくない。

もともと自分が好きだっただけに、「VOCALOID曲の最高峰でもこんなもんか」って思われるのがすごく嫌なんだよね。「ぼかりすレベルとは言わないけれど、もっと調教はしっかりして欲しかった。

お店の中や街中であのミクの声が聴こえてくるのがすごく嫌だ。

2009-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20090308152436


元増田さんがまだ残ってるかどうかわからないけど、もし居たらぜひこの記事について意見を聞かせて欲しいんだ。

煽りとかじゃなくマジで


http://slashdot.jp/~TarZ/journal/450116


ちなみにMEIKOというのは初音ミクと同じクリプトンから、初音ミクよりずっと前に売り出されていたボーカロイド

平沢進氏が自分楽曲ボーカロイドを使っていたなんて、本人が発言するまではほとんど誰も気付いていなかった。


この事実についてどう思う?


あと、個人的な意見を言うとryoさん(Supercell)はあんまりボーカロイドの調整が美味い方ではないと思う。

楽曲自体は素晴らしいところがいっぱいあるし、いっそのことこれをキッカケに生身の歌手のための作品を作るプロになってくれたらいいんじゃないかと思ってるけど)

だからryoさんの作品だけでボーカロイドすべての「実力」を見切ったつもりになられると、いちボカロFANとしてはちょっと悔しい。


平沢氏のように、生身の人間とまがうばかりの調整をさせる人もいれば、ボーカロイドならではの特徴を生かして、ボーカロイドでなければ歌い得ない作品を作ってる人もたくさんいる。

(ここで迂闊に紹介するとその作者に迷惑がかかるかもしれないので控えますが)


ボーカロイドというのはまだまだいろんな可能性を秘めた新しい「楽器」なんじゃないか、少なくともその可能性は大きいはずだと思ってる。

まず否定ありき、で入ってきてる人には、その可能性はなかなか気付けないのかもしれないけど……。


もしかして、50年、100年後になってふり返ったら、実は今の私たちは音楽歴史の大きな転換点に立ってたんだと気付くかもしれないよ?

ただ単にボーカロイドという技術の話じゃなく、プロアマチュア、という区別や、著作権というものの在り方そのものもどんどん変わってゆくのかもしれない。

ニコ動におけるボーカロイドのもう一つの魅力は、ひとつの楽曲があらゆる人にどんどん引用、改変され、名作にはあっというまにアンサーソングが作られたり、たくさんのPVや「歌ってみた」動画が作られてゆくこと。こんなことは今の著作権にがんじがらめに縛られたプロ世界ではなかなかできない。作品レベル云々ではなく、そういった生々しい”躍動感”に惹かれている人も多いはず。本来、「生きた文化」というのはそういうものであったんじゃないか、河原で演じられる大道芸投げ銭を投じるような、即席で吟じられた和歌に返歌するような、そんな時代がネットによってもう一度復活しようとしてるんじゃないか、とさえ個人的には思っているのですが)


せっかくこんな面白い時代に生まれ合わせたのに、元増田さんみたいに凝り固まってるのは、なんとなく勿体ない気がします、よ?

今ならsupercell初音ミクを批判すれば、いくらでもレスがつきます!!釣り放題。

それだけファンがいるってだけでもスゴイね。

アンチがいて、それに何か言い返さないと気が済まないファンがいる、

この構図を作り上げただけでも、音楽性とか所詮ソフトだとかオタクキモイとか関係なくて、

アイドル」として十二分にスゴイと思う。

しかもオリコンデイリー2位獲ったんでしょ。

3日に発売のAKB48の「10年桜」がデイリー3位だから、枚数はわからないがランクだけみれば、紅白に出たAKB48以上。

・・・書いててマジでビビった。

http://anond.hatelabo.jp/20090311202932

ACIDMAN凛として時雨やらJロックをよく聞くんだけど、

初音ミクでもOSTER projectやlivetuneとか有名どころはウマイと思んだがな。

supercellはその中でも飛び抜けてる。

2009-03-10

supercellアルバムを聴きながら思うこと

ものすごくどうでもいい大きなお世話だとは思うんだけど、ソニーはどういう意図でこのCDを出そうと思ったんだろう、と思った。悪い意味とかではなく。

supercellというクリエイター集団に今後の可能性を感じたから契約した

初音ミクという旬の素材に可能性を感じたから契約した

・単純にインディーズで十分な実績があるので、とりあえずメジャーから一枚出させせばそれは利益が出る程度に売れると思ったからワンショット契約した

もちろんこれらの要素が複合的に絡み合って今回のリリースになったんだろうけど、色んな意味で今後の展開が気になる。

というのも、そろそろボカロブームというものが成熟期に入って、

ボーカロイドを極めれば極めるほど、生身のボーカリストには無い新しい魅力が出てくる』季節から、

ボーカロイドを極めれば極めるほど、結局どこまで行っても生身のボーカリストを越えることは流石にできないという気持ちが湧いてくる』季節に入ってきたと思ったからだ。

このアルバムも素晴らしいアルバムだと感じたけど、極論すれば、きっと生身のシンガーが歌っていればもっと音楽性の高いアルバムになっていたはずだ。

とはいえ今回は初音ミクでないと、ボーカロイドでないと意味が無かったのは判る。それくらいは自分も理解しているつもりだけど。

だけど、この先はどうするんだろう?

きっと今回のアルバムは十分にソニー利益をもたらす程度の売り上げを出すだろうけど、その次というのはどうなるんだろう。

またこれだけのクリエイター集団を擁しながら、『次もボーカロイドでヨロシク』となるのか『次はボーカリスト使わないか?』となるのか。

それとも今回はご祝儀的に売れたけどどうせ次はそんな売れないしもういいよ、同人に帰りなさいってなるのか。

多分どの道をたどっても実は厳しい道だと思うけど、それがどうなるのかは物凄く興味がある。

大きなお世話だと思うけど、そういう意味でこのセールスの先を、見ていきたい。

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